2008年 11月 10日

個展初日 続:麻痺

盛岡晴れ。今日から個展である。しかし夕べの残務が少々あって、不安だらけ。
また岩手医大病院に行かなければならずやることが多い。

右顔面の麻痺はまたやや進行した感がある。唇の麻酔のような痺れはないものの、食事の時の違和感(飲み物は右口端からこぼれそうになるし、固形物は咀嚼がテキパキできず噛む回数が足りなくてやや丸呑みになったり、唇にいろいろ付着してやたらティッシュを使うし、右の唇と歯の間にたべものが入って残ってしまう etc.)
飲み薬は効いているのだろうか。


まずは車で個展会場のギャラリー彩園子(さいえんす)へ。
9時過ぎ。開場は10時なのでその前に第二会場の方の手直し。
踊り場の吊りもの、上部の接着に不安がある。裏側から補強の紙張りが必要だが紙の準備が要る。時間的に開いている店はあるだろうか、、と出たとこ勝負で近所を走る、、と、なんと骨董屋さんがこんな朝からもう営業している。昔、よく通った骨董店だった。主人の顔の憶えあり。場所を1本裏手に移動してやっていたのだ。用事を忘れて?ふらふらと入ってみたら大正時代の大福帳が数冊積まれていた。ページによっては何も書かれていない部分もある。三冊(緊急には三冊も要らないのに)購入。
画廊に戻りその中の数ページを解き接着糊で裏側を補強。薄い紙だし色味も透けないので助かる。強度もいいのではないか? 期待しているぞ、和紙。


そこへ岩手日報の記者さん来場。もう開場時間になっていたようだ。
ギャラリーIへ同行し取材をお受けする。ありがとうございます。

c0156162_040349.jpg

c0156162_041534.jpg

c0156162_0424230.jpg

c0156162_0445679.jpg

ギャラリーIの方はここ4〜5年間で作った中から大きめ(約50号サイズ前後)のものを10点。


この2階は喫茶店だがその壁にも同じく大きいサイズ3点と小品6点を飾る。
制作の背景などを話す。

c0156162_0453769.jpg

c0156162_0462167.jpg

IIの方は今回のための新作。私が補強作業をしている間に記者さんにさっと見られたのだが、あまり関心を示されなかったようだ。作品の展示意図をお話しすると興味を持ってくれて、「写真はIIの方のその作品の前で撮りましょう」とまたIIへ戻る。(IとIIは別棟で50m以上離れている)

意図というと大げさだが、何点かの作品額を横並びに繋げているのだが、それぞれの版画の中に赤く細い線が刷り込まれていて(正確にはシンコレしてある和紙に元々刷られていた赤い線なのだが)、その線が水平になるように額の高さや傾きに規則性を持たせたために、一見してガタガタに並べられている。

c0156162_0464920.jpg

その縦バージョンもある。取材写真はその縦バージョン作品前で私も一緒に写り込む形で撮っていただく。取材して頂いた話のどの部分をどのように料理していただけるのか楽しみです。
どうぞ、よろしくお願いします。

記者さんが帰って、急いで医大病院へ。「午前中には来て下さい」と言われ10時半過ぎている。車で行ったのが禍した。駐車場前の長蛇の列。列んでやっと停めたはいいが、診察受付は11時まで。15分程過ぎてしまった。午後は14時からの診療となる。しかたがないのでその間にちょっと用事。医大横のクラムボンに入りラヴィとロジコを見て、直利庵で昼食を済ませる。「大天もりそば」を食べる。しかし口の按配が悪い。ズルズルッと蕎麦をすすれない。噛むのも心もとない。自分の口なのになんとも手こずる、、、口ずる?、、だろうか。
隅の席でひっそりと食べれたので人眼は気にならなくてよかったか。
食べ終わり13時半。医大へ向かう。14時からだが待合所の椅子は満杯。その隅に腰掛け呼ばれるのを待つ。すこし眠っていたようだ。呼ばれて寝ぼけ眼に受信。お話を聞くだけだ。
ここは「神経内科」だがこの顔面麻痺は耳鼻科の領分のようだ。青森のいつも通っている耳鼻科に宛てて紹介状を書いてくれるそうなので、もう一度明日の「11時前までに」来院するように、と言われた。あぁ、はい、、、。

画廊へ。丁度大学の同級生のhさんと画廊前で会って立ち話。しばらくぶり。作品もこうして見てもらえたのは久しぶりではないだろうか。近況報告とか現状とか、自分に起きた急な病気の話題など、お互いに年齢は隠せない。しかし同級生というのは不思議なものでい一瞬で大学生同士のあの当時の年齢で話しているものである。気持ちだけは瞬間的に若返る。


土曜日に搬入を手伝ってくれた作家の浅倉さんが差し入れを持って来てくれた。ありがとう。一緒にIIの方へ。IIでは千葉 勉さんが来てくれた。懐かしい顔も久しぶりで、むこうもこちらもちょっとした変貌ぶりに相手の顔を一瞬確認してから話かける。おかしい。髭が白くなって伸ばした髪を後ろに1本束ねている私は確かに少しイメージが変ったかもしれない。あえてイメージを変えている節もあるのだ。千葉さんはすこしお痩せになったようだが。
またまたお互いに病気話になってくるのはしょうがないかな。

Iの2階の一茶寮へ。
オーナーの村井さんが厨房で料理を作ってくれている。オープニングパーティは手料理だ。嬉しい。ラビィの川口さんが美味しいお漬物を持ってきてくれる。スタッフで作家の鎌田紀子さんも一緒。2名ともオープニングパーティまでは居られない。用事があるのか、残念です。
庭師のヤエガシさん。日本酒を持参でお元気そうな顔を見る。随分お久し振りだ。Yさんも用事があって帰られてしまった。そろそろ厨房から揚げ物のいい匂い。

仙台の尾崎先輩のお長男が「父と私からです」とお酒を頂く。ありがとう。彼もこれからバイトがあるそうでパーティに参加出来ない。初めて会ったがとても礼儀正しく気持ちのいい若者だ。今年の岩手芸術祭では賞を取られたという。次回は一緒に飲みたいですね。

だんだんとみなさんお集りです。
うえむられいさん、田村晴樹さん、高橋キサ子さん、ナミオカさん、濱さん。
小笠原卓雄さんもおみえ。百瀬寿さんもお越しいただきました。
懐かしい顔や初めてお会いする若い方々などが多数お見えに。
だんだんとパーティの雰囲気が盛り上がります。

このような機会を与えていただいた皆様に感謝申し上げます。




にほんブログ村 美術ブログ 版画へ
にほんブログ村
[PR]

by aura-21 | 2008-11-10 23:41 | 作品画像


<< 寝坊 医大 彩園子2日目      搬入・展示作業 麻痺悪化? >>