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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2009年 06月 19日

残りを額装へ 箱

晴。
夕方近くになって残りの作品を額屋さんへ持ち込む。
昨日の目算ではあと十数点くらいかと思っていたが、実際に準備してたら昨日と同じくらいになった。
途中から自分でも数えるのが恐くなり、塊でドドーンと持ち込んだ。
結局は全部で60点近くになったのではないだろうか。
多けりゃいいってもんじゃない。額装に経費かかり過ぎ、、、自爆。



太宰 治の生誕百年か。
もうそろそろとは思っていたが、テレビのニュースを見るまで忘れていた。
まぁ、覚えてても別に何をする、というわけでもないのだが。


ニュースで前々から話題の「国立メディア芸術総合センター(仮称)」
2009年度補正予算案に117億円の設立費用が盛り込まれているという報道と一緒に小耳に挟んだ。
箱もの行政と批判され、野党からは「国営マンガ喫茶」と揶揄されているそうだ。
税金と箱もの行政という切り口での攻撃は「美術館」建設もさして変わらない気もする。美術館の方が漫画よりも「むずかしそう」に思われてあまり多くの意見が出てこないような気もする。なんだか曖昧でモコモコとした部分もあるのだろうか。漫画だともっと身近に感じられるジャンルのせいか意見ももっと多方面から出てきていそうだ。
メディア芸術総合センターのコンテンツが明確に判らないけれども、既成の美術館や図書館では補完できない部分を専門的施設部分としたらプロポーザルがされるのだろう。
美術でもアニメでも国の庇護のもとで動きだすととたんに衰退していきそうだ。きっと中身に関わるお役人がそれらを理解できないか誤解するかし、でも予算は消化しないといけなくなって、とんちんかんなことをしだすからかもしれない。建てるな、、とは思わないが、旧来と同じようなお金の使われ方だと期待は半減しそうだ。経年変化で最初に掲げたモットーやモチベーションが政変の影響も含めてクルクルと変わってくる。もっと水脈の深いところとクリエーティブな精神は繋がっているはずなのに。、、と思いたい。


夕食前に県庁前の広田神社 宵宮へ初めて行った。
敷地は狭いが、ねぶた囃子や消防署員?による纏を振りまわす奉納が行なわれていて、神社と氏子・地域との密接度を感じた。子供も多かったが指導員の腕章をつけた大人もたくさんいて、生活指導が短い通りの端から端まで行き渡っている。

by aura-21 | 2009-06-19 23:34


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