2004年 08月 31日
朝からボチャッボチャと雨。台風通過。思ったほど青森市内は荒れなかったが沿岸ではどうだったのか。 「領域を越えて…」とはよく聞く言い回しだが、領域の必要性があるのならばその領域にしがみつくことやその場に踏みとどまることも重要なことのような気がする。「美術の領域」と書いても美術に関係している人ごとにその領域は同一ではない。もともと同一ではないことに「領域を越える」越境のダイナミズムな意義とはなんだろう。 錆びのように纏わり付いて身にのしかかっている縄張り意識のような領域はたぶん周囲から打破されるべきものでしかないのだが。 昼過ぎに「ひいろ陶房」さんへ。五戸町の展覧会チラシを置かせてもらう。 お茶を頂き世間話。お邪魔しましたぁ。 18時からアウガ、県立美術館アート公開講座。 今日のテーマは棟方志功、「志功四講」[武田公平(棟方志功記念館)、若井秀美(棟方志功記念館)、對馬恵美子(県立郷土館)、菅野 晶(県文化振興課)、司会 三好 徹(県文化振興課)]による…を聴く。 四人による各ミニ講義、それぞれもっと時間をとって語られれば深い話になるのだろうに、制限時間を四つに別けたのでは講義内容は物足りないものになったようだ。スライドを使った(画像的に鮮明さにはかけるものの)菅野さん、若井さんの講義は解りやすい印象。對馬さんの調査も重要だがその調査結果から判った内容をもっと聴きたかった。 告知に。石澤暁夫アート展(浪岡町中世の館 大ホール/浪岡)、土岐千佳子絵画展(ギャラリーデネガ/弘前)を追記。
by aura-21
| 2004-08-31 22:35
| ART
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