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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2009年 10月 20日

野外展 土澤へも

雨。ホテルの部屋で疲れて目覚める。今日くらいは朝飯も食おう。1階に降りて新聞を拡げる。
昨日初日には岩手日報や盛岡タイムスの記者にも取材された。記事はいつ、どういう感じに出るのだろうか。

野外展 土澤へも_c0156162_22151579.jpg
[県令邸内の展示作品]

旧石井県令邸での「アートの風展」は「アートスクエアinいわて」の一環だが、今日スタートする盛岡城跡公園 芝生広場を会場にした「アート・スクエア展」もその一環。10名の地元作家による屋外展示。盛岡城跡を散策しても場所が見つからない。県立図書館の裏手だと発見した頃には雨脚が強まって隠れるところもない。書家の沢村澄子さんが展示作業の手を止めている。雨では作業は捗らない。他の方の作品もこの雨では哀しいかな。一瞬の晴間、でもまた小降り。じょじょに晴れに向いそう。時々降る雨を避けながら10点をみる。野外展示というのはどうなんだろう。その後に会ったY君と話していて「昭和な感じかな」、、と感想。
屋外インスタレーション。設置に時間をかけない分だけ、あまりに「持ってきて置いた」感じが強い。風景とどのように同化するのかは、作品と一緒に見える周囲の状況(手入れの入った芝生や植生のある公園)との強度の関連性。70年代から80年代に流行した野外での展示とどのように違うのか。当時はなかった新素材で作られたものや感覚的に今の時代だから生まれたような表現には微笑んでしまう。


ギャラリー ラヴィへ。11時開場。同時に到着しオーナーの川口さんが鍵を開けるところ。

ワタリドリ計画」の麻生知子さんと武内明子さんが数分後に登場。装置をセット。今回は温泉がテーマ。絵の中で映像が映し出される。やー、いい感じ。のんびり湯に浸っているような脱力できる気分にさせてくれる。2人は青森でも展示していました。青森の時と同じく「ご当地」を作品の素材にした時には「温泉」は大きなキーポイントかな。なかなかいい感じです。

ラヴィの鎌田さんに教えてもらって「盛岡駄菓子」の関口堂へ。お土産購入。



土澤へ。先日の台風で1箇所「おふだ」の剥がれたところへ補修に。
路傍の石に設置したおふだも角が剥がれていて補修。同じく参加している柳田さんが自転車で通りかかる。「土澤けんちく新聞」の名前が付いた自転車で建築スケッチを続けていたそうだ。
「あれからずっといたんですか?」と尋ねると「はい。今日一度帰ってまた来ます」
『すごいなぁ』

夕刻、八丁土蔵へ。閉めた店内、これから盛岡経由して青森へ帰ることを伝えると「眠気覚ましに」と珈琲をご馳走になりました。五十嵐さん、ありがとうございます。


土澤を後にして夕焼けの中、両側が畑の道を走っていると山上くんからの携帯が鳴る。
「DVDが出来上がりました」
家の郵便受けに入れておいてもらう。
明日から彼は新婚旅行でスペインだって。気をつけて行ってきてね。土産話を楽しみにしているよ。


盛岡の「もりしげ」でひとり焼肉と冷麺。テレビでは花巻東高校の菊池雄星選手の動向を伝える報道。超高校級。あまりスポーツに関心ない自分だが、焼肉屋の店主がその話題で話しかけてくるので相づち程度。


国道を走り青森へ。23時には帰着。

by aura-21 | 2009-10-20 23:21 | 作品画像


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