2009年 12月 22日

あかりのありか その4

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野坂徹夫さん「道」。アルシュ紙を造型し中のあかりで紙の表情が浮き立ちます。
道の両側に立ち並ぶ樹々が物語の中に見る側を誘っているようです。一枚の紙が作る陰翳がこんなに複雑で深いものに変わんですね。作家のもつ表現の優しさを技量に包んであかりを染め出します。


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佐藤広野さんのドローイング「無題」です。
それぞれに風景画と人物画ですが、そこから何を見て感じるかは観た人の人生に委ねられます。
いろいろな描画素材で厚く塗り重ねられています。下地の紙は絵具ででこぼこしてそれがまた絵に表情を生み出しています。


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私(橋本尚恣)の「左樹」「右樹」。表装して左右の対にしました。版画を表装したのは初めてです。周囲の表装布の選択やデザインはすべて若い表具師さんにお任せしました。作品から感じるほとんどの要素が表具師さんの仕事といってもいいほどにその色彩やデザインに助けられました。
中央に貼り込まれた和紙に刷ったドライポイント部分が私の仕事です。

(画像は舘山大さんより提供いただきました)
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by aura-21 | 2009-12-22 22:44 | 作品画像


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