2003年 02月 22日

ICANOF食間展

ICANOF「食間展」を見るために八戸へ。
お昼近くに八食センター「勢登鮨」で海鮮丼と握りで「 鱈きく・子持ちしゃこ・えんがわ・牡蠣」などを超〜美味しくいただく。八戸遠征の楽しみの半分はここで叶えられました。

14時過ぎに八戸市美術館へ到着。ちょうど玄関には美術館の古舘さんがいらっしゃいました。「日記見てます」…にちょっと怯む。「最近は『妻が…』って多いですね。」…にまた怯む。
3階までの展示を拝見。
1階…ミロスワフ・バウカ氏のインスタレーション
2階…舩水さんたちの作品は写真を使うインスタレーション。写真の「言語化」されるべき部分の延長線上にあるものを取り込んだインスタレーション…とでもいうべき感覚。
他 写真の展示。展示の高さを色々変えているのは主宰者サイドの「インスタレーション…仮設」の試みであり仕掛けであり意図をもった本展の姿勢である。
3階…パク・ファヨン氏による映像インスタレーション。他 写真展示。
あれあれ〜会場にて…県美術館整備室の黒岩さんと国際芸術センター青森の松永さんに会った。
市内数カ所にも展示していると聞き霙降る十三日町の街頭へ。
全部はもちろん捜せなかった。捜せない事が「この街」の「深さ・不可さ・負荷さ・孵化さ・附加さ…」(ちょっとICANOF的…表現風味)。捜せた写真の置かれ方はむしろその場の風景に溶け込み過ぎていた。気付かせない程に…。

古舘さんに案内されて別室へ。この施設内でも銅版画の普及に貢献する講習会が開かれていました。今後の取組に期待します。




19時より八戸市美術館にて写真評論家 飯沢耕太郎氏による特別講演 「写真の方舟」開催。氏による批評と評論の考えと立場の差。自らは評論の立場を…どんな写真にも良いところがひとつはあるはず…的にポジティブなスタンスで写真を紹介(鑑賞者と写真家 写真をつなげる)する点に置いているという。
「写真は記憶…個人的な記憶以外に人間すべてに関る記憶に繋がるもの…の再生やむしろそれを作り変える力があるものであり、それがよい写真というものかもしれない。」
後半は写真家 ダイアン・ア−バス(「特殊であればあるほど普遍である」:リセット・モーデル)、荒木経惟(ポスト・モダン以降忘れられがちな「物語性」の復権)、牛腸茂雄(写真=過去の記憶を再生させる力)の作品をスライドで見ながらのお話。現代の写真についての話がもっと聞きたかったのだが。




写真に限らず美術でも彫刻でも文学でも「それらしい表現」をしているだけのものにはあまり魅力を感じない。



次回 八戸市美術館では「戸村茂樹展 -自然をみつめて-」が開催されます。告知欄に。
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by aura-21 | 2003-02-22 23:42 | 展覧会


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