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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2004年 02月 16日

ポロック

夕べから雨で車道はすっかり雪の消えた青森市内だが家の前は圧雪してたのが溶けだしぬかるんでてハンドルを取られる。隣の家の塀に激突しそう…





午後からACACへ。
残った材料などの片付け。刷った版画はもうしばらく水張りした状態でインクの乾くのを待つことにする。
さて3月の個展の案内状などを準備しないと。





嶋中さんからメール。
「シネマヴィレッジ8・イオン柏」で21日から「ポロック 2人だけのアトリエ」というエド・ハリス 監督 製作 主演の映画が上映される。

アメリカの現代アート作家を扱ったものには既にビデオでも出ている「パスキア」(監督はやはりアメリカのアーティスト ジュリアン・シュナーベルの初監督作品)がある。パスキアもポロックもその死に方に芸術家的な?謎を含みながらも破天荒なサクセスと人生があり映画化した時に感動を呼ぶ題材かもしれない。過去にはゴッホを扱った映画もあった。みんな若死だな…。芸術は死によって完結するのか…? それは単に「物語」のための味付けだろう。死んで美化される前にまず目前の作品と生きている作家にこそ注視するべきことはたくさんあるようだ。

「内助の功」でダンナの芸術が認められました…かのような演歌的(日本的に言えば?)な映画を、もしかみさんと見に行ったら、勘違いして一緒に頑張りましょう…みたいな? 「夫婦で手をとって」的短絡な共感に陥る危険があるな。
能無しダメ夫のケツを叩かれるだけかもしれないけど…

この映画そのものは観てみたい。ポロックという芸術家の生き方をどう映像にまとめあげているのか。そうなると実際のポロックからはどうしても離れてゆくのは当然だろう。

by aura-21 | 2004-02-16 22:29 | 映画・演劇


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