AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2004年 04月 21日

2つの展覧会 総会

晴れ、風が強い、桜の花の散るのが心配。なかりせば…のどけからまし。

かみさんを仕事に送る。彼女の仕事(派遣)も今月で終了する。

午後から新町方面へ。個展を2箇所。

西衡器 ゼフィルス「柳谷俊彦 作品展」
油彩。基底材にはキャンバス以外の戸棚の戸などを使っているがそこには特別意図はなく四角い画面でたまたま身近にあっただけ…という。描かれたグラフィティは私には例えばパスキアのようなアメリカにおける80年代ニューペインティングの影響を感じたが彼のテキストはまた別なところにあるという。文字やその記号的イメージをモチーフにしていることで油彩の技法的稚拙さが強調されてしまったのが気になった。文字(象形文字のような絵から文字への過程)のような図形を描く時の「書」との関係(無関係)をどう捉えているのかも気になる。作者が表現しょうとしたものと実際に現れたものとの間に居る彼の「美術」に対して取っている距離感のようなものが会話として積み上がってこない焦躁感にとって変わる。どこまで「絵画」を自ら引き受けて自立しようとしているのか…彼にとってもそれは「焦燥感」に違いない気がした。


喫茶パオズ「成田弥生 版画展」
この作家の版画作品を初めてみる。若い表現者に喫茶店内を無料で貸して応援しているオーナーの飯塚さんからお話を伺う。ハガキサイズのモノクロ木版画は戯画的人物。いやイラスト的というべきか。同一サイズで30枚以上の木版画を展示しその他にも多色刷りの木版画(たばこや有名なお菓子のラベルを模した絵)32種類を販売している。1枚300円というのも気に入れば求めやすい。時々ストリートで売っていることもあるそうだ。その姿勢に「美術」な敷居を感じさせなくていい。この作者は30代半ばの主婦でもあるそうだ。版画の技法というか手慣れた感じよりは年賀状のような気安さが気どらなくて楽しい。ついついその全32枚で1,500円というお楽しみ袋を買ってしまう。次回があるなら多色でオリジナルなもう少し大きな版画作品を見てみたい。





18時より「AIRS 第2回 通常総会」青森市中央市民センター。国際芸術センター青森(ACAC)におけるAIR(アーティスト・イン・レジデンス)のサポーター(通称 AIRS エアーズ)の昨年度の事業報告と今年度の事業計画案の承認、今年度ACACの事業概要、来週から始まる「春のAIR」説明、AIRS規約の変更に関する説明と承認。
個人的にAIRSに適さない発言をしてしまう。「22時以降の街への買物などの案内をサポート出来ないだろうか…」というSさんの意見に「今回は地元(弘前)出身の作家も居るし作家同志で助け合うのでは…」と言ってから『それじゃサポーター必要ないか…』と、ここで言う意見でもないな…。
サポーターにも各自手伝える時間帯の制限もあるし人員的に十分とは言えない数である。全てを完璧にサポート出来なくても仕方がないとすこし肩の力を抜いてもいいのではないかと思う。(最初から抜く必要もないが)力が入り過ぎても具合が悪い場合もある。ボランティアとかサポートはそうしたものではないだろうか?…と、最近思いだした。
いや、やれることはやりたい…とした上で、である。(言訳に聞こえる)
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by aura-21 | 2004-04-21 22:48 | 展覧会


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