AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2010年 07月 18日

仙台へ 中学生デート

8時10分発、青森駅前から仙台行バスへ乗車。
4時間少しで仙台到着。天気は曇るか小雨の予報と聞いていたが快晴。じりじりと暑い。青森から来ると仙台の都市化した街並は舗装した地面からの輻射熱もあるのか倍以上に熱気が立ち上っている。


今夜から二泊する東横インへ荷物を預けて会場へ。
しかし暑い。熱射が肌に刺さる。シャツは吹き出す汗ですぐにぐっしょりと濡れてくる。

明日からの展覧会「Sendai Artist-run Place オープニング展」
展示作業の始まる前で壁には作品が立て掛けてある。
TAKAHASHIさんやSARPスタッフのsatateさん、後からAONOさんもお見えになった。
持ち込んだ三点を拡げて開いているスペースに立て掛ける。
ホテルからの道すがら肩に担いできたが肩口の汗が風呂敷を通して中の箱にまで達している。水分に少しふやけた段ボール箱が情けない。
「作品展示の作業はこちらでしますので」という言葉に甘えることに。
発汗作用で気分もボーッとしているから手伝いにもならないだろうな。
すみません。自分の作品だけでも展示作業するつもりでした。

しかし、後は何も予定がない。明日の夕刻にこの会場でオープニングパーティ。それまでの26時間をどう潰そうか。



中学時代の同級生kさんが連休でもありちょうど時間があるそうだ。
案内状を出していたので今日の搬入での在仙を知っていた。
携帯メールで連絡をとり「藤崎 青葉通り口」で合流。
お互いにいいおじさんとおばさんである。こうした対面は見えなかった自分自身の時間層の様相を突きつけられる気がする。何も建設的ではない自分の人生の空虚さを感じさせられる。あぁ。
しかしおじさんおばさんも中学生に逆戻りした会話になるのは「プチ・クラス会」か。
もちろん大人だから気遣いする言葉だってあるのだ。

kさんも街を出歩くのは久しぶりだという。
もうひとりの都合が悪くなり二人だけで歩くのだからデートといってもいいのか。
kさんの知る「20年ぶりに入る」という喫茶店は祭日でもあり混んでいた。しばしレジ前で空くのを待つ。20年前にはいったい誰と入ったことだろう、、などと、勝手な想像も湧く。

「お腹減っちゃって」とシフォンケーキと紅茶を頼むkさん。
私は画廊に入る前に食べたラーメンがまだ胃の中に。

「早くビールが飲みたいんだけど」
kさんがその昔入ったことのあるという雑居ビル地下の居酒屋へ行くと最近閉店したようだ。
過去の風景が実体を消してゆく我らが世代。あるいは不況的なご時世なのか。
17時前には別の店に入って乾杯のご唱和。しかし1杯目が美味いねぇ。
思い出話に花が咲く。最後にあったクラス会は何年前だろう。その時しばらくぶりに会ってみてそれぞれがそれぞれに人生をにじませた大人になってて、それが上り調子の様相から下降線に転じたくらいの時代に位置していたことにひどく驚いた記憶がある。もうクラス会には顔出しなどしたくはないという決意が芽生えた。

プチでもクラス会なのか、あるいは単にデート気分を仮想しているのか。
怪しい気分もアルコールとともに消滅してゆく。
ちょっと笑える(笑いとばしたい)ようは話も聞いて、何杯めかのサワー。
話も訥々として話題も途切れてきたかな、そろそろ帰るかね。
「ここは私が出しておくから」と言われ「次回にはフランス料理ね」とも言われて、素直に「ごちそう様です」の私。

早起きしてバスに揺られ慣れない都市で熱射に晒され疲労感満載なものの、バス停のある駅前までを歩く。途中VELOCEでアイスカフェオーレ。まだ20時頃。普通ならこれから飲みも佳境な時間帯のはずだが中学生のデートはそういうものであるのだよ。(今の中学生は違うって? いいのだよww)
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by aura-21 | 2010-07-18 23:26 |


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