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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2011年 03月 26日

開館/閉館

先週から被災された地域や関東圏にある美術館で計画停電や節電のため展覧会の一部期間短縮や一時閉館という状況が聴こえてくる。画廊では開いているところもあるようだ。作家はその作品展のためにもっと前から準備し制作してきている。開催を見送った展示の作家はさぞ悲しかっただろう。でもこの時期の多くの被災された人・地域のことをきっと想ってそうしたことだろう。また、だからこそ何かの力になりたくて開催しているところもあるはずだ。

どちらにしても、ただ「被災を中心に考えている」のではない。アートは作家の創造力と想像力の織りなすものである。作家は、そして開催をサポートする関係者・団体は、その気持ちに一番寄り添うべく考え行動しているに違いない。


さまざまそうした関連のサイトを閲覧して廻るといつの間にかURLが変わって「ページが見つかりません。」というところや、数年前に最終更新されてから新たな更新が無いところもある。
サイト管理は「更新が命」でもある。その後のそこでの運営状況を知らせ続けないといけない。
ちょっと自己反省的に、そう思ったりもしている。

展覧会情報はTwitterやSNSやMLで発信したり知ったりする傾向が増大したのだろうか。




岩手県立美術館では
「岩手県の地震災害復興対策に関連して、平成23年度の企画展等の計画について見直しを行い」「平成23年度に予定していた企画展・企画展関連イベント(講演会・ワークショップ)はすべて中止いたします。」
と決定した。
、、、すごい、、、、

もちろん被災地を抱える自治体の公的美術館すべてが同じことをすべきだとは思わない。
開館している美術館だっていろいろな思いを持って方法をさがし開催しているはず。
そのどちらにも被災復興への衷心からの祈念があると思う。




父の祥月命日。

by aura-21 | 2011-03-26 22:42 | 展覧会


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