2004年 09月 19日

実験室 お茶会

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かみさんに車を貸して私は「空間実験室」で降りる。
今日から1階では柳谷暁彦さん個展、3階では「OMA」展(OOYANAGIさんのバックとEBIKOさんの写真による二人展)
1階のコーナーでは喫茶も営業中。辛いタイカレーを食べながら柳谷さんとの会話。今回展示した作品はもっと昔に描いた絵だそうだ。宙づりのプラスチックお菓子缶にはTシャツに絵をプリントしたものが丸められて入っている。私には最近の作風と左程の違いを読めなかったが、初期の作品と聞いて「処女作にその作家のその後のすべてが現れる、と文学では言われるけれども、どうなんでしょうね」と言うとニタニタと笑顔を返された。
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない…人ってどんどん変わるから…。

3階の「OMA」展。OYANAGIさん在廊中。三月の私の個展でも見に来てくれたし今日もお話できた。彼女の大学時代の仕事(ドローイング)を見せてもらう。その展開がこのバックだとするとおもしろい。バックの作品は新作だが昨年の実験室でも彼女のバックの展示は見ていた。コラージュを多用しているのがバックではパッチワークになった…とそのまま書くとなんだか腑に落ちてしまうが本人も「昔の友人にはそう解読された」と笑っているだけ。解読の筋道は作品のおもしろさとは別なものだろう。作品が腑に落ちることに意味はない時もある。
周囲には写真パネル。大間の風景と飼猫の写真。大間で写真館を営んでいる方の写真とか。私は猫とか犬を飼い主が撮った写真はもうそれだけで「見たくない」…という個人的偏見に固執している。猫ッ可愛がりした個人的過ぎる嗜好を「ねぇねぇうちのミミちゃんかわいいでしょ?」みたいに押し付けられるのを感じてしまう。我家は動物を飼っていないが近所の小型犬には玄関の出入り毎に「キャンキャン」と吠えられる。うるさい。これだけが個人的な小動物への恨みかどうかは判らないが…どうもペット自慢には身を引いてしまう。(しかし星の数ほどあるホームページの個人紹介には付属して自慢のペット紹介ギャラリーが必ずあるが…可愛くない)…と断った上で「写真の人はテーマを持って撮ってる方ですか?」と聞いちゃうのは失礼だったかな。広告写真ではいろいろ賞を取っている方だそうだ。
帰りにお手製のクッキーを頂く。ありがとう、魚の形だ。大間は「マグロ一筋」Tシャツがオリンピックでも有名になった。魚もそれにゆかりかな。




先日、某人と写真についての会話。現在のデジタルカメラの隆盛はすごいが紙焼きの段階でのプリンターと感光印画紙との出来上がりは印画紙に軍配があがる。写真でもマチエール(質感)は重要な要素。デジタルは写真でも版画でも問題を提起している。デジタル画像は写真か版画かを誰かに決められても意味がないと思う。しばらく行方を静観している。





ARTizanの「お茶会」に早めに着いたらまだ誰も来ていない「今日はないの?」と不安にさせられたが私のフライングだったようだ。15時、7人でお茶会。2名新規参加者あり。
今日のお題は先日開催されたファンドレイズ(資金調達)講演会を聞いてきたメンバーによる概略報告会となった。アメリカにおいてその種の仕事をしている日本人 大西たまき氏の公演を聴きメモから抜粋。アメリカでのことなのでこの日本で特に青森での実践にはもちろん背景も違うことなのだが、読み込み方でたくさんの発見もあるのではないか。
報告者メンバーからも職務上同じような経験から直面した現場の話などが飛び出す。困ったことも多い。

高樋さんに家まで車で送ってもらう。ありがとうございます。
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by aura-21 | 2004-09-19 23:11 | 展覧会


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