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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2011年 09月 15日

戸村茂樹展

晴れ。暑くなりそうだ。

母を友達の所に送り一度帰宅。ホームページ更新。
伍拾壱番館ギャラリーで今日から「戸村茂樹 ドゥローイング・銅版画展」の初日。
軽く昼食を済ませて画廊へ伺う。

画廊の高木さんとお喋り。
戸村さんは昨日来青し展示を終て一泊されたそうだ。
「今、県美に行ってるよ。彼、青森の県美は初めてだって」
しばし戸村さんの戻るのを待ちながら作品をじっくりと観る。

小一時間。
日報のoさんも来て作家からのコメントを取材したくて待っている。
高木さんが「そろそろこちらに向っているそうです」と連絡を取ってくれた。
しばらくすると戸村さん来場。
まず取材をされている。
後ろでまた作品を静かに魅入る。



その変わらないスタンスを今現在になって「揺るがぬもの」としてますます尊敬を新たにする。
自然を描くこと、それが単純に風景画ではなくクリエートされたものであることに感じるのです。
樹木や水面、樹々の描かれた銅版画とドローイング(細いボールペンで描かれたものと、鉛筆で描かれたもの)。それは眼前の風景を見ながら描いたものではない。そんな修練の過程もあるのかもしれないが、最終的に展示発表する作品段階では対象をもう見ないで描くことでイメージの樹々、イメージの森、イメージの水面を描くことに精神を研ぎすます。作品とはそうした過程を含みものであることをまた再認識です。
「この風景は見たことがあります」と観覧者に感じさせえたら戸村さんの意図は伝わっている。
「うれしいこと」と感じるそうです。

戸村茂樹展は青森長島の伍拾壹番館ギャラリーで9月20日まで。



今日はまた車で盛岡へ戻り、最終日に青森へ再度おみえの予定と伺う。
18時過ぎてヘッドライトが眩しい車道でお互い車に乗ったまま別れる。
お気をつけて。

戸村茂樹さんの作品と略歴





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by aura-21 | 2011-09-15 21:07 | 展覧会


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