2012年 01月 02日
この正月は例年とは違った時間を過ごした。 母の腰の調子が思わしくなく介護の日々。 東京からは妹もこの三日間を駆けつけてくれた。とても助かる。 バリアフリーに作られてはいない手狭な我家で車いすの母を補助する。 元日の初詣もなく、じっとして家を出ない。 暮には年越しの準備で食材の買い出しにもでたが、台所に立てない母なので兄妹で正月風味をなぞるだけだ。母の入院中にはわたしひとりでほとんどゴミも出なかったが、年越しと正月を家族で過ごすとみるみるうちにゴミ袋が三つ出来た。 年賀状を書き始める。 ご丁寧に頂いた年賀状を見ながら筆をすすめる。 元日に届かなかったことをお許し願いたい。 妹は夕食を一緒に食べ、また新幹線で東京へ戻る。 駅まで送る。 正月気分はとくにない。つけているテレビがレギュラー番組ではなく、延々だらだらと3時間・4時間の特別番組を放送していることだけが「正月」を演出しているようだ。年を追う毎に正月の特別な感覚が消えてゆく。正月らしい光景とはどういうものだったのかが思い出せなくなっている気がしている。 明後日4日の午後からまた母は入院する。 母にとってはその方が都合がいいようだ。 手助けするたびに「悪いね」という言葉が口をついてでる。 また1日1回 様子を見舞う日々が始まるか。 にほんブログ村
by aura-21
| 2012-01-02 22:48
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