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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2007年 07月 11日

手続き ワークショップ

母の指圧への送迎。

その帰路、市役所で祖母の戸籍抄本を取り寄せ司法書士の事務所へ。
寄附の件で作業再開。手続きに必要な関係書類はまだまだ必要。準備しないといけない。

午後、版画のワークショップに関する電話。Sさんより。
歩行者天国の路上でドライポイント版画の通行人へむけたワークショップの試案を聞く。面白いのだがどういう方々がやられのか…や、こちら側で対応する「版画」の手順などをしっかり理解した専従スタッフが少なくても3〜4名は必要ではないか…でないと難しいのでは?…と返答する。協力は惜しまないが、スタッフが育っていない状況でやってしまうとひとりで背負う事がたくさんで、しんどいし危険でもある。これってけっこう重いのである。

ワークショップにもいろいろあると思うが、どうしても専門的な立場の人がひとりいれば出来るもの…と思われている。あとはその人の指導でスタッフに役割を分担させれば出来る…と思われている。そういうものもあるだろうけれど、それでは難しいものもあるということは理解してほしい。少し知っていればすぐに教える側になりたがるというのも危険だと思う。ワークショップを「イベント」として無理に遂行しようとすると、その時になんとかなればいい…というようなその場凌ぎなことに繋がりかねない。少なくとも私は版画がこの街でもっと継続的にそれが愛され広まってほしいと思う時、急激にイベント的な扱い方でやることやその後のことに配慮がいかない結果になるような行動には若干距離を取りたい。参加者に版画体験をしてもらう事と同時にスタッフとしてもそういう事に当たれる人を育てることをまず考える。孤軍奮闘だけでは先細りになりかもしれない。両端に手厚いケアを。
スタッフの問題ではなく初体験者が興味を満足させるアシストであってほしいのであって、イベントのための要員で終わることになって欲しくないだけなのだ。
(最近は参加体験者すらどこかから調達してきて、ワークショップの内容よりも集団イベントの様相を感じる取組みもあるようだ)

夕食後にもうひとり版画のワークショップに関しての電話をもらう。Oさんより。
今月、某小学校である研究授業としての観賞会、それに連動する版画のワークショップ。そのための連絡事項の電話でした。素材のアルミも和紙も準備できた模様。
来週、どうぞよろしく。

by aura-21 | 2007-07-11 20:14


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