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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2007年 04月 03日

雪の回廊 十和田湖

午後になって思い立って車を走らせる。陽射しは陽気で暖かい。

4月1日より八甲田を越えるルートが開通した。いわゆる「雪の回廊」である。2年連続で大雪に見舞われたが今年は少なかったのでさぞや回廊も規模の小さいだろうかと思ったが、まぁまぁ、4mはあるだろう。スタッドレスを履き替えそびれたまま具合よく雪山を走る…とはいっても路面には雪はない。
平日である。時間帯もそろそろ15時になろう頃では行き交う車もほとんどない。酸ヶ湯温泉を越えたところから冬期間完全に閉鎖されていた「雪の回廊」の本廊が続く。遠い前方は霞んでいる。それでなくとも高い雪の壁に遮眼帯をかけられたかのような視野、1点透視図法な風景が白く拡がる。

回廊のほぼ終点である谷地温泉の辺りから蔦温泉を過ぎて十和田市へ入る。谷地も蔦も冬期間でも営業しているのでここらの除雪はしっかりしている。奥入瀬渓流沿いを十和田湖に向かって走る。4月の時期は初めて。あたりにまた陽が射しだす。
冬場は水量も少ないのだろうか(或いは今年だけがそうなのか)。渓流にかぶさり残る雪下の流れは少なそうだ。石ケ戸の汀も銚子大滝の落下する水量もそれを物語っている。子の口から時計周りに十和田湖を周回する。えらいハラハラする。ガソリンが少なくスタンドもない箇所までさしかかってしまった。黒石方面へつながる道との交点をまた奥入瀬に向かう。冬期間、湖を囲む道は完全につながっているわけでもないようだ。山道途中から広いバイパスを抜けて奥入瀬渓流に戻り十和田橋近くのスタンドで給油しホッと一息。
もう16時半。ここまで意外と速く回ったのだろうか。

途中で手にした「十和田そば商品 紹介マップ」で蕎麦が食べたくなる。一番近くてわかりやすいのは「道の駅 奥入瀬 奥入瀬ろまんパーク」、地ビールも作っている。奥入瀬麦酒館でアルコールではなく「奥入瀬蕎麦」という山芋とろろの載ったものを注文。美味しい。ビールハウスでビールに合うメニューばかりだが時間帯もまだ夕食前で他に客もいなくてがらんとしている。高い天井がなおさら自分のポツリとした寂寥感を引き立てます。混合う時なら活気もあってさぞやよさそう。車では飲めないのでお持ち帰りで地ビールを買う。瓶と缶では瓶を撰びます。500ml瓶は最近飲んだ盛岡や函館の地ビールよりも量的にしっかり飲めて丁度いいかな。
十和田市内から国道4号線を通り帰宅。あぁ、もう20時過ぎてます。

by aura-21 | 2007-04-03 23:45


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