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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2005年 12月 02日

あかりのありかDM 冬のあなぐら展

午後から外出。

A画廊に昨年から預けてあった作品を引き取りに行く。
オーナーのCさんと1時間ほど珈琲ご馳走になってお喋り。



NOVITA「あかりのありか」のDMが完成したので分担を頂いてくる。
打合せでは未定だった(私が知らなかったのか?)参加者が2人増えている。
この展覧会はオリジナル制作者によるクリエイトなのか(商品)コーディネートなのか。座長を森内さんに任せているのだが、伝わってくる情報が少ないので後から疑問も浮かびます。




「画廊 あるち」で2人展「冬のあなぐら展」。絵画の乗田菜々美さんと陶芸の鶴見弥生さんは共に弘前大学生。
昨年は空間実験室で2人展をしたふたり。今日から3日間だけの会期で短いのだが新しい自分たちの道を探って2人展をしている。同時に続ける意思を自分と周囲に宣告しているようでもある。
陶芸の鶴見さんの作品は楽しい。欲しくなるような奇妙な顔付/体付の焼き物である。例えばベク杯(置けない杯)の裏側が怪しい顔になっている。怪しいのだが憎めないキャラクターなのだ。最近の若い人たちは自分オリジナルのキャラ(マイキャラ)を持っている人が多い。時に自分の可能性を限定してしまう危険性もある。表現には個々人のオリジナルな部分というものがあるし、それは形だったり色彩だったり技法だったりするのだが、最近は登場するキャラクターなのである。作品の中でそのキャラクターが生きだす場合もある。浦安鉄筋家族というか、なんだかマンガに出てきそうなキャラ。私は好きだ。

乗田さんはタブロー。版画と絵画を使い分けて制作しているそうだ。今回のモチーフは瓶。吸湿性のあるような絵具のしみ込みと規定材のキャンバスのつぎはぎ。コラージュのようでもあるが画面の凝ったマチエールにいろいろ試しているようでもある。こういう作業は簡単に出来てそれなりに見えてしまうのが注意するべきところかもしれない。絵柄とマチエール、両者の仕事はお互いに刺激しあいシンクロするのだろうか。これからいっぱいいろんな事が出来る。続けて次々と壁を乗り越えて欲しい2人。おせっかいな応援も出来ないけど影ながら声援。



o(^-^o) (o^-^)o♪ とか \(^o^)/ とか

こういう顔文字を見ていたらうちのかみさんを思い出した。
似ている。というか丸い顔だからか?



三戸で町収蔵の版画展がある。町立現代版画研究所を介して集まった版画作品の展示が12月7日〜17日まで三戸町のジョイワーク三戸(三戸町立図書館となり)で開催される。私も8月の銅版画講習会で寄贈した13点から展示される模様。感謝!

by aura-21 | 2005-12-02 17:24


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