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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2005年 02月 08日

昨日のパン 志功の油彩 お掃除

昨夜は雪が降らなかったようだ。朝、家の前に雪の降り積っていないのはホッとする。しかし冷気で雪も固く凍っている。大きな通りに出るまで渋滞。車は恐る恐る走るし道幅は狭くなっている。

母 風邪か、喉が痛いという。熱はない。いつもの病院へ。



棟方志功記念館へ。「棟方志功の原点- 油絵を中心に -」を見る。
昭和10年頃の油絵三点〈少年〉〈公園図〉〈少女〉に眼がとまる。こんな深いブルー(ウルトラマリンだろうか)の志功の絵があったのか…と驚く。それはそれは深い輝く蒼である。そしてその描かれているものもアンリ・ルソーを彷佛とさせるナイーフなもの。〈庭(B)〉も茶の色彩を温かく使った噴水のある庭園。木や四阿の柱の構成の面白さ。よく見るとちょこんと座った犬も描きこまれている。その顔の何とも愛嬌のあること。発見がたくさんある棟方の油絵である。
ゴッホに憧れた棟方とよく言われる。絵もゴッホ風な荒々しいタッチのものもあるのだが、自分の絵の在処を探し続けた過程で産まれた絵だろうか。



昨日買った「Potee 31」のパンがとても美味しかったのでまた買いに寄る。
店主のAさんは先日の版画講習会にもお店を一日閉めて参加してくれた。ありがと。「昨日のパン、いつもよりもさらに美味しく出来てたね!」というと「エヘン」という顔つきを輝かせて「そうなのよ〜。この時期パン酵母の調子がすごくいいみたい」。昨日と同じパンは売り切れていたが同じ酵母でナッツの入ったものを買う。昼食に。


同種のパン三個を手みやげに持って国際芸術センター青森へ。
腐蝕溶液の水槽を掃除。先日使った道具類の片付けなど。



夕食後にガソリン給油。
TSUTAYAで書籍購入。
「iBook G4 入門・活用ガイド 2005」
「ヤング・アダム」アレグザンダー・トロッキ著/浜野アキオ訳 河出書房新社刊
Ahaus」特集 前川國男と弘前
全部をちゃんと読破できるか…?



平成の町村合併で消える町名。青森市内の町名でも難しい漢字の町名は幾つか消えて「○○6丁目」とかの数字になってしまった場所は多い。管理しやすく紛らわしさの是正が目的だろうが懐かしさや記憶といった暖かみからが離れていく作業にも映る。
地名に由来する文化(的な行事)もあるだろうし、地名に関ることで保たれる文化もあるだろう。町村合併によってしばらく混乱しそうだ。短期間の杞憂に終わる混線であって欲しいもの。

by aura-21 | 2005-02-08 00:13


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