人気ブログランキング | 話題のタグを見る

AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

aura21.exblog.jp
ブログトップ
2006年 11月 08日

仙台へ いろいろと起こった

6時過ぎに寝不足の頭と躯をベットから引き剥ぐ。シャワー。
タクシーで駅へ向かう。7時10分発仙台行きの高速バス。
快晴。バスの中ではほとんど寝ている。窓際で射す直射が車内を熱くし顔も日焼けしそうな程。
二回の途中停車でしっかりトイレ。乗車するとまた寝入る。

仙台到着後すぐタクシーを拾いギャラリー青城へ。今週は画廊の休廊だが右側の常設室では高橋さんがいつものようにエプロン姿で待ってくれていた。ご挨拶し持参してきた版画を観て頂く。首を洗って…そんな心境。どう映ったことだろうか。冗談ぽく会話する高橋さんについつい私も調子にのっている。ありがとうございます。すべての結果は個展会場で決まるし私の責任でしかありませんね。どうぞよろしくお願いします。

向かいのホテルでランチをご馳走になる。
社長の伊藤さんが忙しい時間をぬって画廊に来てご挨拶しただく。お電話では何度か会話を交わしながら、私はいつもとんちんかんで上手く話を噛み合わせていない…。今日もそうなってないか?と自問しながらもすこし饒舌。

先日伺った時にお預けした3点を入れて全部で50点をお預けした。額装を高橋さんにお願いする。全部をするのだろうか。お任せ致します。どうかよろしくお願いします m( _ _ )m



ちょっと厚着で来てしまったようだ。今日の仙台の陽気なら半袖でもよかったな…と汗ばみながら歩く。この街に住む大学時代の友達に電話。携帯が役立つ。相手の携帯電話番号を入力してきたが今日初めてかけると…留守電に切り替わる。すぐに向うから折り返しかかってくる。携帯同士の最初のルール。何処へでも誰にでもかかる携帯の注意事項。
メディアテークの1階で待ち合わせ。ここから歩いてもそう遠くない。定禅寺通りを大都会を意識しながらきょろきょろして歩く。
メディアテークのアートショップを覗きながら待つのだがなかなか友人は現れない。車で近くに居るのですぐに来られると言っていたが…。総合案内所の赤いカウンターテーブルの前でもう一度携帯をかけるとすぐ3m程離れたところでこちらに背中を向けている女性が同じく携帯を取った。振り返ると友人だった。「なんだよ!」「あれっ?」「何回も電話かけたんだよ」「ゼンゼン気付かなかったよ」どうも私の携帯は何度か鳴ってたようだ。「留守電に切り替わらないからメッセージも入れられないジャン」と笑いながら毒づく。大学時代からボーイッシュなQueiちゃんはmixiでもマイミクである。昨年の7月に青森まで遊びに来た。その時には青森に住む他のマイミクさんとも一緒に海辺でブルースフェスを聴いたのだった。変わらないねぇ…少し太った? すぐそばのカフェで珈琲を飲みながらたわいない話題で時間が過ぎる。

私は夕方17時20分の高速バスでまた青森へ日帰りする予定。3時間ほど付合ってもらうつもりで呼び出した。
画廊でもらった展覧会のハガキを見せるとそれはこの上の階で開催中のグループ展「BLOX 2006」(仙台美術研究所 創立20周年記念展)本日最終日。「知ってる作家もいるしこれは観たかった展覧会だよ」となぜもっと早くに教えんのかっ!?と恨まれる。会場へ。受け付けに居た女性(参加作家)も先日ギャラリー青城で個展をされていた岡沢 幸さんという版画家さん、芳名帳に書く私の名前を見て気付いていただいた「ホームページ見ました。個展楽しみにしていますね」…うゎ〜心臓飛び出す…(笑)
展覧会はここメディアテークでもレベルの高い久方ぶりのイイ展覧会だそうだ。Queiちゃんはそう言う。仙台ではいつもこんなレベルの展覧会が頻発してるのかと思った。しかし来た時間が時間、彼女は息子をバイト先まで車で送る用事があるそうだ。もうすこし話しようや、ということで展覧会をじっくりみたい気持ちを後ろ髪ひかれながら、彼女と一緒に駐車場へ。助手席に乗り彼女の自宅〜23才の息子を乗せて彼のバイト先〜そろそろ私の乗るバスが出るのでバスセンターへ。車中、すっかり乙女な私とQueiちゃんのおしゃべりは続くのだ。
しかし予期しなかった交通渋滞に巻き込まれ、な・な・なんと乗る予定のバスにタッチの差で置いてきぼり〜。(涙)
かみさんに「乗遅れた、泊る」とメール。またQueiちゃんの車に乗せてもらい…開き直り! もっと付き合え! ってな調子で時間がなくて会えないと思っていたもうひとりの仙台在住の先輩と連絡を取り「これからQueiちゃんと飲みに伺います」
二人で「げんこつラーメン」というこってり系のラーメンを食べて、お茶とお菓子を仕入れて先輩Oさんの美術教室「アトリエJ」へ。教室にはまだ10人近くの受講生が静かに花を水彩で写生している。音をたてないように入り隅のソファーに掛けて教室の邪魔をしないように小声でOさんQueiちゃんと三人。

やっぱりOさんに言われちゃった。「なんでうちの画廊で展覧会しないんだよっ!」Oさんも最近仙台市内に画廊をオープンした。「すみません」先輩の画廊のことは知っていたけれど情報が少なかった。仙台は初めての場所でいろいろまだまだ知らない事が多いのです。ゴメンナサイ。
機嫌のわるい振りをして脅かしてみせたようなOさんは、実に相変わらず優しい人なのです。大学時代は同じ版画室の先輩。仙台に住み始めてもう25年が過ぎたそうだ。21時で教室の生徒さんが帰り我々もアトリエを出る。Oさん行きつけの「なつかしや」という飲み屋へ。Queiちゃんは明日 社内検診で20時以降は何も飲めない・食べれない。その彼女の隣で二人は飲食いする。すまん。さすがに何も口にしないのでは悲しい…「これくらいならいいんじゃないか」とお通しとオレンジジュースを頼む彼女。(本当に大丈夫なのか??)

彼女の運転でOさんを送りそして私は彼女の家に泊めてもらうことになった。ありがとう。息子のバイト先により彼をピックアップし家に帰ると二人のお嬢さんも前後して帰ってきてにぎやかな家庭であるなぁ。居間に布団を敷いてもらい寝る。おやすみなさい Z Z Z Z Z

by aura-21 | 2006-11-08 01:22


<< 今日もQueiちゃんと一緒      作品準備 谷川さん >>