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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2005年 12月 20日

何も生産的ではない1日

朝、昨夜の降雪はなかったものの、全てがカチカチに凍結している。
まずエンジンをかける。

忘れた思念、いや、単なる思いつきや脳内にこびりついたフラッシュバックだったのかもしれない。失って正解・正常。
こうして何かを書き留めたとしても本当に書き留めたり書き残せたことになるのだろうか? 甚だ疑問…あるいは愚問。

「表現」というものの誤解…とでもいうのか。「どこにも等身大の表現はおいそれとは存在しない」というあきらめ。その多くは誇大か寡少になびいてゆく。
「表現」がアッタカ ナカッタカの見極め、と同時に「何が表現なのか」と「何が表現されたのか」という跨がる疑問…あるいは愚問。
またも輪郭部分の曖昧な滲み。
全てが、生きている事が、身体の動きが、行動が、発した言葉が、音が、書かれた文字が、線が、色彩が、何かについて述べた意見が …が…が…
そのすべてが「表現」なのか? 繰り返す…甚だ疑問…あるいは愚問。

「ART」はスタイルやモードを持つ。
そして必ずしも「表現」のすべてが「ART」ではない。
「ART」「表現」の意味の限定(概念規定)が時に生産的ではない事も知っているし、生産的なことも知っている。…のだが、落ち入る穴があり覗き込まなければならない穴がある。

いつもの堂々巡りにすぎない「白い1日」が過ぎてゆく

by aura-21 | 2005-12-20 22:29 | ART


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