2006年 09月 14日
PCに向かっている一日。 木版画で作っている「おふだ」、その都度出来の異なるのが自分ではちょっと面白い。もちろん「下手くそ」なのでそうなるのだが、おふだというのは誤差の範囲が広くてもいいのではないかと思える…勝手な解釈だけど。というのは刷られた全部がひとつひとつ別なものなのではなく、刷り増しても刷り増してもどこまでいってもその全部でひとつに収斂されてゆく、お終いの見えない総体(千枚なら千枚の全体像)に意味があるのではないか…という漠然とした仮定が頭の隅にこびりつくのだ。ひとつひとつは要素にもならないほどに細分化され「エレメントではあっても作品ではない」という考え方が頭の中に居座るのだ。 いや個人的な独り言であるのだが。
by aura-21
| 2006-09-14 00:50
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