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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2006年 04月 17日

黄砂 溶剤管理

週の始まり。かみさんを送る。黄砂で車がずいぶんと汚れている。


作業。銅版画の有機溶剤で使うホワイト・ガソリンも換気に注意しないと身体に悪い。
最近 体調が悪いのはこの影響からか? 歳のせいか?
こういう薬品の管理には注意しないと。長く使ってきて年々体内に蓄積してしまう。ゴム手袋、マスク。
ちょっとだけやる人にはそれほど影響もないと思うけど、仕事として毎日付き合っている者はやはり気を付けたい素材。


市内の書店にて。偶然みつけた古山浩一先輩の「万年筆の達人」(木世出版)3,200 円+tax を思いきって購入。もっと安い金額でリリー・フランキーの「東京タワー」買えちゃうのに(笑涙)
確かにきれいな万年筆の絵がたくさん入っている本。万年筆の職人さんや愛する方々の姿が伝わる。まぁ、古山さんの万年筆の絵が大力作。写真にしないでわざわざ絵で載せている所が 絵描きとしての達人を標榜する古山さんだわ。昔の写真の出来る前の銅版画職人のような細かい挿絵。
ワープロ、パソコンの普及で書けない漢字と悪筆から解放された時代に今また手書きの筆記用具 万年筆を取り上げることが、時代に逆行なのか再認識なのか意見の別れるところ。失われる技術への今からのオマージュか!?

by aura-21 | 2006-04-17 14:33 | 版画


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