2001年 01月 03日

夢 聖域

昨日のいや〜な初夢じゃ〜ないが、年賀状に「夢に向かって…」とか「夢を追い求めて…」とかいう「夢」という語が今でも添え書きされていて閉口する。絵に関係しているといい歳をしてまだ「夢」なんぞにウツツをヌカシテいるようにやっぱ見えるらしい。だいたい「夢」なんていう漠然としたレベルというか美化しすぎたレベルで考えてもしょうがないし〜。「絵空言」という言葉があるがそれを美化した時の形容が「夢」だったりするんじゃないか? 絵とか美術ってもっと現実の中から掴み出していく覚悟がないと本当に儚く消えてゆく。自分と眼前の作品との接点はやはり「感覚」が介在することで成り立っている面は否めないし、その感覚は芸術観は勿論、人生観や世界観や宇宙観など?から(作り手も観者も同じく)時間かけて作り上げられていくものなんだし。何処までも「現実」しかない。「夢」レベルに陥るようじゃ〜しょうがないでしょ〜。



「ART SANCTUARY」
サンクチュアリは聖域、攻撃不可能地域という意味もあるがよく聞くのは鳥獣保護区や禁猟区という意味。ARTとか美術はあまり過保護に温室内だけで培養しても抵抗力のない弱っちいものしか出来てこない…というか、その保育器の中だけで通用しているようにみえるだけ。最初から妙な保護とか神聖視のし過ぎで危険がある。でも、制作する場所が特定の作家の集中力のためには、作る上でも展示発表する上でもARTの場として「SANCTUARY」が必要だろう。個々人が所有するアトリエのようなものから公共の施設としての美術機関などまで。
今年末に完成予定の青森市の芸術創作工房がその一翼を担うかどうかはまだわからないが期待ぐらいはしたい。
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by aura-21 | 2001-01-03 00:35 | 雑感


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