2001年 04月 12日
盛岡で「紙町銅版画工房」を運営する計画の友人から電話。エッチング・プレス機を譲ってもらったのをきっかけに工房を開設しちゃいました〜っと見切り発車。 私のところもそうです。はい。見切れて?早5年目に入りました。 銅版画…青森はあんまり需要はないけど…。盛岡はどうだろう。盛岡の方が作家が多そうだから、やりやすいかもしれない。 作家って職業じゃなくて姿勢。盛岡では知ってる作家の人たちでも、多くは制作(ライフ・ワーク)だけじゃ生活できないと思う。でもライス・ワーク(食うための仕事)を全面に滲ませてるような空気をまとっていないのがいい。「この人何で食べてるんだろう…?」って「怪しさ」は(余計なお世話だが)作家には誰でもあると思うし、堅実な職業をもってていいけどそこばかりじゃ面白み足りないじゃん…どうなんだろう。青森では、その意味で作家として「うさん臭さ」を持っている人達(イイ意味で)もいるけれども、なんだかライス・ワークの肩書きが先に見えてきて、その上作品は副次的?な場合のほうが多そうだ。雰囲気ってけっこう大切だったりするんだけど。どういう空気の中でその人は息して生きていたいのかって…あるじゃない。 話、脱線した?
by aura-21
| 2001-04-12 18:23
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