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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2001年 04月 14日

八戸

八戸は同じ県内にありながら気持ち的に「遠い」という印象がある。
青森県はよく「津軽」と「南部」に比較/分別して語られるが、八戸はその南部にあたる。(乱暴な分け方だが)境目は野辺地あたりから縦に右が南部で左が津軽だろうか…下北半島(マサカリ型の)先はどうなるんだっけ…? だから八戸は岩手方面にある感覚だ。これは単純に地理や距離を言っているだけではないのだが。
話がそれた。八戸である。新聞紙によると(我家は新聞をとっていないので昨日図書館でまとめ拾い読みした)ICANOFという組織が八戸に結成されたそうだ。昨年青森市でおこなわれた「Puddles - 水辺」でも公演した八戸の「モレキュラー・シアター」の演出家 豊島重之さんも中心的に参加している。アートに自分達の中から作り関わってゆこうという組織「イカノフ」。最近は美術における動きが県内でも以前より以上に活発になってきた。情報だけだった「現代美術」を我々の手に(あるいは手で)…というのも働いているのだろうか。それはもちろん(現代)美術が本来持っているエネルギーに着目した結果だろう。同じ美術でも人それぞれにやり方が違ってて、みんな違ってみんな良い…というのが美術。その個々を束ねてゆく組織エネルギーは今、風を興すのに最適な時期にさしかかった。同じ県内の地域差がいい意味でどう違った事を始められるバリエーションに繋がるのか…その動向がとても気になる。

山口市に住む友人からメール。ついにアドレスを取得したらしい。最近は手紙もメッキリと書かなくなって申し訳ない気分でいた。これでまたひとりEmailアドレス帳に名前が増えた。

by aura-21 | 2001-04-14 18:29


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