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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2005年 01月 22日

第9回 ND会 in 蔦温泉 ♪

14:00。集合した参加メンバー11名は青森駅前 十和田観光バス発着場付近出発の蔦温泉旅館送迎バスに揺られて冬の八甲田山を越えた。月1回のペースで行われている例会はその会場をいつもの県庁内会議室から外へと移す。2005年新春第一段という事もあるが、メンバーからのかねてからの要望もあって蔦温泉(1泊2食付)で行われる事が実現した。
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蔦温泉の帳場に掛かるお多福の顔

研究発表会:
「文化芸術振興基本法から考えるいくつかのこと」 発表者:小倉俊一
「“惑星帝国主義”と我が闘争の歴史」 発表者:嶋中克之
集団討論会「なんでも議論vol.1」



当日は快晴とまではいかないがまずますの天気。蔦温泉から十和田湖までの除雪はできているが天候によっては自家用車では危険もある。往復の山の天気を考慮して全員が送迎バスを利用することにした。もちろん慣れた運転ではあっても天候に左右され時には慎重に判断されるに違いないのだが。また除雪がしっかりしてあっても途中途中にゲートがあり夜の通行は規制されている。
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写真は途中でトイレ休憩をとった萱野茶屋高原。



駅前から2時間程で蔦温泉に到着。17時からの研究

1階の食堂に面して大広間がある。ここが研究発表のために準備された。またこのND会が美術・芸術に端を発していることを蔦温泉のスタッフ(ND会のメンバーでもあるO氏)の計らいで、当館所蔵の美術品をわざわざこのために展示していただいた。
その当時ここに投宿したことのある作家ばかり、皆ビックネームである。同作家の作品は館内の一部の部屋にも掛かっていた。



歴史が深い。
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芸術家が秘湯を求め制作にインスピレーションを培いながら遊んだ事だったろう。
今では情報拾集も交通手段も格段に便利になってしまった。当時は遊びに行くのにも体力が必要だったことだろう。




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「文化芸術振興基本法から考えるいくつかのこと」
 発表者:小倉俊一氏(右)
 左は黒岩恭介氏(美術館整備推進監)
テキストに「文化芸術振興基本法」をコピーして使用

※ カメラ内のホコリでしょうか。
  オーブ状の形があちこちに写っています。







「“惑星帝国主義”と我が闘争の歴史」
 発表者:嶋中克之
ハイデカーの哲学を中心に置いた嶋中氏のARTへの思い。



お風呂を浴びて、さて「酒宴」
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食事の豪華さと味の佳さ。歓談の内容は先ほどの研究発表の話題へと。

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だんだんと酒でほんわかしてくる。ひとりひとり順番に発表への感想と意見と今年の抱負など。


大広間での食事をしながらの談話(集団討論会「なんでも議論vol.1」)も会場の時間制限で部屋を移すことに。西館3階のマージャン室を自由に使えることになり、各自酒を持って移動する。


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3階の窓から見下ろすと目の前の斜面に動物の足跡。深夜、野生の狸や狐やテンが現れ客に餌をねだるのか。
この夜も1匹のテンが1階の窓の下を徘徊している。女性メンバーが「きゃ〜きゃ〜」言いながら窓からのり出して見ている。





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飲みながら議論になるようながらも、部屋がマージャン室ということでそのうち4人が卓を囲み出す。その周囲を囲んで他のメンバーが討論/議論なようだ。
実は雀卓に付いてしまった私は議論に参加していない…ごめんなさい。



by aura-21 | 2005-01-22 00:53


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