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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2004年 05月 10日

クラムボン初日

個展「クラムボン・ハンガー」初日。盛岡は雨。
10時着、作品下に小さく値段札をつける。21点のうち新作は9点、いずれも小さい。
かみさんは盛岡在住の友人と昼食にでかける。私は会場に残って「クラムボン」特製の「玄米カレー」コーヒーとセットで昼食に。
2人ほど作品を求めてくれる方あり。感謝! うれしい。



上ノ橋のたもとにある和紙の店を覗く。試してみようと数枚購入。
15時、百味庵で「ダッタン蕎麦」。テレビのワイドショー番組で「陪審人制度」について放送中。日本における陪審員のような制度が数年後には実際に取り入れられる。映画「12人の優しい日本人」を思いだす。あんなオチャラケタ事が現実になりそうで、それだけで「日本人なんかに裁かれたくないな」…と思う。
蕎麦を食べてまたクラムボンに戻る。



コーヒーを焙煎して袋詰するマスターの姿は職人の無駄のない動作で美しい。
眼の隅で盗み見るようにしてみとれていた。
子供の頃、近所の板金屋さんが店先でトタンを叩いて曲げる作業を飽きずに見ていた。近所にそうした手仕事・職人の作業が見える環境があった。今は何処にあるのだろう。


長谷川 誠さんがバイクで、しばらく後から彼の奥さんが自転車で前後して立寄ってくれた。壁の作品以外にも持ってきた版画ファイルなどを見てもらう。歓談、今夜帰る予定でなければもっと話したかったところ。このくらいがちょうどいいのかな。
クラムボンも19時を過ぎたあたりから常連客の顔が並ぶ。アルコールを注文する客も。見知った顔もある。いい感じに暖かい気持ちになってゆく。常連の中にいる自分までも常連に。そうした安心感。

20時も過ぎる…初日が終わった。
これからまた4号線を北上し青森まで戻る。
雨はひどくもならないが止みもしない。途中ガスってて先の見通しの悪い。みちのく有料を通りすこし短縮。
帰り着いたのは深夜1時半を過ぎていた。

by aura-21 | 2004-05-10 21:51 | 個展


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