AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2004年 12月 25日

熊谷晃太個展

クレイドル 高樋さんの住宅見学会。
かみさんは住宅見学が好き。で、結構詳しい。浴室の坪数とか建材とか…「いつか家を建てる時のために」…って、それって「建築業でも仕事で始めるのか?」とクダラナイジョークで何かをかわしたい気分。人間夢を持つことが大事であることは解るのだが…



中華 龍園で昼食。
かみさんは海老飯、私は炒飯。最近ダイエットで食事の量を減らしているかみさん。昨日買った体重計でのその成果を確かめ順調のようだ。胃そのものが小さくなってきたようでたのんだ海老飯を半分近く残した。美味しいのは知っているが胃の方がもう受け付けないそうだ。
その海老飯と炒飯をたいらげる私のほうは内臓脂肪がやや心配。満腹ですこし眠気がしてきたが運転して弘前へ。




ギャラリー デネガへ。熊谷晃太個展を見る。
harappa presents。会場は同世代の若い観客で賑わっている。先年に彼も出品した弘前大学の卒業制作展を見た。その時の彼の卒制と較べるとなんだかおとなしくなったような印象を持ったのはどうしてだろう。まだ若い作家なのに…なんだかちんまりとまとめ過ぎているような印象。実物の作品よりも売られていた絵葉書(PC出力)の方がきれい。イラストとか絵画とかアートとか別けなくても自分のやりたい手法を選べばいいのだが、実物を見た時の質感(マチエール)は意外と重要でこちら側への訴えかける部分との出会いだから気になる。彼の絵はマチエールがない…とは言わないが選ぶ素材のせいかそれが非常に薄いこともあるのだろう。環境問題を作品のテーマにしているようだがこの世代が凡庸に抱えてるこの問題に対しての印象にメルヘンを加味しただけのような感じもした。harappaやその他の協賛が何故彼を特別にフューチャーしたのか…が実はよく解らなかった。彼の今の仕事は仕事として頑張って欲しいし期待もしたいのだが、周囲が妙に甘やかしてちやほやしているような空気も流れているようだ。これが与えられたチャンスなら頑張ってものにして欲しいが、逆にそれが彼にとってプラスに働くのかどうなのかが気になる。

harappaがその組織もまだないときに弘前出身の美術家 奈良美智の展覧会で地元市民有志の自主的企画とボランティアで全国的にも注目されるような形で結果を出したことからその後ステップアップし県内初のアートNPOにまで成長したことは知っている。次のスターを造り出したいのか、正当な評価としての応援なのか、奈良的な作品をローカルで地元ゆかり若手作家の中から育てたいのだろうか。「プロデュースする力」の存在にも絡んで拮抗する背後の思惑が見えるようで、単純に作品をどうこう感じる前に危なっかしいものを感じてしまった。

アート マネージメントの重要性や必要性は感じているが、ことを急ぐと歪になりはしないか? とくに地方とかその地域特有な作家や作品の育成とも連動するとなると地元文化そのものの深さ広さに関係してくる。マネージメントのノウハウだけで成立しない「文化」や「人」や「地域創造」ということ。何がそれらの起爆剤になることなのか、起爆剤をどこに据えるのか。

楽しく展覧会が見たいというオーディエンス側に主眼を置くとしたら作家の出身地も何も関係ないことだが、「presents」という語から勝手に脱線して想像してみた。



アメリカの七尾謙次郎さんからカードが届いた。
先日のお礼の書き添えられたメリ・クリ・カード、、、、、うれしいです。
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by aura-21 | 2004-12-25 00:09 | 展覧会


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