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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2008年 07月 15日

デシ相似 石の力

昼日中からいまだ片付かない仕事場でDVDを見る。


市内で行なわれる展覧会の案内状を数カ所から頂いている。時間をつくり見に歩こうと思うが、うっかりすると終わっていて失礼してしまうこともある。作る側は見てほしくて展覧会を開催するので、そんな時にはこちらも忍びない気分も湧いてくる。見ていない時の方が優しくなれるようだ。見てしまうと感動と同時に厳しい感想も湧いてくる。見ないことには何も始まらない。だから時に思うそうした感想も決して意味のないことではないはず。

さて、厳しい感想を思っていただくために、今日の作品画像を、、、
デシ相似 石の力_c0156162_1411246.jpg

先週の個展で並べた縦長で緑の額装をした6点のうちの2点。並列すると棟方の釈迦十大弟子の様相に似て見えるようだ。
デシ相似 石の力_c0156162_14515363.jpg

そういう感想を何人かに聞いた。それは青森県民だからかもしれない。そういう図像を知らぬ間に刷り込まれているのだろうか。あえてそう見られることを避けたいとも思わない。


夕食前にぶらり外出。
ジャスコ近くで陶の器を1つ買う。焼酎用にどうだろう、、、。
ジャスコ店内の「ストーン」を売ってる店を覗く。別に石の不思議な力(?)に頼る気持ちはさらさらないのだが、無機質な石や貴金属に様々な精神性を投影している人の行動が面白そうだ。ただ「綺麗」でいいと思うが、誕生月や星座(というのも不思議だが)で分別された石に助力を求める。動物やアニメキャラなど具体的な形に石を彫刻したものは好きになれないが、「球状」とか「勾玉」とか伝統的・抽象的な形に研磨されているものの方が持ち味が見えて楽しめそうだ。それらの形と石の種類にも何か関係とか意味があるのだろうか、、と考えて見てしまう。その不可思議な「石の機能」を(何度見ても覚えられないのだが)ジッと眺めている。もう既に魅入られているのだろうか。そんなつもりもなかったのに、綺麗な石を数個買ってきて自分も紐に通し繋げてみる。まぁ、実際のところ自分もそういうのが好きなんだろうな、、と気付く。髪を伸ばしたせいもあるが髪を束ねるゴムにその石を結んでみた、、、、「歪んだ性格が治りますように、、、」、、やっぱり見えないものに頼っているのか?、自分。

by aura-21 | 2008-07-15 13:55 | 作品画像


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