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2001年 08月 31日

インタビュー

午後3時に昨日連絡のあったNHKの方が2人、版画の取材で工房を訪ねて来ました。銅版画の制作風景を数カット撮影した後に、ちょっとスマシテ?「インタビュー」を受けました。
「何故、銅版画を始めたのですか?」…改めて、こう質問されると固まっちゃいますが、「そこにプレス機があったから…」とか?…そういう感じで答えたかな? いつも話すことですが、「版画」に限定しては考え難く、絵画とか絵とか…美術・表現といった視野で捕らえるようにしていると話しました。版画はとかく技法中心にミクロ的に見られがちです。もう一歩さがって「絵」として見ないことにはやはり変でしょう。技法は確かに使われてておもしろい表現方法だってたくさんありますが、方法だけを見てもツマラナイと思います。木を見て森を見ず…でしょうね……とかとか、つまりはそんなふうに、話し出すと止めどなくなりながら、あっという間に2時間以上が過ぎていました。どのように編集されるのでしょう…楽しみです。

夕方6時前には外出。先日のケーブルテレビの画像ダビングを貰いに訪ねたが、既にシャッターが降りててダメでした。三上さんすいません。
アウガ5階で「堀江佐吉を探せ!!プロジェクト」の資料を渡すために田中さんと会う。小倉ミキさん宅を訪ねた時のデジカメ画像が見当たらない事を話す。何処にいったのだろう?


同じフロアーの研修室で「チームartizan」プロデュース「ひぬまていこのアートクリニック ウルトラ初級編」というスライドレクチャーがあった。田中さんと別れてそちらへ顔をだす。今朝突然に日沼さんから届いたFAXで知ったのだ。20人弱の客。よく知った顔もあったが、こういう形のアート・トークに興味をもって来ているのか初めて見る顔も随分あった。(狭い街と思っていても、やはり様々な人がいるんだよな〜)
日沼さん、デュシャンの「泉」から始まって最近の美術まで、かなり大まかですが、筋道としては初級編に充分な取っ掛かりになる話し方で流暢に進めてて、「ずいぶん場慣れしてるな〜」と感心して聞いてました。
その後、知った顔同志で2軒ハシゴ。日沼(旦那)さんが連れてってくれた2軒目、夜店通りにある「FISHBONE」では「うにめし」が良かった! 食事かと思ったらウニをまぶしたライス。つまみ程度の量。酒によく合う。いい店でしたよ。
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by aura-21 | 2001-08-31 00:27 | 版画
2001年 08月 30日

版画の街あおもり

昼から版画に向かう…けど、さっぱりだ……考え事をするばかり…

NHKから電話あり。明日、我家の版画の仕事場を取材したいとのこと。
来週9月5日から「あおもり版画トリエンナーレ2001」の作品展が開催される。その関連で、市内で版画をしている私のところを取材したいそうだ。青森市では「版画の街・あおもり」をスローガンに棟方志功の生没日を含む9月のこの週を会期にして同時多発的に種々の「版画展」が開かれている。
(何度かここに書いたが…)1998年に市制100周年を記念して行なわれた「あおもり版画大賞展」は全国公募としてこの「版画の街・あおもり」の一環として開催された。今年からそれをトリエンナーレ形式にして同じく全国公募で行なわれた。普段は市内だけでのお祭り的「版画展」だが、全国から版画作品を募集することで全国レベルにもっていこうという取組みだ。同時に「青森市」が「版画」をキーワードに全国にアピールできる機会でもあるだろう。では、青森では「版画の街・あおもり」をどう感じとっているのか…この街に住み、すこしは「版画」に関わっている自分にとって、その答にはいささかシビアな感想を持たざるを得ない。簡単に言えば、制作者という人材はこの地に限って未だに中抜け状態かもしれない。過去の遺産…つまりは今 純三であり棟方志功であり関野凖一郎、下澤木鉢郎らであるところの昭和期の青森ゆかりの版画家達の偉大な業績…が拠り所となっているにすぎない。現在ここにいる我々に何が生み出し得たかというと「版画の街」としては見える結果が些か心もとない。小学校教育の中に取り入れられた「版画」も紹介され教育界では成果を生んでいるそうだが、作品レベルは鑑賞するに耐えられる類のものとは違うようだ。版画をコミュニケーションの手段とする時に同時に求められるクオリティーをどうするのか。青森という場所に由来する版画の業績は過去の遺産にすぎない。それをどうやって現代のものとして発展させられるのか…課題は多いと思うが未来に期待したい。
年内に完成予定の青森市に作られる「青森市芸術創作工房 (仮称)」には版画の機材も入ると聞く。アーティスト・イン・レジデンスと絡んで、そこから「版画の街・あおもり」を未来に脱構築しえる取組み方法も生まれるかもしれない。「版画の街・あおもり」が新生する日もそう遠いことではない…と思いたい。
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by aura-21 | 2001-08-30 00:25 | 版画
2001年 08月 29日

Webサイト佐吉

堀江佐吉を探せ!!プロジェクト」のための無料ホームページ容量を確保…が、返信メールで必要事項を確認しないと、まだ油断できませ〜ん。HPの管理はしてても、初期の登録や設定方法をしばらくやっていなかったので忘れていることが多い…カンが戻らないとね!
アップしても様子を見る為に公にしないでメンバー同志でチェック…かな?


当り障りのないことってダメだね…って、必要のないところに波風たてることはマズイけどさ、「なぁなぁ」は止めようよ。
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by aura-21 | 2001-08-29 00:23
2001年 08月 28日

世俗

まぁまぁ晴れてる。ちょっと汗ばむ。今日中に幾つかやってしまおうと思う仕事を頭の中で反芻。

「世俗」とか「世離れ」って言葉があるけど世界と隔たりたい気分というのがあるのは事実かもしれない。しかし、それは対人関係にツカレタ一時的な気分のことで、完全な世捨て人になるには精神力が必要になるに決まってる。インナースペースというか精神世界内に閉じこもりうわべ的に世を捨てた風の人もいるが、感覚や感情の鈍化と意識をねじ曲げただけの「世捨て」では、そっちの方が世を捨て切れていない部類に違いない。世とどれくらい距離や間隔を狭められるのかを思うよりはもっと世に出ていく事の方が重要なことには違いない。
では世とか世界が何処にあるのかは、その個人が決めればいいことだろう。人とのシガラミだけが世界とも限らない…と思うのだが…
…………と、一見分別臭い訳知り顔な言い分を書いている自分は、今無性に外界との接点を見失いかけていて…そんな気がして不安な状態なんだと思う。引き蘢りか??…感動することを忘れていないか?

今日の天気はころころ変る…小雨かと思えば陽が射し、ラジオの天気予報では津軽地方に大雨の警報…でも空は泣きそうな曇天程度…
今は版画の仕事机前の窓から八甲田連峰が霞んで見えない。
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by aura-21 | 2001-08-28 00:23
2001年 08月 27日

借り

頼んでいた絵具が届く。取りに行ったが、財布の中身が足りず画材代を借りてくる…明日お返しします。ついでに今度は紙を頼んでくる。版画用紙を切り替える準備をするつもり。今まで使っていた紙では保存状態を考えた時に些か不安になる。もちろん、紙が永遠に不変であるとは最初から思っていない。が、途中で黴びたり紙自体が焼けて変色してはかなわない。雁皮紙の使用糊も注意が必要。研究の始まりである。序々に替えることで作風にも幾らか影響があるだろう。


版の準備、2枚。
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by aura-21 | 2001-08-27 00:22 | ART
2001年 08月 26日

ゲド

曇天。いまにも降出しそうな雲行き…でも秋らしい空気も漂っている。
裏庭の赤紫蘇を摘んで紫蘇ジュースを作る。

午後、秋元さん宅の庭で飲むお誘い。図書館に本の返却後訪ねる。
時々小雨の降る天候だが、庭一面にターフを拡げると濡れることもない。

ゲドニュートラルの新作映像の試写を見る。3分ほどの短編作品。音楽はミスターポップマン社。もう少し手を加える予定だそうだ。映像の公募に出品する計画とか。いずれ公開が楽しみです。
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by aura-21 | 2001-08-26 00:21 | ART
2001年 08月 25日

額装 佐吉関係

額装を頼んでいたものが出来た知らせに昼前に額屋へ。この時期、県展や秋の大きなグループ展が重なり額装受注が多い中で急いでやってもらえたよう。いつもすいません。

4時過ぎに宅配に出す用事で外出。そのまま県立郷土館に田中さんを訪ね、PHスタジオさんから届いた先月の「キッズ・アートワールド2001 堀江佐吉を探せ!」の完成した報告書を受け取る。ここまでまとめる仕事の確かさと速さに感心し、今後引き継いで青森側メンバーで出す「佐吉NEWS」に気合いが入る。アポなしだったがご協力いただいた小倉ミキさん宅を訪ねてこの報告書1册お渡しして来る。
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by aura-21 | 2001-08-25 00:20 | ART
2001年 08月 24日

版画研究所 深浦コテージ

三戸町立現代版画研究所からレター(mailじゃないよ)。
青森市から車で2時間ほど、青森県の東南側にある三戸町。に建つ版画研究所から講習会の受講者募集。


秋に行なわれる深浦町での展覧会「第10回 青森県選抜美術作家展」(2001年10月31日〜11月4日)の会期中に友人達と深浦のコテージを借りて1泊しようと計画。深浦町に問い合わせて文化の日に1棟を借りることができた。そこは「WeSPa椿山」というヨーロピアンコテージ。周囲にある開閉式露天風呂では日本海に夕陽の沈む光景を見ながらの温泉気分。今年六月にオープンしたガラス工房「HOO」(フー)は制作体験と貸工房、コレクションギャラリーなどを持つ多摩美術大学との提携施設でもある。何度か訪ねた時の事をこの日記にも書いたが、コテージに泊るのはこの秋が初めてです。
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by aura-21 | 2001-08-24 00:18 | 版画
2001年 08月 23日

貴船神社

ついでがあって野内の貴船神社に出かける。
以前にも書いたがここは棟方志功が版画家 下沢木鉢郎、彫刻家 古藤正雄、画家 松木満史の4人で「誰が一番先に出世するか」願掛けをした場所。明治期に納められた可愛い狛犬一対。彼ら四人が現れた時この狛犬達はその様子を見ていたのだろうか。

Furutaの「20世紀漫画家コレクション」のピンバッチが届いた。空き箱のバーコードを10枚集めて送ったもの。永井 豪氏のドロロン閻魔くんの絵柄。

17:30から「堀江佐吉を探せ!プロジェクト」で東京のPHスタジオのみなさんから送られてきた資料に眼を通す。大量の資料をこの短期間でよく調べられまとめられた…と感心し感動する。(小笠原・田中・小野・小倉・橋本)
今月29日締切で次回の堀江佐吉ニュースのための原稿を分担。
1, 2号はPHスタジオさんで発行できたが、3号からは青森在住メンバーが中心となって発行する。すこし部分的に改変しましょう…と、
とりあえずは「発行」を「堀江佐吉を探せ!プロジェクトチーム」から「堀江佐吉を探せ!!プロジェクト」に変えようか〜…ジョーク?(どこが違うのでしょうか? 小さな変更点探し?)


メンバーで東奧日報の小畑さんに佐吉資料CD版を渡す。MLは読んでもらっているが資料が手元にないため全体像を捉え難いようでした。
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by aura-21 | 2001-08-23 12:04 | ART
2001年 08月 22日

漂流図形

深浦町で秋にある展覧会のリーフレット用に短い文章を書いた。
以下に記載…


「2001年 漂流図形」
遠く古より航海する人たちは風を読み海流を捕まえ星を標として移動を果してきました。私は絵画という姿勢の中にもまた、見えない風を掴み潮流を読み無限に拡がる天文座標を頼りにまだ知らない天地へ辿りつくような術の必要なことを感じます。
アクリルによるタブローとエッチングによる銅版画を展示します。そこでのテーマは漂流する意識の産み出すものたちです。画面に残された幾つもの意識の痕跡という手がかりは私に最初の印象と未明の衝動を呼び起こします。精神という海に浮き沈みする形を拾い集めている自分自身に気付く時、それら漂流するもの達は何処からかここへ、ここからまた何処かへ直流と交流をくり返して欲しい「図形」たちなのです。



版画教室。

台風が近づいている。テレビのニュースではゆっくりと北上している経過報告。青森市内も序々に雲行きが怪しい。吹く風も生温い。気圧の変化からは、台風が近づくと気分が高揚する。なにか冒険心とかアドベンチャー気分が盛り上がるのだ。子供の時から…そんな事ッてないですか?
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by aura-21 | 2001-08-22 12:02