AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2002年 03月 21日

残務 佐藤監督 宅配ドライバーさん

尾崎さんを青森空港へ送ってから戻ってセンターで後片付け。自分の残務なども。
今回作った小さい方(110 x 80cm )の版画だけでもなんとか刷って完成させたい。研修会も昨日で終了したのだがもうすこし制作を続けさせてもらう。



昼前に浜田館長が県立美術館の立木さんと映画監督の佐藤 真さんと一緒に創作棟を見学に来る。
まさかまだ私が残って作業しているとは思わなかったようです。
たまたま大音量でかけていた椎 啓さん(国際芸術センター青森の技術専門職員)の作った現代音楽のCD、その音を聞きながら入って来た佐藤監督…「この音は銅版画を作って出る音かと思いました…」

昨日は佐藤監督のトークと映画「花子」の上映会があった。
見に行きたかったのだが研修会最終日と重なり断念。




荷物を取りに来た宅配便のドライバーさん、銅版画を興味深そうに見ている。銅版画の簡単な解説…というか凹版についてをお話しする。聞くとそのドライバーさんも小学校の時に棟方志功版画コンクールに入賞して棟方本人の名前と印の入った賞状を貰ったことがあるそうだ。版画についてそんな思い出もあり、仕事の途中にもかかわらず、ちょっと立ち話されていかれたようだ。
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by aura-21 | 2002-03-21 22:15 | 版画
2002年 03月 20日

研修会最終日 寿司

センター銅版画研修会最終日。

巨大エッチングプレス機に接してみた。その可能性の大きさと同時に、自分の力量の限界も感じさせられる。また今回の研修会の中で自分の作業ポジションも勉強になった。が一方で微妙な感じも抱いてしまう。作業のアシストに徹底すればよかったのかもしれない。しかし参加作家として呼ばれた経緯もあり諸先輩作家のお手伝いもあり。そのバランスが難しいところでもあったかな。
まぁ、弱輩であるので当然の流れでもあるが…


勝手に考えていた版画に対する我流な姿勢はかなり突き崩された。それで良かったのかもしれない。版画という技術面で見れば作家は自己流に最低限自分の絵のために必要なところでしかその技術には接していないし、それは自分のものとしている技術とは言えないかも知れない。勉強や修行に終はないが何処かで限度を設けてその範囲内で仕事をしているのが「絵描き」かもしれない。あるいは自己流に変形させた技を普遍な術と思い込んでいるだけかもしれない。知り過ぎたり妙に身についた(かのような?)技術が災いするケースがある。人によってはそれを技術と呼んだり呼ばなかったりもする。表面的に見えてしまうものと対峙して表層的なことに終わらないようにしていても、稚拙すぎる術(すべ)ではそこからしか見られない。
自分は何がしたいのか、何処へ行こうとしているのか…




銅版画研修会も今日で終了。打ち上げで大嶋さん鈴木正治さんのご招待で「海寿司」へ。
今日、国際芸術センター青森を視察に来ていた「札幌芸術の森」の版画工房専任の板東伸之さんも同席。板東さんはシルクスクリーンの刷り師もしている方。館の換気システムなどの視察目的もありセンターを訪れたそうだ。
カウンターにすわり目の前で握ってもらう寿司を食べれるのは嬉しいごちそう。
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by aura-21 | 2002-03-20 23:08 | 版画
2002年 03月 19日

研修 酸ヶ湯

センターで銅版画の研修会




夕方、摺り終了後、尾崎さんと酸ヶ湯温泉へ。
夕方から降り出していたみぞれは酸ヶ湯へ向かう山道で雪になっていた。
30分ほどで到着。夜の酸ヶ湯温泉も味があっていい。千人風呂(大浴場)にゆったりと浸かる。
冬期間は道路が21時で閉鎖される。泊まり客以外はみんな急いでゲートを市街側まで降りなければならない。2時間ほどで帰るのは残念だが…今度、ゆっくりとまた来たいものです。

湯冷めしないように…
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by aura-21 | 2002-03-19 22:03 | 版画
2002年 03月 18日

銅版画研修会後半開始

青森空港へ尾崎さんを迎えに行く。
何かのトラブルで30分程遅れたが無事到着。
今日から国際芸術センター青森での銅版画研修会の後半になる。
昼前にセンター入り。

本日の銅版画研修会の模様は銅版画研修会の報告書を参照ください。
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by aura-21 | 2002-03-18 23:25 | 版画
2002年 03月 17日

原稿書き

今日はセンターが休館日。
雨のしょぼしょぼ降る日、パソコンに向かって原稿書き1200字。
東奥日報「創作のつぶやき」…なんだか「創作のぼやき」になってこないか心配である。
掲載日は3月22日。いつかその全文をこの日誌の中に転載します。
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by aura-21 | 2002-03-17 22:24
2002年 03月 16日

深み 紙を湿らせる

日で制作にめどをつけなきゃいけないのだが、描けば描く程深みにはまるのである。
、、、終わりなんて見えないぞ。

センター到着後OMの尾崎さんへ電話。来週の銅版画研修会で刷りの行程に入る。そのための紙を準備などの指示を仰ぐ。ロールのアルシェ紙を250cmの長さに切って特注バットへ入れるのがなかなかダイナミックな作業です。


制作も陽が傾きかけてから調子ついてくるので困る。
ひとりでやれるところまではやりたい。ねばって9時近くまでいる。
宿直のおじさんは「今月はレジデンスがなくてちょっと寂しいですよ…」と言う。
4月中旬からまた2ヶ月以上のアーティスト・イン・レジデンスが始まると聞く…
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by aura-21 | 2002-03-16 22:20 | 版画
2002年 03月 15日

ウイルス 番組告知

小雨…センターのある山はすっかり霧で煙っている。
それぞれ腐食を1回づつ。今日と明日で仕上げに入らなければならないが、未だに見えてこない。



今朝のメールチャックで新型ウイルス「W32/Fbound.c@MM」付のメールが届いていた。
「Re:例の件」とか「ウャR」の件名。送信元のアドレスにも見覚えはない。「patch.exe」という添付ファイル。
駆除はできたが…みなさん気を付けましょうね。でも、何処かからまた舞い込みそうです。



留守中にNHKから電話があった。先月のレジデンスを取材した番組「生みだせ雪国アート−青森にやって来た国際芸術家たち−」が明日3/16 昼12:00から「列島スペシャル」としてBS1で放送される。

いろいろと問題を含む構成となってしまった番組。取材されることや局側の表現の自由ということとも関係してくる。取材された美術家の意見では「突っ込んだ質問取材をした部分をもっと使って欲しい…表面的過ぎる」とか「実は6人いたレジデンス作家が他の2名の日本人作家は構成上まったく居ないかのような番組になっている」とか「作家に支払われる金額をアップで放送されてしまった」とかとか…いろいろ問題点もある。
私としても知っているリサイクル・ショップを紹介したのだが、そこから買った部品が何かのトラブルで欠陥品であった…というような表現をされてしまい、そうかもしれないのだが作家にも親切でディスカウントまでしてくれたお店に対しても些か気まずい気分にさせられる番組となってしまった…と言うことを敢て申し述べておきます。
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by aura-21 | 2002-03-15 22:17
2002年 03月 14日

ガラス 北に澄む

10時過ぎに国際芸術センター青森に着く。事務室に挨拶、いつもは直接に創作棟へ行くのだがたまには寄ってみる。…と、「今朝、ガラス屋さんが来て直して行きましたよ…」、、あわわわっ

実はこの研修会が始まって2日目に塗装室で防蝕塗装をした銅版を運び出す時にドアのガラスにぶつかって割ってしまったのだ。ちょっと当っただけだが2mm厚の銅版の角が突き刺さり簡単にヒビが入った。とほほほ〜自腹弁償〜。その作業をしにガラス屋さんが来ていたのだ。高さ2m50cm以上はあるドアの上から下まで細長く入っているガラスである。「あのサイズだと取り替えに時間かかったんじゃない?」「簡単に直していきましたよ。支払いは直接橋本さんの方でお願いします。自宅の電話番号教えておきました…」 えっ〜!そりゃ困る¥そんな痛い出費を家の者に知られちゃ〜¥困る!¥!
ガラス会社へ電話して「家には連絡取らないで下さ〜い」と念をおしてみた。「ガラスを割る」というのは小学生のいたずらとかヤンチャの類いみたいだ。この歳で「ガラス割りました…」もないもんだ。電話口の女性は明るく笑いながら(だと思う、見えないけど)「解りました…」と言ってくれた。安藤忠雄建築のガラスを割ったのである。請求額をどきどきしながら聞いた。思っていたほどの額じゃなくて良かった!と変に一安心。駐車違反の出費と同じくらいだ。振り込み先の銀行口座を聞いて受話器を置いた。



この半月間センターの創作棟で制作作業をしていて感じたことは、「一日中作ることだけに集中してこの場所にいてもそれ程には進まない」ということだ。ちょっと人と会話しても30分や1時間は軽々と過ぎる。先月のレジデンス作家も制作期間の短さとその割にいろいろ人が訪ねて来たり食料や素材の買い出しで作業が中断する煩わしさはかなり大変だったんじゃ〜ないだろうか。
本当にそう感じた。自分が今後サポートする時の心構えの参考にしよう。



帰宅したら村上善男氏から書籍小包。氏の著作物。見返しには
「二〇〇二年共に制作した思い出に。感謝を込めて、村上善男」と直筆されている。
ひえ〜恐縮!。グランド塗ったり腐蝕をちょっとお手伝いしただけなのに〜…こちらこそご本を頂戴し恐縮して感謝申し上げます。
m(_ _)m

村上善男著 「浮游して北に澄む」 創風社刊 ¥3,200 + 税
“津軽にて逢う”菊畑茂久馬 × 村上善男 「対論」完全収録
 津軽在住の美術家・村上善男の、最近年エッセイ集成…
 既刊「萬鐵五郎を辿って」「赤い兎・岡本太郎頌」に続く著作
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by aura-21 | 2002-03-14 23:08 | ART
2002年 03月 13日

教室自習 センターで制作

カダケスのホームページが充実してきた。
以前はトップページだけだった。
当教室に来ている漆戸さんの入選作品も掲載されている。
今日も漆戸さんは教室に来て制作です。そろそろ追い込みです。




午前中、家人の運転手。
銀行にて来月のグループ展のための経費を振り込む。
画材店に届いていた紙を取ってくる。「翁屋」にてウグイス餅を7つ買う。




午後から国際芸術センター青森にて…私も研修で銅版画の制作中。
土曜日までに完成をめざしています。

盛岡の千葉 勉さんが11月の青森での個展の打ち合わせに来青。
画廊あるちの大嶋さん、鈴木正治さんらと一緒にセンター見学へお見えに。

彼等が帰ってから夕日の美しく射し込む創作棟で腐食作業。
今日は7時半頃まで制作。ながく居てもそれ程進んだ気はしない。鍵を閉めてもらおうと事務室に連絡したら職員は6時半ころには全員帰っていた。当直の人に後を頼んで帰宅。

漆戸さん黙々と制作中でした。自習にしててすみません。、、というか私が居ない方が自由に出来ます。
夕食にカレー。
自宅でも小品の制作。
仙台から電話、来月のグループ展の件。漆戸さんも参加する予定。案内状が明日出来るそうだ。青森市内の志巧記念館やセンターにも置いてもらえそう。
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by aura-21 | 2002-03-13 23:55 | 版画
2002年 03月 12日

腐蝕 原稿依頼

10時を回って国際芸術センター青森に到着。
今日は雨の中 家を出たがセンターに近付くと雪に変わった。
センターの入口で春雷が轟く。おかしな天気です。

村上善男氏の制作を少しアシスト。
80x110cmサイズの銅版にグランドの流しびきはムズカシイ。4回塗り直す。コンプレッサーで吹けばもっと楽かもしれないが塗装室の換気システムが弱くてただの密閉室…改善の余地ありだろう。
斑になったところは刷毛で塗ることにした。
塩化第二鉄溶液ではアクアチントの腐食の度合いに勘が働かない。
うちでは硝酸を使っている。薬品が違うと経験値というのは裏目にでかねない。




東奥日報の金曜夕刊に「創作のつぶやき」というコーナーがあり毎回 美術や文学や音楽や演劇やデザインや、、、、、の方々のエッセーが載る。400字3枚くらいのもの。
わたしのところにも依頼があり18日締きりで何か書かねばならない。
3/22には掲載される予定…何を書こう。
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by aura-21 | 2002-03-12 23:50 | 版画