AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2003年 11月 30日

実験室の展示

今日はやけに暖かい。昼前、玄関のガラス戸が寒くて水蒸気の結露で曇っていたのだが…よく見ると…外側に水滴が!! 家の内部の方が外よりも寒いのだった!! ショック! それくらいに暖かい屋外だ。なんという異常気象。




空間実験室を見る。今週(11/28〜12/3)は1グループと2個人の展示中。手前の空間はグループ、そこの仕切られた狭い空間では個人の展示。奥の倉庫では広く使って(私も知ってる人)の個人展示中。

今週の展示を見て感じるのは、若い人たちはこの空間を「ショップ」的にとらえているのだろうか?という感想。それはどう解釈してもその空間を使う側の問題だと思うが、作ったものの並べ方は「お店」だった。
また、描けばすべてそれらが「絵」だったり「美術」だったり「アート」になるものと疑問もなく思っているような…?
自分で展示してみて気付くことが多い程、やってみた甲斐があるというもので、並べて終わりにならないようにしてほしい。

誰にとっての「空間実験室」なのか。
フリースペースプロジェクト検討委員会事務局にとっても、こうした街中に眠る空間を表現者に提供するということはひとつの実験だろう。今回の表現者は被験者でもある。

昨日は「harappa+弘前劇場」(12/12〜17に開催)のharappaとしての展示作業に私も関わっているのでミーティングに参加した。これから出来上がるまでを傍で観させてもらう。彼らは自分達が一番楽しく遊ぼうと心得ている。自分たちが楽しく遊べていないと来た人にもそれは伝わらない。その上でクオリティーも計算している。大人な分だけずるいが解っているスタッフ。




明日から旅行…というよりもドライブ。その間このページをすこしお休みします。
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by aura-21 | 2003-11-30 23:49 | 展覧会
2003年 11月 29日

40の守り

曇り。雪の降り出す気配はいまだにない。
昨夜のセンター帰りに展示棟の池を見たら氷が張っていた。山の気温は凛として厳しい。




40才なかばも越えると簡単に自分の殻を割って次の何かに出会えるようなウキウキ感がない。眼からウロコでもう一皮剥きたいと願ってもそうはいかないものなのか。なんだか小さく守りに入っているような気分に自分で困惑している。
感動する気持ちが足りないな…などとぼんやり沈んでみる。




夕方から新町の東奥日報社ビル内にある「NPOサポートセンター」を打合せ場所に使わせてもらい「空間実験室」で開催する「harappa+弘前劇場」の企画の打ち合わせ。いつものメンバーと初めて出逢う数名と。
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by aura-21 | 2003-11-29 23:46
2003年 11月 28日

版画の街とは

夕方より国際芸術センター青森の宿泊棟 食堂でAIR作家お別れパーティ。今回はサポートで中心的に手伝った青森公立大の学生さん達が幹事役でも活躍してくれた。参加作家(出月さんは白神山地方面へマタギと一緒に熊猟に行ってる?…本当ですか??…と 冨田さん)五人を囲んで飲み会。20時すぎころまで。




パーティで…
作家や子供達の版画を介した外国との交流を考えているKさん。市内に協力者を探している。外国の子供達の版画や作家の版画を交換し市内で展示し国際交流を…と考えている旨。まずは小学校で展示しそこから交流できないかと小学校 数校に問い合わせたが訪ねた学校にはすべて断られたもよう。先生方は忙しく他の業務を引き受けたくないのか。なかには協力的な先生も居たようだが、結局は上司の校長までいくと了解をもらえない、と難しい。「何もできない」…と言われたそうだ。

私も何かお手伝いしたいが、もっと青森の版画家が集って協力出来る基盤が必要だろう。
まだまだその結集することが課題です。
「版画の街」といわれる青森市だから何かできないか…と、Kさんより尋ねられての会話だったが、看板と内実がなかなか連動していない。



思考眼展」の「話・対・話」に画像23カットをアップ。
まだまだ作業が遅れています。
…年内に全部アップ出来るかな…HP容量も危ないし!
(現在容量の関係でアップしていません)
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by aura-21 | 2003-11-28 23:37 | 版画
2003年 11月 27日

野坂徹夫展 生涯学習

午後から街へ。
「NOVITA」と「あるち」で開催の野坂徹夫展を見る。
NOVITA(森内建築1階)では紙によるレリーフと紙粘土による小さな立体作品が、画廊あるち(津軽物産販売所2階)では水彩作品が展示されている。会場ごとに展示内容を計算してスッキリと纏っている。
野坂さんの紙粘土による立体作品を私は今回初めて見た。水彩のスタイルや作家としての詩的情趣も固まった野坂さんだが先日の「思考眼」での大きな紙の行灯といい、自身で新たな表現手法をまだまだ探る姿勢の強いことに敬意を感じた。決まったスタイルに安住せず、またそこに停まっていない表現者の心意気。だからってぜんぜん野坂徹夫らしからぬ仕事はしていない。ちゃんとそこに「野坂徹夫」のリリシズムが流れている。それは簡単なようで難しいことと思う。
色んなスタイルといううわべの変化だけで新しいことを成し遂げているような錯覚には気をつけたい。




今日の空間実験室での森内忠大さんのフォーラム「仮想建築都市」を聴きに伺えなかった。
実験室は明日から第2週目に入る。工藤美奈子他・大柳 暁・伊藤亜佐美の三組が展示する。




来月、青森市生涯学習推進委員会委員で青森市の掲げる「文化ゾーン整備構想」の場所を実際に巡ってみようという計画もあり、昨日 個人的に該当する駅から棟方志功記念館までの街並みを車で見て歩く。

この街路に沿って「文化」がどう華ひらくのかは可能性という言葉に賭けるしかないのだが、先に動線としてこの街路ルートありき?…な印象が自分には理解できなかった。走っただけでは判らない何か特徴ある施設や店舗や立地条件がここにはあるのだろうか。それは実施見学の時に市側から伺うとして、そこには4ケ所の画廊が存在したことが目新しかった。しかし美術販売業を仕事として扱う画商ばかりで私は立寄ったこともない画廊ばかり…うち1軒は私も昔個展をさせていただいたところであったが現在オーナーは神奈川に住んでて使われてはいない。

文化は必ずしも美術館や画廊だけではなく日常の生活の中からも気配の漂うものだろう。点から線へ、線から面へ…とよく聞くが、各自で頑張っている人(作家や応援者)や空間が「点」としてそこでの輝度をあげ周囲に何か文化的な発信をしているものだ。簡単にそれらを2点つなげて線にしたり面にしてしまうのは違いではないだろうか…。輝くことに手を差し伸べることは大事だろう。どう輝きたいのか主体性をもって活動しているその姿勢に対して。文化ゾーンに「認定した」ことが先にあるようで不思議な気がする。これから「文化ゾーン」に文化深耕の特別な種を蒔くのか? あるいは種そのものを探すのか?




飲んでるお茶の表示をよく見たら賞味期限が3年6ヶ月も過ぎていた。どこに大事にしまっておいたのか…。じゃ〜それを風呂に入れようということになり、お茶缶1個分を布袋に入れて湯舟に。香を愉しむ。
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by aura-21 | 2003-11-27 23:33 | ART
2003年 11月 26日

原稿入稿

晴れ。
昼過ぎに東奥日報社へカット原稿10点を入稿。
これで年内は足りる分量…2004年1月も大丈夫っす!。
毎回お世話いただいてる文化部K記者は1ヶ月も入院していたが無事職場復帰したもよう。よかったよかった…。


お義母さんに買ってもらったジャンパーを着て歩く。かなり大きめ。
流行のラッパ−(?)風味なダボッとした感じ。
生地が硬く着込まないと身体に慣れてこないかな。


帰宅すると丁度夕方のRAB生テレビで野坂徹夫さんと子供の絵の教室「あるてみの」の様子が映る。野坂さん明日から市内2ケ所で個展。



昨日からまたパソコンの調子が悪い。
デジカメのメディアから画像を取り込めない。



12月にNOVITAで開催する「クリコレ」を告知に。
知らなかった県内在住の多くの若手クリエーター、集結!!
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by aura-21 | 2003-11-26 22:29
2003年 11月 25日

平教研造形部会

雨。しかしそんなに寒く感じない…

A小学校へ。すこし予定が遅れて13時過ぎての到着。
参加者は担当のO先生(友人)を入れて12人。
14時をすこしまわって開始。

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プレス機以外はフエルトも持参。私の持っているサイズよりも巾が10cm広い。油を差したりベットプレートの錆を落したり。
薬品は塩化第二鉄を使う。

最初はグランドの準備から。
鉛筆スケッチを転写するためハードグランドで始めたのでウォーマーに人が集中してしまう。
銅版画の経験のあるOにも手伝ってもらった。10人を越える参加者では作業が進むと腐蝕・インク・プレス機…とそれぞれのペースで場所が分散する。どうしてもアシストが必要となる。彼は結局自分の制作は出来なかった。申し訳ない。

参加者各自10×15cmの版で1回腐蝕と刷り…という体験コースとなった。アクアチントも準備したのだが1人だけの体験となった。

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14時から16時半までの予定が幾らかオーバーし17時過ぎに終了。
夕食に間に合って雨の中を帰宅。

日中、カミサンは実家のお義母さんと街へ。二人で私の為にジャンバーとGパンを買ってきてくれた。2週間後の私の誕生日のプレゼントとして。うれしい、ありがとう!

ある美術作品との出逢いがその後の人生を捉えるための大きな助力とか転換点になってほしいと考える。単に愛玩するためだけの美術では不足。つまり作品からその背後にあるものへの接触…。
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by aura-21 | 2003-11-25 22:22 | ワークショップ
2003年 11月 24日

灯油

朝、青森は快晴。

明日、A小学校にて先生方に向けた銅版画の講習会。
持ってゆくものを準備。プレス機以外はほとんど、、全部かな…?




本日、AIR in 国際芸術センター青森の展示最終日。
昼過ぎからアーティスト・トーク(作家が作品について話す)があるが私用で行けず。


灯油準備。
ポリ缶を乗せて数店の値段を較べ歩くうちに結局は購入せず。



夕食前に「フラワー温泉」へ。
駐車場は溢れんばかりの数の車。浴場の中にもすごい数の裸体…。
休日の夕方だ、こんなものか。
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by aura-21 | 2003-11-24 22:24
2003年 11月 23日

レクチャー聴 留守番

14時からACACでイスクラさんの展示を再度体験してからレクチャーを聴く。
あの暗闇での最低15分間は留まって感じること。感覚の移り変わる様は闇に眼が慣れることでまた別なものが伝わってくる。
昨年にレジデンスしていたサトカヨさんも来ていた。



レクチャー終了後、ラウンジでベトナム珈琲を戴いてからセンターをいそいそと後に。
妻の実家へ。今日はお義母さんが友人の結婚式に出席するため留守番をカミサンと一緒に頼まれている。美味しい夕食(お手製イクラ丼とツミレ汁)も準備してもらっていました。
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by aura-21 | 2003-11-23 22:21 | AIR
2003年 11月 22日

AIRS談話室 part.2

夕べは談話室での質問案を幾つか書いてプリントアウトしようとしたところでプリンターの調子が悪く断念。ぐずぐずしてて3時近くに寝る。

朝、風の音で眼がさめる。なんと「雪」が舞っているではないか。
冬になったな…




午後から森内建設「NOVITA」4Fにて「AIRS談話室 part.2」開催。
嶋中委員長挨拶。会場提供者の森内さん挨拶。第1部 山上君によるパワーポイントを使ってのACAC、AIR、そして今回の作家についての解説。第2部 作家の出月さんのスライドと日記朗読によるパフォーマンス。休憩を挟んで第3部の談話に突入。

個人的にこれで良かったのかという反省がたくさん。
六名の作家全員に深く伺えなかったことや、会場のACACで作品を前にして聞いた方が断然理解しやすいものもあった…ことなど。空気を柔らかくしようと思っていてもなかなか上手くそうはならない。
後から会場に来たACACの浜田館長に「もっと時間を延長してディスカッションを続ければいいじゃないか…」と指摘される。確かにやっと「話が温まってきた」ところで時間切れだったかもしれない。時間の都合でお客さんの中には休憩時に区切りよく帰られた方や、ディスカッション中にそっと帰られた方もいたようだ。
最初から1時間程度という見積った時間はこういう話には短かったのかもしれない。

多くの参加者の参集をいただいたと思う。ありがとうございます。
調子にのって「またこのような機会を作りたいと思います…」と宣ってしまった、、が。


終了後、参加希望者を募り飲み屋「かまくら」。盛上がれました?
2次会「フィッシュボーン」私も入れて…六人。
雪の中をタクシーで帰宅。
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by aura-21 | 2003-11-22 23:59 | AIR
2003年 11月 21日

ライブペインティング 交流点

雨…昼の予報は県内で青森市が一番寒いとか。そうはいっても風が生暖かい。

午後から国際芸術センター青森へ。
平日の展覧会場。明日の準備のこともあり、もう一度作品をちゃんと見ておきたいと思った。

出月さんと明日の「AIRS談話室」ではどのような事を話そうか…と思いながらも彼との話のテーブルに辿りつけないままに私は都合で別な場所へ。
すみません、出月さん。…中途半端のまま明日に突入です。


都合で別な場所…「空間実験室」…のオープニング。
今日から「MAJIO」と「IRON-ZEE」の2人による展覧会。「空間…」は3部屋に別れているのでそれぞれが別な空間を使う。次週には参加メンバー数によって1部屋で複数者展示の時もある。
今日は1室ではオープニングパーティー。
DJが入り、MAJIOのライブペインティングもあった。


あのライブペインティングって…ナンだろう…か?
今回初めて見たのだが既にどこかのアーティストやパフォーマ−が映画やテレビの中でやってたのを見た記憶が先にあって、壁に絵を描く(会場の都合で壁に透明ビニールを貼ってそこにペンキで)ということがここでただ「演じられて」いるような感覚。特別に新鮮な感じがしないのは何故か。彼もなんだかタンタンと無表情に描き終わったかのような空気。盛り上げる音楽と取り囲んで静かに魅入るネクタイ族という光景だけが鮮烈に印象に残る。これも時代なのか…彼らの世代なのか…この青森で演じられた何かの地方巡業か? 描かれた内容も何か今の流行的なものをなぞっただけのような。見せられてて「こんなのに感動しててもはじまらないかも」とか「他の世界で既に流派化したものの実演(再演)」みたいで、「それってもう終わってないか?」という感想もよぎる。
仕事で描いてます…ですか?

MAJIOは地元で同世代のファンもあり、市内では数店舗にこのペインティングの内装が施されているところもある…と聞く。アートかイラストかの選別も彼にとってはどっちでもいいことだろう。「俺の絵を見てくれ!」純粋に当り前に。作品量も他を圧して多いほうだと思う。
彼を知りアドバイスをする大人達は言う…この街から一度世界に出てその腕を磨け…と。

会場ではICANOFの米内代表の顔も。県庁関係者のスーツ組も多く「世代的に浮くかと心配してましたが安心しました…」と米内さん。AIRS代表の嶋中さんをご紹介する。いつもICANOF MLで八戸の状況を傍受するだけだったが…次回は「八戸でまたお会いしましょう」と。普段は出会えない作家…イラストやデザインを仕事としてやっている若い世代の方々数名と言葉を交わせた。この街にもたくさんのクリエータがいる。なかなか今まで出会えなかったクリエータとの交流点というのがここ「空間実験室」のもうひとつの大きな機能だろうか。
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by aura-21 | 2003-11-21 23:09 | ART