AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2004年 04月 30日

リニューアル 版画レクチャー

青森は夕方まで快晴。その後には曇天そして小雨へ。

かみさんは今日で派遣の仕事が終了する。
朝には最後の送り。おつかれさまでした。



午後からリニューアルされた「棟方志功記念館」へ。
ロビー部分の改修でスッキリ。今日、夜に弘前 harappaで開催されるレクチャーに関係する事なので見ておこうと。





暇そうにテレビの前にいる母を誘って弘前公園の葉桜な外堀へ。
妹に頼まれていた買物(焼き物)を「ねぷた館」で探すが見つからず。スタッフに聞くと現在は入荷していないものとか。母は汽車で青森に戻ることに。
私は昨日のsさんのところへ。お借りしている資料を返却。sさんの入院先病室まで返却にあがる。
sさんの亡くなられたご主人は絵描きさんだった。その思い出の資料を私は借りていた。
病室でまた思いだされた記憶を語るsさん。素敵なご夫人だったのですね。

どうぞお大事になさって下さい。




19時から第5回 harappa lecture 「 棟方志功記念館と私 」

講 師:若井秀美  棟方志功記念館 学芸員
ゲスト:前田 卓  (有)アトリエタアク
    水戸光宣  (有) ビープロ
    漆館 斉  t&c
第5回 harappa lectureは4月1日にロビーの改修を終え、リニューアルオープンした棟方志功記念館の学芸員 若井秀美さんをお迎えし「棟方志功記念館と私」と題してお話していただきます。
今回のレクチャーは2部構成でお送りします。第1部は「板木と私」若井さんが学芸員として棟方志功記念館に入館し、どういった仕事をしているのか。また、棟方志功の板木についてのお話。そして、第2部は「匠と私」今月1日からリニューアルオープンした棟方志功記念館のロビー改修に携った、建築家の前田卓さん、ビープロの水戸光宣さん、t&cの漆館斉さんをお招きし、改修にまつわるエピソードを伺いたいと思います。


を聴く。
学芸員の若井さんによる志功板画の視点に「素材としての木の持つテクスチャーに感じていた神秘さ」が挙げられていた。今回のお話だけでは聴き尽くせない(語り尽くせない)何かがありそうだ。

刷り味の違い…極論すれば1点1点が全く違うのだ。そこには「版画」という機械的に同じ絵が刷れる技術ということよりも、板画という板を使った絵のそれぞれが違う作品となる表現スタイル・木(板)という他力のために出会った「素材」が神秘的にあったことは棟方にとっては確かなことだろう。

棟方板画を信奉する木版画人たちに限って逆に棟方の仕事の斬新さ・現代に通じる仕事のポイントを見落とし評価していないのではないか…と私も感じている。このままでは昨年生誕百周年で区切りがついて終わってしまい過去の作家になってしまう。棟方志功を新視点で評論・評価しえるお話をこそ(状況は厳しいと思うが)もっとしてほしいし新説を聴きたいと思っている。
その姿勢こそ次代としての現代…それは未来…に繋がることだから。
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by aura-21 | 2004-04-30 22:22 | レクチャー
2004年 04月 29日

斎藤義重展 佐吉資料

連休初日。青森は快晴。

NOVITAで開催中の斎藤義重展へ。かみさんと一緒に森内ビルで会場留守番。
家よりもこの空間がのんびりできるようだ…かみさんは。
観覧者に対して特別接客しなくていいので奥のテーブルで珈琲を飲んだりおしゃべりをしたりで夕方になる。


斎藤義重展は行列のできる展覧会とはならない。むしろその方が普通なことである。今日一日会場にいて気付いたが私には思いのほか多くの観客(観客の全てが鑑賞者かどうかは解らない)が来てくれていると感じた。やはり新聞による効果は大きく文化欄に連載も載ったことで新たな興味をそそられ足を運んでくれた人たちのいたことに感謝している。
見ることからしか何も始まらない。作品論や芸術論が見る時(前後)に必要な場合もあるが、現物に触れることからスタートしないと見誤る。見ても解らないものもある。**論はときには見方も提示している。参考程度。その作品や思想をありがたがるのは各人の「自己管理」でやってほしい。

作品を見ることは他人の見識を押し付けている…といわれるとそうかもしれない。美術の作品を見てもそこから感じ知り得ることは結局はその見た人のこれまでの見識や感覚やこれからどう自分からその見識を広げる可能性を拡張したいか…の姿勢による。美術はそうしたことがないとつまらない…とも思っているのだが。これも押し付けだろう。




夜に弘前のSさんより電話。随分長く「堀江佐吉」に関する資料をお借りしたままになっていた。Sさんの体調回復を待ってお返しすることとなっていた。Sさんもそのことを気に掛けていて、療養先へご返送願うというお電話だった。メンバーと連絡しあってそのようにすることをお約束する。
明日、私用で弘前へ行く。お見舞いもしたいので私の方で預っている資料だけでも持参しようと思う。
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by aura-21 | 2004-04-29 23:03 | 展覧会
2004年 04月 28日

義重展 発芽

曇天。時々小雨。
今日から新町のNOVITAで「生誕百年メモリアル 斉藤義重展」が開催された。
昼過ぎに一度覗く。NHKのクルーが撮影中。外からの「複合体」は空間を意識させられる。




中古車屋へ。車に必要な全額を入金し必要書類を渡して手続きを進めてもらう。
行き帰りに交通事故を目撃…不吉……。




ACACの日沼さんより「谷口雅邦作品」についてメールをいただく。
作品のコンセプトとして実際の会期中の会場での「発芽」はあえてさせない設定だそうだ。また会期終了後、作品はパーツに分けられる構造なので希望者に進呈(里子システム?)されるという。
いただいた方々で実際に発芽までを楽しんでいただければ…か。
詳しいことはまずACACで「谷口雅邦展」を見てからスタッフに伺って下さい。



昨日のサイト内の一部ページが繋がらない状況は復旧いたしました。
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by aura-21 | 2004-04-28 22:00 | 展覧会
2004年 04月 27日

斎藤展示

一日じゅう雨。
かみさんを仕事に送ってから版画制作。小さなものを7~8点とハガキ大のもの2点を刷る。


ネットで注文した「CoQ10 コインザイム」が届く。


15時半ころにフラワー温泉へ入ってさっぱり。
しかし雨。肌寒い。風邪をひかないように。


街までバスで向かう。NOVITA前で斎藤義重展の展示が完了しているのを見る。スッキリとなんだかセンス的にも若々しく決まっている。森内さんの方で壁面へ直接レリーフを釘打ちして掛けられるように壁を工事していただいたとか。やはりレールやワイヤーはない方がいい。18時に工藤さんと会ってMTGは中華を食べながら。黒岩さん 松本武さん 松本聡子さんと後から真武さんも合流。義重さんについて話しも弾む。シンポジウムもこういう感じか。たくさんのみなさんのお出でを願う。21時に終わり解散。堤橋まで雨の中を歩きそこで丁度来たバスに乗って帰宅。


かみさんも今日は送別会(送られるのはかみさんたち側)私よりも遅くなって帰宅。たばこ臭いぞ。




サーバーの関係で当サイト内の一部ページが繋がらない状況です。
ご迷惑をおかけしております。もうしばらくお待ち下さい。
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by aura-21 | 2004-04-27 23:57 | 展覧会
2004年 04月 26日

車購入

昼過ぎに昨日見て歩いた中古車店に行って「SUZUKI WR(平成7年型)」の緑色 オートマ車を購入する手付金を払う。車検や冬用タイヤも付けてなんとか払える予算内で折り合いがついた。手続きに必要な書類を用意。


市民図書館にてエッセーを二冊借りる。


五拾壱番館ギャラリーで「アートポスターフェア」をみる。
明後日からNOVITAで開催の「斎藤義重展」のチラシとポスターを置かせてもらう。ここにはまだ置かれていなかった?…




告知へ
鈴木吐志哉展 - 2つの磁場 -(Oギャラリー/銀座)。
第5回 harappa lecture 「 棟方志功記念館と私 」講師:若井秀美(棟方志功記念館 学芸員)、ゲスト:前田 卓(有 アトリエタアク)、水戸光宣 (有 ビープロ)、漆館 斉(t&c)。
JAGDA IN AOMORI 2004「北の地から放つ」内に「≒会田 誠 ~無気力大陸~」上映日程とシンポジウム「北の地から放つ - らしさの発見」パネリスト:会田 誠 / 古平正義 (青森公立大学 講堂)。
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by aura-21 | 2004-04-26 23:54
2004年 04月 25日

中古車 同窓会MTG

昼からかみさんと外出。昼食を食べてから中古車店をまわる。
私は車に対してコダワリはない方だ。動けばいい…としか思っていないところがある。今回、かみさんのオートマ免許限定の活用もあり対応車を予算内で探す…というのがミッション。こうなると私には解らないので彼女の意見は大きい。
某中古車店で気になる物件を見つける。探せば見つかるものであるな…積極的に探さない私が悪い。

中古車店廻り後、かみさんが家族で昔住んでいた家が近いというのでそこ(今は別な人が住む)を見に行った。急な坂道の途中。ほとんど当時のままに残っていた家屋・物置き・庭に大きく育った山桜の樹。それらの思い出を話す彼女。

また、その近くに作家の野坂徹夫さん宅があることを発見。思いついてアポナシでピンポン! 居たっ! 野坂さんは次の奈良市での個展を控えて制作中。奥さんの順子さんに「いらっしゃい…」とあがって珈琲をごちそうになる。そうこうしているうちにアトリエから野坂さんも休憩しに。談笑。手ぶらのアポなし訪問なのに逆に洋酒をお土産に戴いてしまいました…ありがとうございます。




17時より国際芸術センター青森ラウンジにて「TAM/A同窓会」MTGがある。
TAM/Aとはトヨタ・アートマネジメント講座・イン・アオモリの略。1999年に青森市の国際交流ハウスを会場に行われたアート・マネジメント講座に地元実行部隊として関わったメンバーなどによるMTG。その後の青森でのアートシーン(ACACに関わる人々、県立美術館の関係者、アート・サポートとしてのNPO関係者)にどのように繋がったのか…TAMの種子(趣旨)はこの地にどのようなかたちで蒔かれ根ついたのか…TAMのその後の追跡取材(朝日新聞)に応ずるためでもある。

2000年にはpudlles-水辺が青森で開催された。八戸ではICANOFが、弘前のナラヒロ展がNPO法人 harappaに繋がり、青森のN-pro(ナンシー関展)はARTizanに連なる。

取材はさておき、こうしたMTGがもっともたれる機会を今後も希望している。
ARTizanやharappaやICANOFなど県内3市においてそれぞれがスタートした現在それらのネットワークも築いていきながら、目に見える次回企画(目標・課題)を打ち上げることにより美術に関心を持つ人々の発掘や結束につなげたい…という意見など。感じている意気や意義や異議を話す機会。

MTG後、展示棟の谷口雅邦「発芽虫 HATSUGA MUSHI」展を見る。
会期中に作品に仕込んだ植物の種が発芽するとまた様相も違ってみえることだろう。ボリューム的にこの空間は大きすぎたか。空間(空いているところ)を作品に取り込みながらの展示。今回の短い会期中にどの程度まで(様相が目にみえて変わるような)成長をするのか。種子が付着したインスタレーションに繁茂する植物を空想させ、小さな発芽でもそこに感じる「植物の生命」と「植物が作る造形」をも作品化しようと試みている。
谷口さんは龍生派(華道)からの人。そういえば華道が日本におけるインスタレーション普及・促進に一役かった歴史は平行芸術展(昨年18回展)の小原流や前衛生け花の草月流を見ても明らかだと思う。幾つかの支流が出会って大きな流れになる…。
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by aura-21 | 2004-04-25 23:51
2004年 04月 24日

記憶 リピート浜田展

ここ最近、人との会話中に固有名詞や人名などがとっさに出てこないで困る。
季節的な何かだろうか。それとも歳?

朝食に夕べの蟹鍋の残った汁にご飯を入れて雑炊。昼も。おいしい。
午後、すこし版画、製版だけ。



明日まで青森県立郷土館で開催している「浜田正二 素描展」をもう一度見に行く。
ノスタルジア。嫌いではない。見たことのない昔の風景だがその風景を思う気持ちが表現されているのではないか。その優しい気持ちが許せるのだろう。
市民美術展示館にて「青森二紀グループ展」を見る。絵画を描くことをある種の「研究」として向き合っている絵描きがいる。誰かに向かって発表することよりも自己研鑽が大きな目的であるかのような絵画。団体で集って描いている画家の中に散見する。孤高か…?…研鑽することは決して間違いではないが、鑑賞者との疎通をあまりに欠いたことが個性であるかのように突き進むというのも決して正鵠ではないだろう。
伊藤亜佐美 展(画廊あるち)を見る。針金を芯に麻紐や古布を巻いて不定形な造形を作る作家。今回は素材に石も使ったことが作品を引き締めているようだ。インスタレーション的なことよりも単体のオブジェとして小品が並んでいる。会期中、不定期に来場者を前にパフォーマンスもするという。それは未見。





今日は母の誕生日である。76才になった。
家族三人で揃って夕食を近所の洋食屋「あんちゃん」にて。




DVD「リーグ オブ レジェンド」を見る。字幕で見終わってから日本語音声では誰がショーン・コネリーの声をやっているのか…と切り替えたらやっぱりWAKAYAMA・G。
ショーン・コネリーの吹き替えの声は彼しかいないでしょ!
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by aura-21 | 2004-04-24 23:01
2004年 04月 23日

雨雨 蟹田の蟹

曇天。毎朝のかみさん仕事に送る。
天気予報ではだんだん雨…降り出さない午前中にセンターへ。


ARTizanの世話人会会費を日沼さんに。1万円、有効に活用されることを!


水張り台に貼って乾かしていた版画を回収する。


雅邦さんは今日展示の追い込みか。
お会いしなかったが創作棟内は作品を持ち出した後で掃除もしてあった。




午後から曇天の空のもと蟹田まで。
ただ行って「トゲクリガニ」を買って帰っただけ。夕食に各自1匹づつ、小さいが身の詰まったメスがつく。それと蟹と豆腐の鍋。鍋の中の蟹は大きめのオス…しかも切らないで丸のまま1匹入ってる。どうやって食べるんだ? 母はぜんぜん頓着しないで作ったようだ。さすがに活きてる胴体をバンバン切っちゃうことが出来なかったらしい…
美味しい出汁のいっぱいでた鍋の残った汁は明日の朝の雑炊に…。楽しみ。
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by aura-21 | 2004-04-23 23:58
2004年 04月 22日

雨 画像アップ

青森は雨。
午前中に母の定期検査で県病まで送り迎え。

先週作った版画をACACまで取りに行くつもりでいたが、この降ったり止んだりの雨で諦めた。明日することにした。しかし明日の天気も良くないようだ…




昨年の思考眼展データのうち「華浮力」と「話・対・話」を資料室サイトに移動。
「華浮力」に追加した画像をアップ。子供達の顔がすばらしい。
「話…」の方も画像追加作業を始めた。アップ完了は近々。
(2010.6現在:データへ現在はリンクが切れております。復旧中)
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by aura-21 | 2004-04-22 22:52
2004年 04月 21日

2つの展覧会 総会

晴れ、風が強い、桜の花の散るのが心配。なかりせば…のどけからまし。

かみさんを仕事に送る。彼女の仕事(派遣)も今月で終了する。

午後から新町方面へ。個展を2箇所。

西衡器 ゼフィルス「柳谷俊彦 作品展」
油彩。基底材にはキャンバス以外の戸棚の戸などを使っているがそこには特別意図はなく四角い画面でたまたま身近にあっただけ…という。描かれたグラフィティは私には例えばパスキアのようなアメリカにおける80年代ニューペインティングの影響を感じたが彼のテキストはまた別なところにあるという。文字やその記号的イメージをモチーフにしていることで油彩の技法的稚拙さが強調されてしまったのが気になった。文字(象形文字のような絵から文字への過程)のような図形を描く時の「書」との関係(無関係)をどう捉えているのかも気になる。作者が表現しょうとしたものと実際に現れたものとの間に居る彼の「美術」に対して取っている距離感のようなものが会話として積み上がってこない焦躁感にとって変わる。どこまで「絵画」を自ら引き受けて自立しようとしているのか…彼にとってもそれは「焦燥感」に違いない気がした。


喫茶パオズ「成田弥生 版画展」
この作家の版画作品を初めてみる。若い表現者に喫茶店内を無料で貸して応援しているオーナーの飯塚さんからお話を伺う。ハガキサイズのモノクロ木版画は戯画的人物。いやイラスト的というべきか。同一サイズで30枚以上の木版画を展示しその他にも多色刷りの木版画(たばこや有名なお菓子のラベルを模した絵)32種類を販売している。1枚300円というのも気に入れば求めやすい。時々ストリートで売っていることもあるそうだ。その姿勢に「美術」な敷居を感じさせなくていい。この作者は30代半ばの主婦でもあるそうだ。版画の技法というか手慣れた感じよりは年賀状のような気安さが気どらなくて楽しい。ついついその全32枚で1,500円というお楽しみ袋を買ってしまう。次回があるなら多色でオリジナルなもう少し大きな版画作品を見てみたい。





18時より「AIRS 第2回 通常総会」青森市中央市民センター。国際芸術センター青森(ACAC)におけるAIR(アーティスト・イン・レジデンス)のサポーター(通称 AIRS エアーズ)の昨年度の事業報告と今年度の事業計画案の承認、今年度ACACの事業概要、来週から始まる「春のAIR」説明、AIRS規約の変更に関する説明と承認。
個人的にAIRSに適さない発言をしてしまう。「22時以降の街への買物などの案内をサポート出来ないだろうか…」というSさんの意見に「今回は地元(弘前)出身の作家も居るし作家同志で助け合うのでは…」と言ってから『それじゃサポーター必要ないか…』と、ここで言う意見でもないな…。
サポーターにも各自手伝える時間帯の制限もあるし人員的に十分とは言えない数である。全てを完璧にサポート出来なくても仕方がないとすこし肩の力を抜いてもいいのではないかと思う。(最初から抜く必要もないが)力が入り過ぎても具合が悪い場合もある。ボランティアとかサポートはそうしたものではないだろうか?…と、最近思いだした。
いや、やれることはやりたい…とした上で、である。(言訳に聞こえる)
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by aura-21 | 2004-04-21 22:48 | 展覧会