AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2004年 06月 23日

民意

蒸す。
作品を入れる袋を縫う。寸法間違いで縫い直し。



「民意」という語が創造の精神や創造の現場にかなり不釣合いなことに改めて感じ入る。あるいは「民意」という語の1人歩きが誤解と希望をばらまいているのだろうか。
先月のこの日誌にJ・ブラックの言葉を引用した。その「民衆」という語彙には民意というニュアンスが含まれてはいないだろうか。現代における民意とは何か。創造の現場で話すときにそれがどれほどチグハグなことを産む原因になってしまうのか…
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by aura-21 | 2004-06-23 23:31 | 雑感
2004年 06月 22日

校正 DVD鑑賞

台風一過。思った程に強風もなかったようだが被害の程が心配。
遠くに黒い雲が渦巻く。こちら側は晴れている。とてつもなく大きな空間。視界の限界を遥かに越えて。
そのたった一部である青森の上空、の、その下で小さな私がいる。


午後から弘前へ。活版印刷所へ往復はがきサイズの印刷物の校正に。
弘前土手町を歩く。新しく通った332号線道路との交差点近くの「平山萬年堂」でCARAN d'ACHEのボールペンを見る。17年間使って最近壊れた同社同型のボールペン、書き味に惚れて探していた。2,000円くらいのものを…と尋ねたがたまたまもっと上級のもの1本しか店に在庫がなかった。思いきって購入。大事に使おう。筆や硯、和紙などもある。書道用の紙だが版画に利用できそうなので購入。半紙16枚ながら…3,500円。ちょっと使い過ぎか。

名曲喫茶「ひまわり」で珈琲。青森に戻る。




DVD2本。「インビンシブル」「The TUXEDO」
「インビンシブル」は西洋人が演じる哲学的カンフーみたいな…まぁ、時を超越した善と悪のサイキックな闘い…でもなんだか侘びしー感じの出来なんだが…どうしてサイキックなのに戦い方は東洋なカンフーアクションなんだろ。
上記のサイトを見ると「そこまで肯定的に解説するか」「何を見ているんじゃ?」とマウスを投げつけたくなる解説に驚く。…そう感じるヤツもいるんだな…と世界の価値観の寛さも感じるかも。

「The TUXEDO」はお馴染みジャッキー・チェンのアクション(やっぱカンフーだな)。着ちゃった人をスーパーにしちゃうタキシードが巻き起こすドタバタアクション。何も知らない主人公が陰謀に巻き込まれるといういつものスタイル。どれを見ていいか迷う時ついつい借りちゃう…ジャッキーか。
娯楽だが見ててツカレタ。
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by aura-21 | 2004-06-22 23:20
2004年 06月 21日

教室 組織嫌い

日中、曇り、蒸す。


版画教室へK市からOさんがネットでこのサイトを見て来てくれた。実は刈田さん(現在は東京で学校の先生)の青森時代の教え子さん。ドライポイントとエッチングに挑戦。「たのしい」と言ってくれて私は「うれしい」。新鮮な驚きや感動を受け取ってもらうとそれは私にもまた跳ね返って何かを呼び覚ませてくれる。
また挑戦してください。制作のお手伝いをします。
先週来てくれたKさん、そして今日のOさん。ありがとう。




台風が近づいている。予報では明日の深夜3時頃青森県を通過するという。
テレビではリンゴ農家の暴風対策や沿岸の船舶の退避の様子がニュースで流れている。家の周囲に置かれた軽い植木鉢を飛ばされないように片付ける。




弘前の活版印刷所から電話。明日校正に行くことに。
仙台の活版印刷研究会のWさんより名刺の校正がメール添付で届く。こちらも印刷をお願いする。近日中に名刺の紙を発送すること。




作家の集団に限らずどんな集団もその活動に組織的に巻き込まれてだすと身動きとりずらい…そんな感覚がつきまとう今日この頃。私にはARTにおいての集団は「組織」じゃなく「交点」であり「寄合所」くらいに思っていたのだが。でないと各自の活動に影響が出る。
抜けることも含めて自分の中で決着をつけないといけないだろう。
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by aura-21 | 2004-06-21 23:15 | 版画
2004年 06月 20日

テレビで美術 お茶会 

曇りのち一時小雨。

久しぶりにNHK「新 日曜美術館」で「描かれた橋」を見る。我家のアンテナの具合は非常に悪くテレビ画面も特にNHKの映りが悪い。ちゃんと受信料払っているのに…。不鮮明で色の乱れた画面での美術作品鑑賞は逆に想像力を刺激する。
橋もそうだが塔や門も美術作品に現れると特殊な意味を持つな…と感じながら見ていた。
ぐた〜っとだらしない格好で家にいると電話…「あっ」ARTizan世話人会開催が11時からだった! 忘れていました、結果欠席。すみません…。規約検討、承認、本年度事業計画の説明と承認…が行われたそうです。


15時からのARTizan「お茶会」で早めに家を出る。
市民美術展示館で展覧会を見て、青森画廊での生田作品(メゾチントの梟)本日最終日…を見る。
青森画廊の千葉さんにはいつもお世話になっている。
コーヒーをごちそうになり30分程お邪魔してから「お茶会」へ。

今日は来月弘前 デネガで開催の「セカール展」で実行委員長の岩井康頼氏によるお話。思いと熱意が伝わってくるお話だった。

終了後、来ていた作家のSさんと会場を後にしてドトールへ。お茶しながらのおしゃべり。先日の気仙沼 リアスアーク美術館のこととか…Sさんも陶芸のKさんの作品を見てきたそうだ。また新しい仕事場を見つけた話とか。仕事には必要です大きな空間。すっかり男2人のおしゃべりに盛上がり、つい時計を見たら19時を過ぎ従業員は店の掃除を始めていました。また今度飲みましょう…と別れる。




夕食はかみさん手づくりの「タコ飯」…初めてのメニューだ。帰宅したらとっくに彼らの食事は済んでて、私だけで「大改造!! 劇的ビフォーアフター」を見ながら食う。でもうまいよ。
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by aura-21 | 2004-06-20 23:09 | AIR
2004年 06月 19日

AC展示&サポート

曇りのち小雨。
かみさんは仕事休み。疲れがたまっているようだ。


母と伯母を乗せて幸畑の八甲田神社まで。
大祭式典。例年6月19日の行事参列。11時過ぎに迎えに。小雨降り出す。屋外での式典、例年何故か雨もなく、天気の悪い日でも式典終わってから待ってましたと降り出す。神業。




午後から国際芸術センター青森へ。しばらくぶり。

展示作品を見る。四季のアーケードでは横溝美由紀さんの作品。(かなり)昔に銀座の画廊での彼女の個展を見たことがあって、その時には石鹸を素材とした作品でした。画廊空間全面を被い尽くすような石鹸(中には贋の樹脂の石鹸もあったのかな)それから随分時が経って作風も変わったようだ。アーケードの内側をおおったジョーゼットな布とデッキに滑走路の表示灯のように連なる蒼い電球。
「自然との会話 - 私と自然の新たな物語」が今回のAIRプログラムのテーマと聞くとついついそれらの作品と「自然」との関連付けをしてしまう。
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横溝さんの作品の布には見たこともない大きなそしてきれいな蛾が1匹とまっていた。気持ちよさそうにワタシの居場所よ…と。薄緑色のその羽根が作品と相まって印象的だった。

ギャラリーBのKIM Juyonさんの塩の山に裸足の足をのせて忘れたい記憶を探る。コスモスの種をひとつもらってくる。



創作棟でMarine KYさんのサポート。
明日(20日)のワークショップで版画を使いたいという。私の知ってることであれば準備に手をかせるかも…と伺う。(明日はARTizanのお茶会あり)

銅版画の技法は各作家ごとに微妙に道具や手法が異なる。ジンクスや儀式のように「どうしてもその素材(手法)でないと」と感じてしまうことや実際に手が覚えていることだから手慣れた手法でやるに越したことはない部分も確かにある。

Marineさんはインクやグランドの洗浄に使う材料がどうもセンターにあるものや日頃私が使うものとは違うらしい。その質問で英語の理解力不足もあって通じなく苦戦。酢(酢酸)と研摩パウダーを使って銅版の表面をきれいにしたいようだ。研摩剤に酢酸をいれたものは市販の「ピカール」などを使うのだが、どうも彼女が使いたいものとは違うらしい。洗浄によく使う石油やホワイトガソリンもなぜか驚かれた。やはり英語を理解出来ない私側の聞き間違いか。
レース模様の生地を銅版に転写して版画制作をしたいらしい。もちろん「銅版画」のwsではなく形を写しとることと自然を見つめることの「視線の体験」であり版にすることでの子供達の驚きを記憶や思い出に繋げることが狙いだと思う。2時間だけのワークショップではすこし詰め込み過ぎではないか…本人もそう心配して、もしかしたら別なやり方を考える…という顔。

17時を過ぎ、今日は家族で寿司を食べたい…という家人の時間に合せていそいそ帰宅。でもイトーヨーカドーで買った寿司を家でテレビを見ながら食べる。
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by aura-21 | 2004-06-19 23:04 | AIR
2004年 06月 18日

活版印刷 民藝

晴れから晴れ…
午前中在宅。ま〜時々「運転手」オートマにも慣れました。

午後から弘前へ。活版印刷の奈良印刷さんへ。
はがきサイズの印刷物を頼みにゆく。紙は持込み。行ってから簡単なデザインというかレイアウトと文字の指定をする。どうなるか楽しみである。
ひとこと「ありがとう」と入れるだけ。校正と見積もりは来週ころか。

そのついでに弘前市立博物館に「柳宗悦の心と眼 柳宗悦の民藝と巨匠たち展」を見る。昔、駒場東大前駅の日本民藝館には何度か入ったことがある。この展示は巡回展でもあり借りてきたままに大切に展示された状態は「もの」としてしか置かれていない。「民藝」という全体像には程遠くてパズルの1ピースにしか見えない。「巨匠達」の作品の一部がきれいに並ぶだけのようで残念でもある。
名も無き陶工や職人の仕事こそもっと見れれば「作家」の仕事の意外に脆弱なことも判ったに違いない…と思いつつ、でも「さすがだな」と感心する仕事ももちろん並んでいる。数は少ないけれども…
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by aura-21 | 2004-06-18 22:59
2004年 06月 17日

キッズ打合せ 版画教室

快晴。太陽まぶしい…裏街道を歩いているわけじゃないけど、それに近いか。

午前中、新町のNPOサポートセンターへ。
7月31日、8月1日の両日に行われる「キッズ・アートワールドあおもり2004」テーマ「森・杜・盛 〜 からだと自然」でのワークショップ概要を三澤さんから伺う。私の担当する版画は国際芸術センター青森の版画プレス機を使ってこの2日間を通して15名の定員で予定されている。
WSは他に「書」と「コンピュータグラフィックス」を計画されているという。
このすべてのワークショップで作られた作品は8月2日〜6日の5日間、青森公立大学の国際交流ホール(大学校舎入って右側の講堂)に展示されます。
参加無料。近々ポスターやチラシが準備されるもよう。




久しぶりの版画教室。しかもネットで参加希望をいただいた方…初めてです!
市内在住でよかった。自転車でお見え。
版画初挑戦だそうで普段私のやっているドライポイントから。非常に段取りは簡単なのです。でもだからこそ多く作ってみないと自分の描きたいものにはなかなか出会えないかもしれません。今日はこの技法に探りをいれたようなもの。ドライポイントは行程的にすぐに出来ちゃう。次にエッチング。こっちは製版から入るのでドライポイントよりも手数も必要な道具(薬品)もあるので煩雑かな。こちらも今日は一回腐蝕で試し刷り一回までを終えました。16時をすこし過ぎて終わりました。



夕食後疲れて横になってたらそのまま寝ちゃった。20時前…
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by aura-21 | 2004-06-17 23:59
2004年 06月 16日

演劇鑑賞

直射日光強く今日の上天気。県病での検査は変化なく…次回は12月。



かみさんと「アウガ」5階で待ち合わせ。1階の「クランボンカフェ」で夕食。
19:00からの青森演劇鑑賞協会プロデュース公演2004 「渡辺源四郎の一日」を見る。入口に恐い顔をして畑澤さんとニコニコ顔して演鑑の鎌田さんが立っている。黙礼。真理子さんにお願いしてたチケットを受取って入る。会場は満員。知った顔も多数来ている。
ちょうど劇作家の篠崎さんご夫婦の隣の席が2つ空いててそこに座る。
伊奈かっぺい氏がすごくめだつ帽子の冠り方して入ってきた。あれは…隠してない…

2時間弱の芝居はおもしろかった。不覚にも涙ぐみさえした…。芝居を見て涙が滲んじゃうとは…。(今にヘルスセンターでやってる大衆演劇でも拍手喝采して大泣きしそうな老後の予感…)
キャストの適材適所は「上手くいってる」という印象。無理なく、素人くささも鼻につかない芝居の流れ…かな。まぁ細かいことをいちいち挙げないけどさ。

源四郎にしかその存在が見えない若い時に戦死した戦友…シックスセンスみたいなその存在がすごくよかったんだけど、聞いたら源四郎役の宮越さん(かみさんも昨年の芝居で一緒に出たことある)の台詞量を分担して語るために?本番6日前にキャスティングされた役とか。そうは見えない。芝居の不思議さ。

公演後、感動の余波と知った顔どうしの挨拶もあって多くの人々はホールの前を立ち去りがたし…な状況。かみさんも演劇関係に知人が多く舞台でビンタを食らってた男優とは昔共演したことある人だったようだ。私の知ってるI・Mさん(医師役)もカルテをのぞくふりしてセリフのカンニングしてたらしいけど…でもそう見えない演出だった。Iさんに「橋本さんも芝居すればハマルと思うよ」とかみさんにそそのかしてた。が、私も大学の時に盛岡で3公演ほど役者で舞台にたった経験はある。が、どうもグループ行動が苦手(理由はもっとあるけど)…で辞めた…御免こうむりたい。

かみさんは篠崎夫妻や「劇団 雪の会」の10数人と「白木屋」へ。雪の会でも秋に公演があるそうだ。その打合せもすこしあるのかな。

2時間後に私は運転手役になって迎えにゆく。
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by aura-21 | 2004-06-16 22:50 | 映画・演劇
2004年 06月 15日

落雷 記念パーティ

朝、落雷の音で眼が醒める。
午前中の雨はおさまり、午後からは晴間と直射日光。暑い仕事場で版画2点を制作。




18:30より「ホテル青森」3F 孔雀の間 にて開催された「北の街」創刊500号記念パーティーに出席。青森の文化人な面々…私は数年前にカットを載せさせていただいたこともあり、普段ならこの手のパーティーは辞退する質ながら、あえての物見遊山。(私は文化人じゃ〜ないし〜)
文学・エッセーなど文章関係の人は全く面識なし。同じテーブルに2〜3の見知った顔がありすこし安心などしてみたりして…。




芳名帳にAKI様、ありがとうございます。
昨年の空間実験室で手づくりバックやイラストを展示されていた方。
先日のNOVITAでの拙作個展ではお立寄りいただきました。ありがとうございます。
リンク集にも追記させていただきます。
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by aura-21 | 2004-06-15 22:47
2004年 06月 14日

SFな遺跡

晴れ。かみさんを送り、母を病院に送っていく。

版画制作。仕事場暑い、熱い…




DVD「SIGN of GOD」。ドイツものだった。
青森市にも三内丸山という縄文遺跡がある。もし出土するものの中に縄文時代の写真とか記録ビデオとかDVDが出てきたら遺跡調査も楽だろうに…とお笑いで話してたら、この「SIGN of GOD」はキリストを撮影したビデオ映像の存在…という内容。遺跡から約2,000年前のものと判断された人骨が。しかしアマルガムで治療した虫歯痕やチタンボルトで骨折治療した跡がある。おまけに傍にはSONYのビデオカメラの取説が!…謎の宗教団体との活劇冒険アクションもの…(イヤダ〜笑)
未来人がタイムマシンで過去に行くという時間のパラドックスみたいな空想話のそんな一本。
ま〜、ハリウッドかと思ったらドイツ製だったのも泣ける。ロケはいいが特別CG多様もなく映ってるキリストも…なんとも…は〜ありがちな終わり方も想像通りだ。
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by aura-21 | 2004-06-14 23:43