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2007年 07月 31日

書類  Potee31  ACAC  版画家

快晴。7月も今日で終わり、早い。
司法書士を訪ねる。準備の出来た書類「上申書」と「遺産分割協議書」。まだこれらに印鑑を集めないといけない。
複数の遠くの親戚へ各書類を送付。手紙と返信用封筒…それぞれに切手。投函。



ご近所にあるパン屋さん「potee31」が閉店。最後のパンを買いに行ったがもうない。パンはないけどご挨拶したくて順番を待つその中に09さんや先日C-POINTで一緒だったナカジマさんも。当事者のパン屋のあんちゃんは至ってクール。辞めると決めたもっと前の方が悲しかったそうだ。
時々しか買いに寄ってはいなかったけれど、いざ閉店となるとかなしい。彼女が一番そうなんじゃないかな。
「みんなの思い出の中に残ってくれれば」…でも、美味しいものはまた食べたい…。
9月にはまた別な場所で味わえる。楽しみにしています。



国際芸術センター青森へ。「あおもり国際版画トリエンナーレ2007」の応募要項持参。

展示中の「土俗と神話」を見る。神話に船はつきものか。多分あの舟形がなければ神話性は過剰に帯びないだろう。ノアの方舟。
日本神話ならば天鳥船(あめのとりふね)とか天磐樟船(あめのいわくすふね)というのがあるそうだ。それらが巨石として残っているのも神話。空想を広げる物語性が作品そのもの以上にかたり過ぎるタイトルとも言えなくはない。既に神話や民話という地域限定な物語は少ない。有名か無名か。中間領域がない。メジャーかマイナーか、グローバルかローカルか。

手仕事のテクスチャーが見える…というか石を彫った作品は久しぶりの展示。コンセプトよりも造形。
耐久性のある石彫も炭や紙や塩を使ったインスタレーションも同質に見える空間。石に重さが希薄であるように紙に過重な思いが込められているようにも見える。決して新しい表現ではないのでこのセンターにしてはオーソドックスな展示といえなくもない。手の仕事、技や技術のある展示。

2階の事務室へ。要項提出。世界中からかなりの数届いているようだが、あまりそういうことを気にかけると滅入る。
神奈川県が国際版画展を開催した時にはそのレベルの高さがすごかったと聞く。私は恐くて見にも行けなかった。今回はどうだろう。開催地域というのも大きな要素なだけに「版画の街 あおもり」で歯がたつのか歯牙にもかけられないのか。作品内容よりも受皿的状況への視線が気になるのだが。過去三回の青森での版画展とは一線を画するだろう。地元側からの盛り上がりに欠けないで欲しいが、限界もなんとなく予測できそうだ。それは過去に目撃したからだが…今回は別な弾け方をして前例を打破して欲しい。

拙作は「出すだけ出してみる」という感じ。

事務室を降りたところで版画家の大山貴也さんとお会いする。むつ市出身で東北芸術工科大学大学院を今年終了した方。中華民国第12回 国際版画・素描ビエンナーレ版画部門銅賞、第31回全国大学版画展町田市立国際版画美術館収蔵賞、第3回CWAJヤング・プリント・メーカー・アワード受賞。作品はネット上でしかまだ拝見していないが、今までに青森にはいなかったタイプと略歴。静かに輝いてた。
現在は青森市内にお住いという。地元では木版の作家は多いが銅版画の方にはなかなか出会えない。ついつい立ち話が長くなる。
8月8日から4日間のワークショップ「版画で『豆絵本』を作ろう」の講師をされる。
私には嬉しい出会いであった。
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by aura-21 | 2007-07-31 20:57
2007年 07月 30日

〆切り

版画トリエンナーレの応募要項は明日〆きり。直接 事務局に持ち込めるかを確かめて今日は作品タイトルをひねり出すことに。
まだ作品すら出来ていない。簡単なスケッチ程度しかないのでサイズもアバウト。規定内に納まればいいだろう…くらいに。

制作はいつも横道に入りたがる。この調子ではなかなか目的地が見えてこない。
自分で何をしているのか、何をするべきなのかを見失う瞬間があって、かえってそっちの見失っている時間が面白いものが出来ていそうだ。
どういうこっちゃ!!?
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by aura-21 | 2007-07-30 20:56
2007年 07月 29日

選挙 八甲田山展 祝賀会

投票へ。
いつからだろうか。選挙権を持っても学生時代に投票に行ったという記憶が薄い。
東京に住んでいた時も忙しさから面倒で投票には行かなかった。
契約社員も辞めバイトも途切れて時間を持て余し、毎日自転車で図書館に通ってたあたりだろうか、投票所へ行ったという記憶は。
こう書くと不遜に聞こえるが、社会の中で仕事を持っていたり眼前に目標が見えていて忙しく動いている時には政治に何の期待も持てず、まして選挙で何かが変わったり動かせたりするとは思わなかったのかもしれない。時はバブル絶頂期。急に時間ばかりを持て余した時に見えなくなった社会と関係を持ちたいと希求しだした時に、投票所へ消極的にでも行ったような…そんな記憶がある。
今もどこか心の隅に「未だにその中で生きていれてない社会」という機構にすり寄りたくて投票所へ向わせているのかもしれない。
政治や社会というのが私にとって「想像力の及ばないこと」であることは今も変わらないが、「想像力の及ばないこと」への投票という入口がぽっかりと開いていることを楽しんでいる感じはしている。
楽しむといえば他人事のようか…。今回の選挙では大きく何かが動きそうだ。動きそうだが、本当にどういうアクションがおきるのかはまだ静観しているより他にない。解釈はひとそれぞれだが選挙の結果に関らずいまだその座の委譲を拒んでいる人もあるそうだ。選挙は「変化」や「結果」に急激に繋がるのだろうか。選挙民側に現状維持への漠然とした願いがあるだけかもしれない。一番願う現状維持へ票は流れているのだろうか。 想像力が働かない…



県立郷土館で開催の「八甲田山展」へ。
山の絵が並ぶ。山の絵ばかりを描いている人の油の乗った「山の絵」というよりは、遊んで描いているような山の写生。あるいは「山の絵なら売れるかな」というような少し姑息な絵もある。なんとなくそれらしく描けそうな風景画がこうもいろんな(県人限定)作家で描かれているのも奇妙な印象を与える展覧会。実はこれらは八甲田山をご神体と仰ぐ八甲田神社による蒐集品。テーマを八甲田山と鷹に限定しているのだ。

私の親戚筋に安田健太郎という亡くなった仏師がいる。小学校の時から可愛がってもらった。他の親戚は彼を変人・頑固者扱いだったが、私や父にはそうした面を感じさせない自由な生き方の人だった。八甲田神社ではそのご神体や拝殿奥にある狛犬の像を彫った仕事を残している。同じく数年前に県内の神社による宝物展をここ郷土館で開催したことがあった。絵馬・板絵、面、屏風、刀剣、書…など隠れた名品が多かった。その中で諏訪神社からの出展品に安田健太郎の絵もあった。白いイルカが河を遡行している絵だろうか、神社にまつわる物語…多分 青森市にまつわる物語…に依拠していると思われる。今回の展覧会の案内状をいただいた時に、その安田健太郎の名もあり出展を楽しみにしていた。さすがにご神体や拝殿の狛犬は出展されてはいなかったが、小さな山の絵が1点あった。他の山の絵がふもとから見上げたような構図が多いのに対して、この絵だけはその山並を頂上付近から見下ろしている。視点が高い。実際に山へ登って現場で写生したような簡単なタッチでもある。畏敬は畏敬であってもいいが、拝するようにただきれいに見上げている山の絵ではないものがそこに掛かっていた。登山したのだろう。山が好きな人であった。実際に絵としてみると随分素人臭いのだが、作者の考え方が強くそこにある。彼を知っているからだろうし、親戚を持ち上げていると受け取られるかもしれないな。実は拙作小品1点(2002年)も今展の壁の隙間にかかっている。



14時から同じく「八甲田山展 祝賀会」で青森グランドホテル2階「芙蓉の間」へ。
今展の関係者、神社関係者来賓、崇敬者による。事前に参加希望通知は送っていたが、私は軽く立食の雑談的なパーティと捉えていた。テーブル席に名札が並び、来賓祝辞や乾杯やスピーチもある式次第で2時間半…油断していた。しかも10分ほど遅れて付いて受け付けで宮司の弟に「遅い」と笑顔で怒られた(彼は同じ歳。小学校・高校と同窓生)…失礼しました。
既に開会の辞や八甲田山展実行員会代表者の挨拶も終わって司会者による次の方の紹介中。
ステージ前に並ぶ3つのテーブル(松・竹・梅にそれぞれ8人)が作家の席のようだ。他に7つのテーブルが並ぶ。関係者、崇敬会の方々。静まった会場を前の席に付く。冷汗…。
作家よりも関係者の多い展覧会パーティ…いや、祝賀会の主役は今展主賓の八甲田神社にある。作品の多くは奉納ではあるが神社側によるコレクション購入でもある。パトロンと作家の関係に近いだろうか。近年ではそうした構図もほとんどなくなって珍しいものである。パトロンも1点だけのおつき合いの作家もいれば、その生活までに及ぶ応援をいとわない作家との関係もあるだろう。
来賓祝辞、出席作家紹介、祝詩吟披露というのもありやっとやっと乾杯。私は車だったので口をつける真似だけ。あとはずっとウーロン茶。
ご歓談タイムとなる。
その後、9人ほどスピーチが続き、最後に八甲田神社 小笠原定彦宮司よりご挨拶。宮司さんは拙宅での集まりでも来てくれるが、その時の気さくな感じとは異なり、こうした正式な席上での威厳が確かに漂う。さすが…と感心。

今展は「郷土を愛する県内出身作家による」という副題が付いている。さて、郷土を愛しているかどうかは自信がないし、郷土愛をあまり表立って滲み出させる気もない。この青森の自然という環境の懐に住んでいることは事実でも大きすぎて包み込まれている意識などないに等しい。神社が執り行う展覧会であるためにあまりアートとか芸術論ではない視点で行われている分、絵を見に集まった人には見やすい(私には少しつまらない)作品が並んでいるとも言える。意識できないものを気付かせることが芸術と同じように宗教にもある。私はこの展覧会でひた隠しに隠したい「郷土愛」なるものを見せつけられたのかもしれない。まさに宗教家による展覧会ならではだろう。しかしまだ、そのようなものに正面から向き合いたくはないし、ずっと背景にあればいい感情だろう。郷土愛を絵にしているのではない…と、思っている。
宗教との距離を取るのは、裏返すと本当に信じるものと付合いたいからなのかもしれない。信じるものが人やモノや精神やお金であっても「信じる行為」自体はそこにある。宗教の教えも厳かな拝殿や仏や神の形をした彫刻にだけ向うのではなく、その向う側へ意識をもってゆくための機能をそれらに付託しているに他ならない。美術作品が美術という見えないものへの誘導手段であるように。


今日、始めて袖を通すピンクのジャケット。
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by aura-21 | 2007-07-29 20:54
2007年 07月 28日

うだうだしてる まとめ書き

朝も早くから、携帯のメール着信音で起きる。
ああ、S市のWさん。メールをありがとう。S市もやっと気温が上がったもよう。
ええっ!? 素敵な思い出も…励まされます。
そうねぇ…恋せよ乙女! なんだかなぁ、いつも恋心は忘れちゃいけないってことね。

パソコンでメール拝受。先日の秋田の画廊「galerie TURM」さんより。ありがとうございます。
また伺いたいです。まずはひどい波に揉まれている自分を脱出させないと…だわ。
…暗いの暗いの飛んでケぇ〜(なかなか効かない…)

うだうだと1日が過ぎる感じ。
今日は曇天で大粒の雨も降る。湿った空。昨日までの快晴続きですこし暑さが弛んでくれてうれしい。


時々パソコンの前。おや、uさん mixi退会? どうしたんだろう…。

しばらくぶりで自宅の風呂に入る。夕食の素材を買いに近くの生協まで。
Aさんからのメール受信…「おすそ分け」のメロンをいただく…! ありがとう。

ここ数日分の日誌を一気呵成に更新。
もう数日前のこともあやふやなり。

また仕事もしないで、土曜日が過ぎる…。
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by aura-21 | 2007-07-28 20:59
2007年 07月 27日

造形教育  言えなかったこととか

今日も快晴。
8時30分、会場の莨町小学校へ到着。東北の小学校関係者がたくさん参集。

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(O 先生からのお茶目なリクエストで黒く目隠しを付けました)


「第52回 東北造形教育研究大会青森大会」の「第6学年 図画工作科学習指導案」というのが正式名称なのか。
まぁ「ひろがれ 版画ワールド」として鑑賞がテーマである。今月17日にワークショップで作った版画とその前に持ち込んだ拙作を一堂に並べての授業。指導教諭のOさんは身近で実作している人の作品を作者を前にして鑑賞する方が作者からの反応や自分の解釈や感じたことに即レスポンスがありそこに「対話」が生まれることで鑑賞がより深まると読んでいる。また作家の技法(特に版画はその技法を知ることも作品鑑賞には重要な要素であることを踏まえて)で自分たちも作ってみることで作品に対する理解が深まる事を狙っている。同時に鑑賞から表現への興味の拡がりの種子を子供達の心に蒔くことを意図している。
まぁ、手前味噌でも彼と私とで打ち合わせた時に感じあった確認点には、鑑賞にとどまらないでそれらを大きく飛躍する(脱線するような)遠大な思いもあったかもしれない。風呂敷は大きく拡げた方がいいのだ。後は彼等彼女等がその持ち帰った種子をいつ、どういう機会に発芽させるか、大きく育つか、実を結ぶか…そんな事は「わからない」のだ。半分しか与えられないもどかしさは、同時に「自分で考える」ことを強いることでバランスをとるのではないだろうか。
私には慣れない教壇(まぁそんな高みからの目線はないのだが)側からの話がどれほど話せたかは大変自信がない。いろいろメモしてきたことはことごとく冷汗と一緒に流れ揮発していたようだ。抽象絵画というよりも「模様を描く」というレベルで話を進めた方が分かりやすいかもしれない。版画の場合に生まれるテクスチャーやマチエールは紙の上に筆記用具で描く事よりも質感を産み出しやすいし同時に容易くコントロール出来ないことも効を奏しているのではないだろうか。
(もちろん熟練すればできることもあるのだが、ファインアート系での作り手は往々にして熟練を嫌う傾向がある。それは熟練がひとつの小手先に落ち入る危険を含んでいることを感覚的に気付いているからだと思う。)
未来の作家になった時に自発的に直面して欲しい問題でもあるので、そこまでは今回は立ち入れないか…。

今日の授業では言えなかった事など…。

鑑賞と制作の両極に造形思考が関り、その総体が「表現行為」である。
鑑賞力にも想像力や対話力が必要である。つまりは表現力である。
見えないものを掴まえ、見えないものを見る力…それは常識の有無に関係ない。
ワークショップで作った版画にはどれにも作った彼等の自分という切り離せないカケラが含まれているのだ。
上手に出来たかどうかに意味はない。上手にできなかった事の方に意味を見つけるような鑑賞力だってあっていいだろう。
作者よりもその作品について深く見ている場合だってあるはずだ。
今出来なくても明日出来るかもしれない。鑑賞は一生つきあうべき感性のひとつであるだろう。今、急に全部解って出来てしまう必要はない。成長の課程で伴って見えてくることもあるし、その方が多い。
同時に成長することで見えなくなったり感じれなくなることだってあるんだから。

「解る」ということと「感じる」ということの違いを知っておくべきだろう。
解るよりも感じる事を優先する場合もいっぱいある。

自分で見つける。自分だけに判ったのかもしれない感じた「美しさ」、それを他の人に解ってもらったり、伝える課程で他の人にも見えてきたりする。そうした共有感、相互理解、、、。
美しさはそうした時の共通の言語を探るために手っ取り速く近くにあるものなのかもしれない。認めあうという前提。

…ここまで書いててだんだん日誌記録というよりも散文詩的な、あるいは思いつきのフラッシュバックとかフラグメントになってきた。誰が読んでいるかなんて気にしないで、書く。間違ってることでも…書く。だれか指摘してくれ!

さて、すこし冷静になって、日記の続きを時系列に…。
授業そのものは短い45分の1校時間。終了後に行われた授業そのものを題材として評価する会議が行われた。
本来はそちらまで私が立ち会う必要はなかったのだが、物見遊山な気持ちも手伝って傍観のつもりで会議への参加を了承したら、会議室の席順ではパネラー側に座ることになりびくつく…。途中で参加者よりワークショップの手順に付いての質問があり私の方から話させてもらった。餅は餅屋じゃないが、いつも同じことばかりしているのでその手順の説明にも説得力はすこしはあったかな。
版画は他の美術のマテリアルよりもアルチザン(職人)的な側面も確かにあるためだ。まぁ、多分にだらしない職人で、職人の風上にも置けないような自分ではあるのだが…すみません。謝ってばかり…。

最後にH市のN校長先生より総括。
授業前にお会いしていろいろお話を伺っていたのだが、この拙作Webサイトもチェックされていたそうで、ここ数日の日誌の更新がないですね…と指摘されていた。またまた冷汗が滝のように流れる。またその総括のなかでこの日誌内からの一文抜粋をプリントアウトされて持参し朗読された時には…冷汗が滝を通り越して大河の濁流のように鳴り止まず、心音の方が止まって聞こえなくなりそうだったです…どうか、ご、ご勘弁ください…そこから記憶がありません。



お弁当とお茶をいただいて裏口から逃げるように脱出。午後からは体育館でなに別の会議があるようだが、私にはもう関係ない。
弁当は家に持ち帰ることにして、昼食を真向かいの「焼そば 鈴木」で大盛りを食べる。2回目。でもなんだか味が掴めない。焦げたキャベツの繊維質が歯の間に挟まる。

帰宅後、珈琲豆が切れているので県病前のジターヌまで。
お店の奥さんが「今日、莨町小学校と書いたカードを持って辻辻に立っている人をたくさん見かけて宗教関係かと思った」と聞いて噴き出した。県外からの来場者もあって「場所の案内で何人も立っていたんですよ」と、今日の授業の事などを話す。そこへO先生から携帯に電話…「今日はありがとう。今度飲もう」「こちらこそ、面白い体験でした…(でももう2度と嫌です!)。」(笑)
ご苦労さまでした。

昨年の「怒濤のっ!」で参加された作家が数名来青。些末に忙しく、関係者で集まっての飲み会にも参加出来なかった。ごめん。
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by aura-21 | 2007-07-27 20:51
2007年 07月 26日

小学校

10時に莨町小学校へ。明日の研究授業の発表に関して会場設営の下見と打合せ。
先日のワークショップで作った版画を厚紙に貼り銀の製本テープで四方を留めたものを吊り下げている。
担当のO先生は子供の作品でも作品にはちゃんと敬意を払って扱ってくれる人だ。私もそうした点には注意をしている。

子供達の作品の下にはアンケートカードが下げられ、作品のタイトルと感想が書き記されている。
明日の「鑑賞」の授業ではどういう発言が飛び出すか楽しみである。


出品料

市役所へ。青銀市役所支店に「あおもり版画トリエンナーレ2007」の出品料(2点まで5,000円)を振込む。手数料込みで5105円。まだ応募申込書を送付していない。今月31日まで。あわてろ。
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by aura-21 | 2007-07-26 20:49
2007年 07月 25日

秋田の画廊とか 男鹿のなまはげ

6時過ぎには眼も醒め服を着ている。初めて訪ねたお宅の朝のスケジュールが判らないので、そうのんびりと寝坊しているわけにもいかない。さりとて、家人も起き出す前から近所を散歩して歩くわけにも行かない…。丁度いい頃を見計らって階下へ降りる。
小学校へ通う娘もまだ起きていない。小学校には何時に家を出るのかも知らない自分。朝食の準備をしてくれているお母さんに新聞を進められて地元の展覧会情報などを見る。友人も降りてきて珈琲を出してくれた。

夕べ市内の小学生が下校途中に不審な男に手を掴まれたというニュースがあったらしい。夏休み前の最後の登校日、一緒に登校する子供たち。教員・父兄のその事件のせいでの注意・警戒もあるようだ。友人は毎朝娘を送り迎えしていたが今朝は最後の登校(この1ヶ月ほどの臨時入学で9月からはまたアメリカの学校が始まる)、別れる同級生と最後は一緒に登校したいそうで、送らずに自由にさせたようだ。

友人も秋田は久しぶりで市内の美術系の展覧会情報や画廊については詳しくない。市内に住む義姉に電話で情報を聞いてもらう。
午後の小学校終業時間まで、市内画廊見物に付合ってもらう。

アトリオンへ。建物は広く複合施設だが2階の千秋美術館へ。
企画展では「わくわく、ドキドキ 地球へのメッセージ展 〜地球環境世界児童画コンテストより〜」、コレクション展(常設)では「アートの散歩道」の洋画編と日本画編が各部屋で。岡田謙三記念館というのもあったのだろうか? 見過ごしたのか? 失敗。
三階の展示室をちらりと覗いて出る。

中央通りの秋田キャッスルホテル2階に「フォーエバー現代美術館」というのが出来たそうだ。グローバルとローカルとその中間をグローカルと称してその両方に跨ぐ活動を展開したいそうだ。残念ながら立寄らずに来てしまった。

市内でも若手の人の展示がよく行われる画廊として教えてもらった「cocolaboratory」に向った。夜には賑わいを見せるかのような雰囲気のある飲み屋街の通りにある古いビルの1階にその画廊はあった。丁度 秋田市内在住の作家 佐藤公聡展「夏展」が初日。中に入ると意外と広いスペース。画廊の若い女性担当者に伺うと台湾や中国で活躍している作家だそうで、向うでは社会現象にまでなった作風の作家さんだそうだ。今展も29日で終わったらそのまま台湾へこれら作品は送られるそうだ。抽象油彩絵画。私は好きな絵でした。

この同じビルの2階にはお洒落な喫茶店がありました。「石田珈琲店」古い西洋の椅子や昭和レトロな薫りのするテーブルなどお洒落に置かれています。珈琲も豆販売所は別にあり、ここは喫茶部だそうです。ビルの反対側は旭川で喫茶室の小窓が川に面しています。今日の秋田市内も直射光の強い日で木陰で川からの風も流れて気持ちいい場所でした。私は寺町浪漫という珈琲を頼みました。美味しい珈琲でした。お薦めです。(市内の人はご存知でしょうね)
同じく3階には書籍販売「まど枠」というアート系書籍の多く扱う本屋さんがあるそうです。(伺えませんでした)

cocolaboratoryで教えていただいた画廊「galerie TURM」へ。版画の展示が多い画廊とか。最初は自信がなく気付きませんでしたが、ここは昨年の3月5日に版画家の鈴木吐志哉さんの個展を見に来た画廊でした。秋田市内まで車で来たのはその時が初めてでした。
生憎と店は14時から開店する併設のカフェの準備中。現在展示の作品は常設展示的に飾っている期間だったようです。
店の中を覗く我々の怪しい様子にオーナーさんがお店を開けて中に入れてくれました。ありがとうございます。
オーナー独自の眼で見つけた若手や中堅の作家で会期中に1度はこの会場に来られる方という条件で展覧会はされるそうです。
これまで版画が多く扱われて来ましたが最近は彫刻やタブローの展示もされたそうです。
開店前のお忙しい時に時間を割いてお話くださいました。偶然にも村上善男さんも訪ねられたことがある画廊でした。さすが村上さんです。
また秋田に来た時には立寄らせていただきます。ありがとうございました。


娘さんの小学校へそのまま向い丁度終わる時間に間に合ったようだ。
娘さんは昨日と同じく車には乗らずにカバンだけ乗せ、走って帰る。活発な子です。

家の前で家族の皆さんと一緒に記念撮影をして間もなく、14時すこし回った頃においとましました。お世話になりありがとうございました。
また会いましょう。



国道7号をまた北上。左車線を走っていたら進路変更できなくて「男鹿国定公園」方面へ曲がらざるをえなくなった。急ぐ旅でもなく、ちょっとの時間だと思い「なまはげ」を探して走る。途中途中に巨大な「なまはげ」のモニュメントが路傍や橋梁の欄干にデザインされている。中には「なまはげ販売所」というノボリの先に地場産品販売店で「なまはげ販売所」があったり。

「なまはげ館」の道標に村落の中を走る。途中に小さなお堂を発見し車を停める。「真山の万体仏堂」(県指定有形文化財)とある。三間四面の堂内には壁も天井にもびっしりと杉の木彫の仏体が約1万体整列している。なかなか見られない貴重なものだろう。しかし人っ子一人いない。靴を脱いで堂内に上がらせてもらう。

その道をもうすこし車でのぼると「なまはげ館」がある。隣接して「男鹿真山伝承館」も。
「なまはげ館」は後40分ほどで閉館。隣の「伝承館」ではその最終回もあと10分後くらいに行われる慌ただしい時間。両方を見るチケット(800円)を買う。

なまはげ館では男鹿市内約60地区で行われているそれぞれのなまはげの面・衣装などの実物展示。なまはげにもいろいろと地域毎の個性があることに感心する。ゲゲゲの鬼多郎にでも出てきそうなユーモラスなものもある。

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隣の「男鹿真山伝承館」へ。丁度名古屋からバスで乗り付けた団体と一緒になる。
ここでは年末だけ行われるなまはげ行事の再演を見せるもの。古い民家のしっかりした土間と梁、囲炉裏を囲んで主人となまはげのやりとりを間近で見る。サービスで客にも絡む演出。小さな子供や女性にもなまはげはサービスで驚かしてくれる。時間は20分くらい丁寧に演じてくれる。お土産はなまはげの蓑から落ちた藁。お守りになるそうで小さな破片までお客さんは拾ってゆく。掃除の手間が省けるというのも。

続いてその先にある「真山神社」は平安時代以降、神仏習合の霊山として栄えた。神社ながらも仁王を配した山門があり、拝殿のその上には薬師堂があり可愛い日光・月光菩薩と四天王に囲まれて薬師座像がある。
もちろんこの神社はなまはげの発祥の地の要の社であるそうだ。



随分遠回りをした。日本海を左手にみて走れば青森に向うだろうと安易に考えていたら、何故か右手に現れる海。どこを走っているのか判らなくなるうちに「入道崎」に出てしまった。北緯40度のラインを表わす石のモニュメントが並ぶ。
青森の友人からの携帯がなる。「今秋田の入道崎」というと「おお、そこは私の好きな場所のひとつだよ」と。後で知ったが息子は秋田大学だったのでよく来ていたようだ。帰りの道を聞くと今来た道を戻ってゆけばいいという。当り前だと思いながらもまた海が右手に見える状況になった。どうも途中で左に行く道を見落としたようだ。結局は八郎潟を抜けて7号線に戻れたようだ。左手に遠く夕陽が沈む。空が真っ赤に染まっている。

夕食を食べそびれ大館市内の7号線は直角に曲がる辺のラーメン店に入る。比内地鶏を使ったスープとか地鶏の餃子というが、濃厚感がいまひとつな感じ。麺もちょっと茹で方が固め過ぎ。

0時を過ぎる前には無事に帰宅。やれやれ…
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by aura-21 | 2007-07-25 20:37
2007年 07月 24日

秋田へ

秋田県はすぐだが秋田市は遠い。しかも国道7号線を使って車で行くドライブ。休みながらポツポツと行きます。

9時半に家を出る。今日も快晴。秋田もこの陽気だろうと思われる。
空港を抜け浪岡から黒石方面を通り国道7号線へと入る。後は1本道。
大館市内でこの国道が直角に曲がる地点の近くに比内地鶏の親子丼で有名な「比内や」さん。前に1度来たことがありパーキングの位置も了解。
開店間もない店には他に2名ほどの客だけで混合う前のようだ。前回は店の前の行列に1時間近く並んだが、今回はすんなり。カウンターへ。
親子丼の極上と究極…極上を頼む。玉子ふわふわ…ぺろりと平らげ12時にはまた車中の人。秋田市を目指す。

まっすぐまっすぐ…7号線をただただ、その道を。

前回にも秋田市をめざして来た時よりはスムーズか?
何度も走ったことのある「青森-盛岡間」よりも楽な感じがするのは何故だろう。

今回は東京の専門学校時代の同級生 加藤真美さんがフィラデルフィアから実家へ夏休みで帰国しているというので遊びに行ったのである。
彼女の娘も9才に成長して日本語の勉強のためにも地元の小学校へ短期間(夏休みまでの1ヶ月と少し)通わせているそうだ。
ネット検索し出力した彼女の家の地図は精度もなかなかなもの。打ち出した数枚の地図と前回走った駅前の感覚も参考になりあっさりと彼女の家のそばまで着いちゃったよ。

丁度娘の学校が終わる頃で迎えに行く彼女に同行。車で行ったが娘は「走って帰りたい」と(ちょっと私への遠慮か警戒心もあったのかな?)ランドセル(借りモノだそうだ)や荷物だけを車に乗せると、ふわりと飛ぶように走り去った。とても軽やかな走りなのだ…少し見とれながら後を追う。
スラリと細く延びた手足と腰まで届く長い髪、以前に会った時の面影があるが子供の成長というものは速いものと実感する。

友人のお父さんは定年後に絵を始めたそうだ。県展にもそれまで何度か入選していたそうだが、定年後は二紀会位に出品しているという。その秋田支部展が26日〜30日まで秋田県立美術館であるそうだ。絵の話を熱く語る。私もそうした話題は好きなので面白く聞いている。
概して組織や派閥の弊害、ご自身が具象的な絵画で育ったことで現代絵画や現代美術にはどうしても理解に抵抗があることを、ぽつりぽつりと話される。娘である友人はそんな父親の話を黙って聞いている。彼女は現代美術の世界にいる意識だろうし、同時にアメリカという土地に住みその中で作品を作ることを考えている。親子でその捉えている「美術」は同じようで全く違ったものだろう。いや、多分、美術そのものは同じなのだが見ている側面や見方の差があるということなのだろう…と思う。

夕食に「キリタンポ汁」をご馳走になる。秋田ならではだけれど夏にも食べるのかな? 私のためにわざわざ用意してくれたのではないだろうか。美味しい本場のきりたんぽ汁でした。
すこしワインなどいただいて、でもまだ空は明るく、遠くに夕陽と鰯雲。
娘が外でベースボールをしよう、、とビニールのバットとボール、ホームベースにチリトリを置いて三人で三角ベース。運動好きな活発さ。私はどちらかというと運動音痴。しかもアキレス断裂中(笑)。かろうじて相手をしてあげられたが、なんとなく申訳ない感じもする。

秋田市の小学校は明日が終業式のようだ。「秋田わか杉国体」の関係で秋の休みを長くとるために夏休みの始まりをずらせたそうだ。
最後の学校のために小学生は9時前には寝る家庭。私も準備してもらった部屋で休むことに。
しかし普段から宵っ張りな生活を送っていたせいで、運転疲れがあったとはいえ寝つけないので困った。住宅街で飲みに行く勝手も分からず。
何度か眼が醒めながらもベットの中で外の虫の音に聴きいる秋田の夜。ほのかに窓の下の小さな公園の街灯の明かりが入り込み、静寂感。
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by aura-21 | 2007-07-24 20:36 |
2007年 07月 23日

虫歯 延命地蔵

今日も晴れ。
午前中にすこしアルミをカリカリ引っ掻く。

午後から歯医者へ。虫歯の穴埋め、右下のオヤシラズの処置に大きく口を開け放つ。顎の関節が一瞬戻りにくいほど。顎カクカクいってます。



夕食前に市内茶屋町にある茶屋町延命地蔵の宵宮へ。
灯籠を流すのは18時からとか。早すぎてまだ陽の翳っていない川面を見下ろす。数年前までは手製の灯籠を流した。昨年から市販のもの。河の汚れにならないようにその下流で集めている。海には流出しないように。担当があるようだ。
流す係の人に灯籠を預けて帰宅。

中華料理店であんかけ飯を食べて帰宅。
最近の中国食材への不信感。食べながら脳裏に突き刺さる…もう遅い…明日から気をつけよう(苦笑)。
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by aura-21 | 2007-07-23 20:41
2007年 07月 22日

旧友 担ぐ

今日も暑い。うだ〜うだ〜 寝てても汗だく。


秋田に帰省中の友人宅へ電話、週明け火曜に訪ねる約束をする。
娘ももう九歳だそうだ。私のことももう憶えていないだろうなぁ。ちと悲しい。
つい懐かしさで同期の友人数名にメールを出してみる。でも意外とレスないもの…そんなもんかな。



若きリーダーを担いでも、そのリーダーを甘く見ているからか補佐する要職者の舌禍事件。統率力の低下…? 地位よりも年功序列からくる年下上司への油断からか。
さて…別に政治の話を書こうという気はない。

若い人にいろいろ譲渡するべき時というのはいつか来る。だがそれは若さというよりも新たな価値観の誕生に道を譲るのである。その価値観を担いでそこに乗るならば本気で挑まないと、表層的に「若い人への声援」をポーズしても結局はまたそれらを甘くみてその気もなく利用しているだけだったり、どうにでも誘導したりコントロールできると考えるている人による玩具になるだけだろう。そんな風に担ぐと何か大切なものがすっぽりと抜けたり、ますますの旧態の堅持に落ち入るようにも思える。恐い。
若い人というよりも新しい価値を擁護するのは、単なる表面的な流行だけではまだ足りないように思う。

「ブームになると自分から取りに行かなくなる」…という言が断片的にラジオから流れ聴こえてきた。
与えられる情報だけに身をゆだねることに慣らされてしまうからだ…とその危険性を指摘している。
ブームの持つ恐い一面。
ブームには踊らされないように。
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by aura-21 | 2007-07-22 20:34