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2009年 06月 30日

放たれたもの 追記作業中 美術選奨受賞

放たれたものがどこへ向かうのか。
放った側の思いや意図が必ずしも狙い通りに正鵠と願うところには到底至らないことの方が多い。
作家の仕事はその作家自身が完全に全てを理解しているものでもない。理解しているのはその一部であったり、誕生までの端緒や苦労や工夫の経緯であるだけで、生み出されてしまったもののその後は、やはり別なところのものの判断に寄り掛かる。その別なものの好意的で建設的で批判的なことに寄り掛かっている。





この日誌の更新&追記作業。

個展会期中には疲れてて書いてられなかった。しかし感覚の鮮度というものがあるので、いまさらちょっと鈍ったかも。
画像の整理もしながら。あまり画像のアップが出来ず残念です。
(メモリー量の問題が一番大きくのしかかります)

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でも、まだ、ここ(exblog)だと、大丈夫!





7月7日に正式に受賞のアナウンスがありますが、本日内示がありました。
件の「平成20年度 岩手県美術選奨」を受賞しました。
ありがとうございます。

受賞対象の展覧会は昨年 11月に盛岡市のギャラリー彩園子で行なった個展です。
すごく自分でも力を入れてかき集めた過去作品の主だったものや、新たに作った作品など。
また、先日開催した「紅い垂直線を」のプランに繋がった新作小品なども展示した個展でした。
ありがとうございます。
(尚、この日誌は7月7日まで「非公開」扱いとしてました。)



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by aura-21 | 2009-06-30 21:44 | 作品画像
2009年 06月 29日

車がきた

今日も晴れています。お日様がきつい。

画廊の冷蔵庫に忘れ物。連絡をもらって取りにゆく。
おぉ、何故か「紅サケ」を半身。誰から戴いたんだっけ、、と最近時々薄れる記憶を辿る。会場で一人で応対しているとこんがらがって未整理なことに。すみません。
思いついた相手にお電話、1人目でその方に辿り着きひと安心。
夕食には焼いて食べました。身が厚くておいしい紅サケでした。
「紅い垂直線」にひっかけての「紅サケ」だったのかなぁ?

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帰宅して残務に着手。


個展終了後くらいが気分的にもゆとりがあって何にも縛られずに好きに制作できていいのだけれども。でも、なかなか仕事しない自分ですな。わはははっ




17時過ぎにTさんが車を運んできてくれた。黒いやつ。同じく軽の中古車ではあるが年式はだいぶ若くなった。自分は「車は動けばいい」派で、後は積載できる大きさだけ。作品の運搬の為。今回も後ろのシートを倒して積むのだけれど、今まで乗っていたものよりは体積は狭くなったかな。車高が随分低くなった。
走行距離が少なかったものでチョイスしたのだが、今まで乗っていた車は138000kmを表示していた。
愛着と使いやすさに慣れた愛車であった。引取ってもらう。さようなら。
給油目的で近所のセルフスタンドまでテスト走行。

夕食の後に母を乗せて風呂まで。
運転に慣れないと。
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by aura-21 | 2009-06-29 13:00 | 作品画像
2009年 06月 28日

個展後の展覧会と癒

快晴。

今日まで開催の展覧会を2つ、観るために車を走らせる。
国際芸術センター青森で開催の遠藤利克展「供犠と空洞」
作品の物質的で圧倒的な存在感に漂う精神性に日本的な現代性を感じます。
最初の横浜トリエンナーレ(だったと思う)で見た、部屋の中央に上部から大量の水がまっすぐに噴出されていた作品があった。強く印象に残っている。今回も一番奥の部屋では塀に遮られ上部の噴出部分だけが見える展示で水の爆音が館内に波動を響かせていた。
作品の一部は展示されていなかったが(床に敷かれた鏡面上に馬1頭分の肉をそがれた骨が置かれていたようだ)、鏡面の血溜り。鏡像、炭化した記憶、器とその内容物、、、。ノマディック、見えないもの、水、、、それら「永遠性」を秘めたもの。

空港を越えて弘前へ。鳴海要記念陶房館では「関 典子展」。弘前在住の銅版画家の個展。平面にはてこずる会場内ですが工夫して展示されています。私家版の書籍を展示。赤い装丁が印象的です。昨日までの拙作展で私も赤を使っての作品でしたのでその色に目が行きます。気になります。インクの赤、装丁の布の赤。レディーメードでも幾つもの赤の中からチョイスした「赤」です。その赤みの違い。作品に必要とした赤は作家ごとにこだわる赤さです。言葉では追いつけない程にその赤には表情の多さがあります。

アソベの森いわき荘でお湯に浸かる。脱力、、、っす。

帰りに田中屋画廊へ立ち寄りました。
丁度「太宰 治生誕百年」に連動したパネル展「居住空間から見た太宰治」
太宰のノートの端に記された絵。
それはそれはカリグラフィーック!
おやおや!? この新聞に写っているのは会場写真のお客はUMEちゃんではないですか!

東奥舎のeさま、飲み物ご馳走様でした。


ステープルズへ。
先日、お店のご夫婦にもかわいい赤ちゃんと一緒に拙作個展に寄っていただきました。
ありがとうございます。ステープルズで月光荘の鉛筆と盛岡の情報誌「てくり 7号」を買う。
この号の「てくり」には十人くらい知ってる人が載っていました。



この日誌を読んでくれる方が先日の個展に来てくれて
「橋本は具合の悪いのと、温泉と蕎麦の話だけしか書いていない」とは、、こやつ中学校の同級生
、、、、悪かったよ。(笑)
でも、また書いちゃったけど。
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by aura-21 | 2009-06-28 22:22 | 展覧会
2009年 06月 27日

個展最終日

個展の最終日。今日も暑く晴れ渡りました。

今回はあえて日曜日を外しました。
今日の土曜日が最終日。ご来場をありがとうございます。

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仙台からおみえの若い銅版画家 佐藤真衣さんがしばらく足を止めてみてくれました。
初めてお会いする方でしたが、同業(^^!)だと一瞬でお友達になれるものです。
仙台にも何名か知っている方々がいて、そのせいもあって立ち話も湧きます。
佐藤さんのブログでも取り上げていただきました。ありがとう)


盛岡から高橋博美さんがご主人と一緒に来てくれました。びっくり!。ありがとうございます!!



最終日。18時を過ぎて作品の撤収をひとりでコツコツと開始。
2時間ほどかかりましたが、無事に終えることができました。
嬉しい残務整理もあります。

ご来場いただいた皆様
本当にどうもありがとうございました。

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観てもらいたい。というのは「感じてもらいたい」ということ。
感じることに正解はないのです。
抽象的な拙作の場合には「何を描いているのか」という疑問を持たれるようです。最近はそういう質問もすくなくなってきましたが、でもいつも時々ふっと聞かれたりします。不意を突かれるとなかなか説明の糸口が見つからず焦ります。

説明は出来ますが、それは眼の前の絵についての説明というよりも、感じることの重要性についての説明でしかありません。
しかし、その説明がなかなかしんどいものだったりします。
版画の場合にはその技法に関する質問と、作品そのものについての質問があります。
技法は話し易い反面、やった経験のない方にはイメージしずらいようです。
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by aura-21 | 2009-06-27 23:29 | 作品画像
2009年 06月 26日

個展4日目

個展4日目。車で会場まで。

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全体像はもちろん違いますが、個々の作品は毎度こんな感じです。


今日もみなさんのご来場を感謝申し上げます。ありがとうございました。
昨日まで毎晩飲んで歩いてて、、わはは。
今日は持ち帰りたい荷物もあって車で来ました。飲まないで帰るよ。


明日で会期終了。Sさんから借りたデジカメで会場や作品の撮影を幾つか押さえたものの、やはり自分のが欲しい。夕食後にヤマダ電気へ走る。迷う。新型系ばかりが並びすこし前の型でもよかったのに。今夜を逃すと明日最後の撮影に間に合わないな。段取りの悪さは天下一だよ、自分。
動画もとれるファミリータイプなものをチョイス。メディアや携帯ケースをポイントで購入。

21時すぎ。いつもは夕食前に行く鶴亀温泉まで。
23時まで営業している。疲れてて寝る直前の入浴は爆睡を誘います。
いつ寝入ったのかワカラナイよ。
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by aura-21 | 2009-06-26 22:22 | 作品画像
2009年 06月 25日

垂直展示 旧友 ミニ井戸端

三日目。こちらです。

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今日もまた、たくさんの方々に来ていただきました。
ありがとうございます。


現在 国際芸術センター青森にレジデンス中の作家 本田 健さんが会場に立ち寄ってくれました。本当に久しぶりです。来ていることは知っていましたが,個展準備で気持ちが定まらず失礼していました。
本田さんとはもう20数年前から。東京から古巣の盛岡へ遊びに行った時に盛岡の先輩に連れられて遠野にある彼のアトリエを訪ねたのが最初でした。まだ作風も現在にチャコール鉛筆で黒々と描く自然の風景とはちょっと違っていたように記憶しています。でもその後に銀座で開催した本田さんの個展にはもう巨大な森を描いた作品が並んでいました。
お互いに作家をし続けていたことへの感謝とか感動が、彼の口から飛び出します。
私などはまだまだ駆け出しで、なんのキャリアーもありません。そう言ってくれる本田さんの顔を上目遣いに見るばかりでした。
友 遠方より来る また愉しからずや、、、距離ではなく時間的に遠方を感じました。



会場の閉廊時間。お見えだった黒岩さんに「飲みに行きませんか」と私から。
いつもは「アート井戸端会議」でレクチャー後に自然発生での飲み会、多くの方々と一緒に飲み会に参加してい私です。今日は黒岩さんと二人で初めて飲みに出ました。
心当たりの店を2店、満席で入れずに私は昨日もひとりで飲みに入った「横丁」という食後の戸隠蕎麦も手打ちで美味しい店に腰を落ち着けました。カウンターで並んで座り、どこから話の糸口を出したものか、、、と、きっと黒岩さんも同じだったかもしれませんが、、、1時間も話していないうちに、やはり井戸端でよく同席するmさんが兵庫県美の学芸員の方とひょっこり登場。小上がりに席を移動して,話はもっと弾みだしました。
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by aura-21 | 2009-06-25 23:23 | 作品画像
2009年 06月 24日

個展二日目

今日も快晴。会場へは自転車で。

個展二日目。昨日取材いただいた東奥日報。
今日の新聞に記事が掲載されていました。
ありがとうございます。



会期終了までここでの作品画像掲載を躊躇していましたが、アップしてみます。
携帯電話の内蔵カメラでの撮影のため少々大雑把かもしれません。

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近寄った画像も今後アップする予定。怪しいけど、、、、



今日もたくさんの皆様においでいただきました。
厚く御礼申し上げます。



終了後にひとり「横丁」で酒と蕎麦、「港屋」でマスターのホビーをみせてもらいました。
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by aura-21 | 2009-06-24 08:17 | 作品画像
2009年 06月 23日

今日から個展

今日から27日土曜日までの5日間、青森市にあるギャラリーNOVITAで個展をします。

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今朝はバスで会場へ。10時開場ですがビル店舗の始業は9時も過ぎると開いております。昨日し残したことなどの準備のため30分程早めに着きました。

今日の青森市は快晴。汗ばむ程です。

この日誌を読まれている方が初日におみえに。ありがとう。
地元の情報誌「Nozacc」の編集部さんブログに書いて頂きました。ありがとう。

皆様のご来場を感謝申し上げます。



会場には準備したある仕掛けのようなものが待ち構えております。
これは個展に来て頂くと判ることです。ちょっとしたことなんですが。まぁたいしたことではありません。意図を持って展示しました。それはあまり普段の展覧会では「しないようなこと」です。間違いとかヘタなことと思われてしまうようなことをあえてあるルールに則って(自分に課して)展示しました。

また、「作品のテーマは?」とあるお客様に聞かれました。毎度のことですが言葉に束縛されないようにしたいです。なかなか言葉にしずらい未整理さとか未言語さ(私が未熟で)も漂い、テーマもあえて言葉にはしません。また言葉にすると貧弱なものになってしまうかとも思います。私の語彙力がそうさせます。説明してかえってイメージを萎めたり、とんでもなく誤解されるならば、あえて会場では寡黙に黙りを決め込みたいのです。

察して下さい。
、、、察して、、、という日本的な事も、ある時には都合よい美徳でもあります。
日本的、、とはいいながらも、今日はたまたま通りかかったニュージーランドからおみえの方が画廊に立ち寄って観てくれました。とても気に入っていただきました。


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、、、みなさまのご来場をお待ちしております。
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by aura-21 | 2009-06-23 23:23 | 作品画像
2009年 06月 22日

展示搬入 反体制

昼近くに家を出る。今日は明日からの個展のための搬入・展示。
出来上がった額装を楽屋さんに取りに寄ってから会場のNOVITAへ。
しかし60点近い数の額装。それ以外に10数点(昨年制作のもの)も持って会場に。多めに持ち込んでの展示。こつこつと。

今回の展示では自作品でのインスタレーションという感覚。きっと観た人は奇異に感じるかも。その額の飾り方に対して。しかし自分の中ではあるルールに則って飾っています。その為に飾りには時間がかかりました。疲れました。そのヒントは「垂直」です。作品のどこが垂直というルールに則っているのかは、観てのお楽しみ。

明日から5日間(土曜日まで)のご来場をお待ちしております。




政治の話ではない。でも政治的な語彙ではある。
「反体制」という響きとその魅力。

創造者にとって体制とは必ずしも自身の外側(社会とか)にあるわけではない。
自身の中のいつしか知らぬ間に出来上がってしまった慣例化やルーチンや固定観念への反発を意味している。ちょっとでも自分自身を打破したいとか殻を破りたいとか脱皮・脱走とかアウフヘーベンとか進化とかの必要を感じた時には「反体制」でいいと思う。
「気分は反体制」
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by aura-21 | 2009-06-22 23:13
2009年 06月 21日

明日は展示搬入だというのに、なんとも気分は凪ぎである。無風状態。気分というよりも凪ぐというと心情、心の様だろうか。個展のことを考えるのを止めている。そういう薙いだ状態の一日。

そういう時には何もしないというよりも、美術を考えない時間、というのか。まぁ四六時中美術を考えている訳でもないし、かといって考えていないかというと、それも、ちょっと引っ掛かるのだけれど。

ここ数週間、煮詰まって、でも体を(特に手先と、あとはきっと脳みそ)動かさないといけなくて、その苦痛に精神的に歪んでいた時間があった。誰とも会いたくないな、、、と必要最低限でしか誰とも会話もしない。
とはいっても家族はどうしようもなく。まぁ、軽度の「とじこもり」にあえてなってました。それも必要ですがね。

すごく晴れやかな気分でもいます。単純に心情の起伏の波に揉まれているのかもしれない。



あぁ、デジカメ買わないとなぁ、、、
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by aura-21 | 2009-06-21 21:23