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2009年 08月 31日

木版 新聞 ハガキデザイン

もう一度木版の小さな手直しと刷りと。

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木版は刷っていると段々と調子が出てきます。
版を乾燥させすぎるとまずいようですね。




昼過ぎに陸奥新報社宛にメールを送信。
9月6日(掲載予定)「のれそれカフェ」のための原稿。
日曜のエッセーコーナーを8名で順番に担当するコーナー。
次回の私担当は11月1日です。その時には「アート@つちざわ」の話題を書きたいと思っています。




夕方から強く雨が降り出した。
ダウンタウンで銀行とチャンドラ。ジターヌでは珈琲豆。
買ったケーキを持ってデザイン事務所「stuff」へ。

先日頼んだ絵葉書二種類が完成した。
使った版画は今年六月にノビタで展示した作品。
展示手法の関係で会場では横の作品を縦にしたりしていたが、展示後にひとつひとつを個別に見るとまた別な味わい。。。かな。
手元に残った作品からこの2点を選んで絵葉書にしてみた。
(うち1点は現在stuffさんの所に収まっています。)

それ以外にもう1点「藝術商店街美降臨門前払」のハガキデザインをお願いしている。
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by aura-21 | 2009-08-31 22:31 | つちざわ
2009年 08月 31日

陸奥新報 のれそれカッフェ その1

「幻視・幻聴・創造」

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 無意識に読み流す言葉、見過ごす風景、聞き流す響き。それらはずっと細胞の中に引っ掛かったまま、ナニモノカの誕生のためにその機会を狙って待機しているかのようです。
 創造への契機や原動力はどこから舞い降りてくるのでしょう。雪や花びらのようにひらひらと空中を漂い降ってくるものをキャッチするという比喩も素敵ですし、見えない妖精が肩先で教え囁くというのも素敵な喩えです。しかしそんな詩的な出会い方でも短命なこともあるでしょう。摑まえたと思った瞬間に掌を開いてみたら、歓喜する情動はたちまち震えて別なものへと腐敗してゆくかのようです。雪は蒸発し花びらは土色に枯れ、妖精も屍に退色し変貌するかのようです。しかし実はそこからこそが出発です。開始の原動力が紡ぎだされます。一度や二度は裏切られ打ちのめされるくらいのことは必要です。蒸発して気化するのも土に還るのも、生から死へ移行するのも、循環する創造の元素の誕生に必要なことです。渇望する力が繰り返し湧いてくればきっと元素は再構成され形を成します。渇望が残っているのならそれは待望するナニモノカを産み出すエネルギーとして力を貸してくれると思うからです。予想とか計画などという限定や囲い込みが自分の中のナニモノカに裏切られた瞬間からこそ創造的出発があるのではないでしょうか。積み上げたものをもう一度打ち壊す力。無意識内に溜め込んだものがその清浄な判断をしてくれるはずです。
 我流の手法で言うと、大きなインスピレーションを与えてくれるものの多くは、たとえば半覚醒時に感覚器に触れてくるようなもののようです。車窓を飛び去る風景や雑踏で交雑するノイズ。そこに含まれた創造の糸口を拾い集めています。目的や用途を持った形でもなく意味すら不明の画像でも、気になるフラッシュバックを喚起するものを集めるのです。雑踏で振り返り確かめようとしても、もうそこには無いものです。ある種の幻視や幻聴です。素敵な見間違いです。幻を肯定的に探し求める努力をします。人為的なものよりも人為を消去したその先に存在するものを探しているようです。それは理想的に言えば誰の手にも届かなかった処にあるものです。幻視・幻聴をたぐり寄せ再構築したナニモノカは現実と幻想の境目を自由に無意識していきます。素晴らしい創造は、次の創造を連鎖反応的にひき起す力を持っているはずだと妄想しています。べつに変な薬はやっていませんよ。(笑)

陸奥新報「のれそれカッフェ」掲載)
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by aura-21 | 2009-08-31 14:58 | 作品画像
2009年 08月 30日

つちざわ その3(観光)

晴れた。


8時過ぎて選挙へ。投票所のある中学校。投票室前の廊下に行列。今回の選挙への国民の関心の強さ。



10時にGyamくん夫妻来る。
彼の車で花巻市東和町土沢へ向かう。
高速道路を一直線「アート@つちざわ」に向かって。

12時過ぎて盛岡で高速をおりて「ダイニング ボンズ」で昼食。彼の車のナビで誘導されてゆく。岩手県美のそば。前澤牛の肉専門のレストランと思っていたら、ハンバーグも美味しいが焼肉や冷麺の店でした。
三人三様でランチを注文しました。美味しいですよ。次回機会があったらまた来たいです。

14時に萬鉄五郎記念美術館の平澤さんとアポイントメント。平澤さんは街かど美術館「アート@つちざわ」の事務局です。盛岡から再度高速にのって土沢へ。14時ジャスト到着。
事務局の菅沼碌さんもいらっしゃった。盛岡彩園子の30周年記念パーティでお会いして以来。お久しぶりです。
・搬入に関して幾らかのフライング展示がどこまで許容していただけるか
・今回のプロジェクトの試作品を事務局でもう一度見ていただく。著作権の許可。基本的にこの方向は了解いただけたようだ。
・碌さんから会場が隣駅前まで広がったことを地図で教えていただく
・9月20日21日に土沢商店街で行なわれる「土沢まつり」以降の方が搬入や展示に適するのではないかという事務局からのご指摘を聞く 特に私のプロジェクトはちょっとデリケートで、まつり直前は避けた方がいいかな

平澤さんのご好意で萬記念美術館で現在開催中の「マンガ百花撩乱 -いわての漫画家50の表現-展」を見せていただく。漫画家ごとにマナの原稿が並ぶ。私は知っている漫画家も少ない世代になってしまった。そういえば漫画はほとんど読まない。最近では杉浦直樹の「プルート」だけ、、。岩手からも多くの漫画家が排出されている。知っているのは「ゴルゴ13」のさいとうたかおと吉田戦車だけだろうか。しかし展示されているマンガの生原稿は精緻丁寧な職人技である。漫画は確実に出版社編集者や読者というフィルターを突き抜けた完成度や感性が要求される。アートのように「誰に認められなくてもいい」という個人的な?開き直りと違った別なプロ意識が感じられる。アートよりデザインとかイラストレーションに近い力量が広がる。そのペンタッチ。出版物としてその漫画を読みたくなる。

美術館を後に、展示会場の「千鳥」へ。生憎と大家さんは不在で店内には入れなかった。
近所を調査リサーチと称して土沢観光。隣駅まで足を延ばす。
今回の「アート@つちざわ」は隣駅「晴山」駅前の店舗数カ所も参加範囲に入ったそうだ。
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無人の小さな駅舎。
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この近辺を走る。のどかな岩手路。今日は選挙投票日。ここは民主党 小沢一郎の選挙区内である。風景の中の選挙ポスターが異彩を放つ。
もうひとつ旅行者にとって異彩を放つのがバス停の装飾。
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カブトムシの郷があるらしい。

今日も具体的な作業は出来なかったが、事務局の方とお話が出来たことと今後の計画を建てれたこと、近辺の風景からエネルギーをもらえたことが収穫でした。

成島和紙の店へ。和紙10枚購入。
成島毘沙門天をみる。
私の趣味でオジンくさい場所ばかりにGym夫妻を引きづりまわしているかな。
すまん。。。


盛岡へ。
夕食には前回と同じく「直利庵」へ。私はまた同じく「やさい蕎麦」大盛りを注文しました。


高速で青森へ。車載テレビで投票速報をみる。
まだ開票前なのに速報では当確も。出口調査結果。
スゴい事になった日本の政局。日本の将来の大きな曲がり角。よい選択となったのか、恐ろしいことになるのか。選挙の結果はこの政党が実施する政治力に任せられたということだけでその全貌はまだ現していない。
期待と不安。

ガソリンの警告ランプが点灯。青森まで給油所がない。黒石で降りて下道を走り帰る。
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by aura-21 | 2009-08-30 23:38 | つちざわ
2009年 08月 29日

カタログ

晴。日中は暑くなった。



美術家の山倉研志さんから「久保一雄 1901-1974」のカタログが届いた。
ありがとうございます。
東京芸術専門学校時代に級友Yから紹介された山倉さんは当時BゼミOBで、そのタブローやパフォーマンスは東京に居た時に何度か見ていた。80年代の日本の「ニューウェーブ」や「ニューペインティング」を牽引した作家である。その作品には攻撃的でアジテーションを含んだ印象を持っていた。攻撃的もアジることもその必要性を実感している者にしか伝わりにくいものである。(現代はそういう熱情には冷めて傍観出来る時代かもしれないな)
その孤高がカッコ良かった。話すとニコニコと人なつこい印象。表現中と素の時とはちょっと違う。

ほんの数回しか会ったことがないのだけれど覚えてくれていて、このカタログと久保一雄の展覧会の情報が届いた。久保一雄は山倉さんの奥様の祖父であるそうだ。カタログは山倉さんも制作編集で関わっている。

久保一雄を知らなかったが日本映画の巨匠たちと美術監督として一緒に数々の名作に携わった人物であり、日本映画美術監督協会創立者の一人とあるという。また独立展に出品し1944年に独立賞・1948年には同会員に推挙されたそうだ。
アカデミックから戦中の暗さの中にあるナイーフさ、戦後の具象から半具象、抽象化へと移行する様子が窺えるカタログです。




ひとりで家で制作している(制作しないで誰とも会わないでいる時の方が多いけれど)時に、自分がいったい何をしているのか、何をしようとしているのかがまったく手応えとして掴めなくなる瞬間が断続的に襲うようにある。こうして突然にでも美術に関連した知人から美術に関連した話題が舞い込む事がとても救われるような気持ちにさせられる。自分の居場所、自分がどこと繋がっているのか、繋がっていたいのか、、が判る。
出不精である。またすこしウツっぽくなっている。
現在、自分の眼前の忙しさに「ウツになっている場合ではない」と無理矢理にエンジンの回転数をあげているようでもある。


今日中に書きあげなければいけない原稿に向かったものの、、出来ず。。どうする?!



夕方に「アート@つちざわ」の平澤さんに電話。
「明日14時頃に伺います」とアポイントメント。
明日もまたGyamくんの車で高速を飛ばそうぜっ!
でも、その前に選挙に行きます。
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by aura-21 | 2009-08-29 15:47 | ART
2009年 08月 28日

徒労

何も進まないままに夕暮れ。


版の彫り直しをする。一応彫り終わりそれを刷ってみたら、、また気に入らない。徒労、、、

どうも私には凸版はドライポイント凹版のような軽さの調節も振りまわしもできない。
凹版の下絵通りに彫り進むだけの機械的な作業にゲンナリしてしまう。
あぁ、、、

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最初に彫ったプリミティブな適当さのほう(画像右側)が数倍いいかなぁ、、、、でも後から彫ったほうも原画に近いような、、、再考。



時間がない。
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by aura-21 | 2009-08-28 22:55 | つちざわ
2009年 08月 27日

装着 複製

起きだしてすぐに予約していた歯医者へ。
奥歯の処置したところによく食べ物が詰まる。一度再処置してもらったがまだ詰まる。
二度目の処置の後編。今日で一応終了。結果はまぁまぁ。食後の歯磨き励行だな。


昼に帰宅すると自動車のTさん。速攻で来てくれ車を工場に持って行く。
ETC接続だ。1時間程でまた戻って来た。
友人の車で何度か知ってはいたが、エンジンをかけるたびにアナウンスがうるさい。
高速道路を使う時だけ「装着」してあげますから。
「入れっぱなしは危険」、盗難注意です。
カードが不正に利用されないよう本当に注意が必要ですから。
高速道路の利用する機会が増えるかな? 土日だけだけども。




木版を彫る。彫刻刀が大活躍。かなりの枚数を刷ろうと思う。
ヴァルター・ベンヤミン著 「複数技術時代の芸術」をちゃんと読もうとアマゾンで注文。

「複製技術」という時に思うような精密度に興味はない。
複数枚を刷ってもその総体で一個とカウントしたい感覚がつきまとうから。
普段からモノタイプで作っているせいかな。「1点もの」と貴重がる気持ちは全然ない。

1枚でのモノタイプと複数枚でのモノタイプ。
複数枚を「モノ」ととらえる時に、その「モノ」を構成する原子という概念が喚起される。
展示で版画として見せる(私は版画という想いがまるでないのだが)作業だけではなく、「おふだ」としてのシチュエーションや、仮想の共同体、幻想の街の歴史(嘘の歴史)のような伏線も思う。
それは制作のモチベーションである。

はたして、それを感じてもらえるような「展示」になりえるだろうか。
ある種の実験というよりも、机上の空論を現実に放り出した時に見えるもの。あるいは反省で気付くだろう「必要でも足りなかった事」とか「目的の精査」とか。
まぁ、、、シニフィアンとかシニフィエとかいうヤツ。どっちがどっちだっけ?(笑)
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by aura-21 | 2009-08-27 23:19 | 雑感
2009年 08月 26日

秋だねぇ

秋めいてきました。
朝晩の涼しさを通り越した肌寒さよ。寝床は夏掛けのままで薄着で寝てるので寒イボで起きだす始末。でもしっかり包まると暑くて足だしてしまう。

まだ残暑くらい欲しい。海にも行かなかったなぁ。



作文、、、書かなきゃ、、、。
ぜんぜんダメポン。
締め切りを「今週中まででいいですよ」と延ばしていただきました。
すみません&ありがとうございます&すみません
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by aura-21 | 2009-08-26 22:13
2009年 08月 25日

原稿 妹よ

頼まれている原稿の筆耕が進まない。
困ったもんです、頑張ります。



二階の部屋は蒸し風呂のように暑くなっている。ちょっと仕事してても汗だく。
だからあまり仕事をしない。どうしたもんだか、、。





ダンスの公演。東京に住んでいる妹も出演する。
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なんとも無防備な顔が載ったリーフレットが先日届いた。
この中にいる。どうしたもんだか、、。

チケット買ってご覧ください  m(_ _)m
(この画像をクリックすると情報サイトに飛びます)




携帯に連絡。10月19日からの旧石井県令邸での展覧会。
諸般の事情で最終日が30日に移動しそうだ。
その調整と連絡で事務局のOさんにご苦労をおかけします。
ありがとうございます。
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by aura-21 | 2009-08-25 23:18
2009年 08月 24日

紫煙 餃子

晴。


地震があったようだが車に乗ってて気付かなかったぞ。




昼下がりのtさん宅。mさんも呼んで3人。彼らの紫煙が鼻孔をくすぐる。
私もまた煙草を始めようかな、、、でも、そんな体力も、、ないか。
昼の休み時間程度の間。ぼんやりとして、マッタリしてます。
政治の話とか、どうなるんだろう、、、この街も。


画材店へ。頼んでいた紙。さすがに100枚もあると、、かさばります。
かさばる事が必要なのです。ばさばさっとね。

17時も近い頃に帰宅し母の通院運転手。
病院の閉まるギリギリ、二軒ハシゴ。


夕食は手製の餃子。30枚入り餃子の皮、その全部に具を詰め終えてから熱したフライパンに30個全部を敷き詰めて一度に焼く。水を入れ蓋をして蒸す。焼き上がったらフライパンの上から同じ直径の皿を伏せてフライパンを返す。なかなか手際よく盛りつけ完了。ビールと餃子。
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by aura-21 | 2009-08-24 22:59
2009年 08月 23日

自宅で撮影 新し版

晴れたり曇ったり。
日中の暑さで丁シャツは汗まみれ。


今日は「つちざわ」へは行かずに制作中。
つちざわでは毎度一緒のGyamくんも今日は蓬田の「夏の工芸学校」へ奥さんと行ったそうだ。
夕方には夫婦で家に寄ってくれて彼の撮影。
私の制作風景とか今回のプランとかコンセプト(という程の言葉は話せない)を撮影してゆく。
途中に近所の「知恵の実」で3人でお茶。
自分の仕事場が散らかってるので落ち着いてお茶も出来ない。
近くにこんな憩える場所があるので助かります。


つちざわ用に新しい版を彫る。
まんま「萬」である。「凸版で願ひます」という添書。 使うかどうか未定でもあるのだが、、、使いたい。
「I am a 萬」である。

著作権侵害か?! どうなんだ??
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by aura-21 | 2009-08-23 22:39