<   2011年 09月 ( 16 )   > この月の画像一覧


2011年 09月 30日

雨の中

c0156162_01277.jpg

館山公園での制作の続き。
しかし今日は終日雨。その中をカッパ着て奮闘。
横長の石への作業を中心に。雨の中でも霧吹きをかけながら作業します。この石碑は桜の樹の下にあります。枝からの雨の雫で紙が濡れて左の石にシミが浮き出ています。晴れると紙も乾くのですが、、、



昼食に「小桜家」で「うな重」!!
昨日の夕食時に話題に出たここのうな重が絶対食べたい、、と勇んで12時前にやってきました。
ここのお店には2009年の「アート@つちざわ」でもお世話になり、今も入口のところに木版のお札「I am a 満」を貼っていただいております。
ご主人も私のことを覚えていてくれてて嬉しいです。


午後からは「萬鉄五郎記念美術館」前の「八丁土蔵のいわれ」の石碑にお札貼りです。
暗くなるまでの作業は準備してきた貼る紙の尽きるまで。屈んでの作業で足腰が痛いです。
(画像を撮り忘れました)


18時、青森へまた車を飛ばします。
4号線では疲労が重なりますので、高速をゆっくりと走って帰りました。

明日は函館へ。父方の祖母の50回忌。
叔父さん、叔母さんが参集。一泊して来ます。忙しくて体力的にきついです。






にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
[PR]

by aura-21 | 2011-09-30 23:23 | つちざわ
2011年 09月 29日

制作中

土沢へ。

急いでも15時過ぎての現地到着。
いそいそと作業しているうちに日が暮れました。
あんまり進まないなぁ、、、、




今回の「アート@つちざわ」コンペティション部門で参加する鎌田紀子さんと千葉奈穂子さんのユニットも忙しく制作中。

彼女達はほとんど寝ていないようです。それぞれ個々の展示もあるので超多忙です。
c0156162_171764.jpg

持参した十和田のケーキ店で買ったホールのお菓子を「ケーキ入刀」

土沢の新しい建物「こっぽら土澤」に出来る画廊も10月8日にお披露目です。
こけら落としは千葉奈穂子さんの展示です。
その建築に関わった建築事務所の方2名と鎌田&千葉との5人で夕食。



宿になっている自治会館には3名の男子が泊まっている。
私は離れて夜なべ仕事。和紙を四角くはさみで切る作業。
他の皆さんの寝息が聞こえる中を1時過ぎまでチョキチョキしてました。
うるさくしててすみません。







にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
[PR]

by aura-21 | 2011-09-29 23:48 | つちざわ
2011年 09月 27日

快晴のつちざわ

つちざわの朝。

YAMAMOTOさんが台所に立って朝食の準備をしている音。まだ6時前か、、、
町内放送が聴こえてくる。そうだった。土沢の町内放送。いろんな告知と朝のラジオ体操。
私はシュラフの中で夢心地でそれらの音を聞いている。

7時にガツンとYAMAMOTOさんの朝食が出来ていた。
「朝食は私がしっかり作って提供する」というのはYAGIさんのアシストに対しての決まりごとのようです。
赤いパプリカやピーマンの入ったうどん。ソーセージとキャベツ炒め。焼いたトースト。レタスの南蛮浸けとアボガドの南蛮浸け。珈琲。
アボガドは驚きました。パンにのせて頂きました。
YAMAMOTO君!キミはいいお嫁さんになれるよ!!
私の分まで準備していただいてました。ありがとう。
シュラフに入ったままお膳につきました。ダメポのオッサンです。



8時には宿泊所をでて現場へ。
朝からの作業で、仕事はかどります。

昼。百均で必要な道具を買う。
飯を地元つちざわのお店で。美味し!



午前中からじっくりと制作に向かえれたので気持ちいい。
c0156162_054788.jpg

でも、まだまだ未完成。
16時を過ぎて今日の分は終了。

また、帰りに萬記念美術館に立寄りました。
アート@つちざわ」のポスターの最終校正を出力で頂きました。
明日にでもアップします。


今日はまた青森へ帰ります。
何回か来て作業をしたいです。会期が始まっても作業し続けるかもしれません。








にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
[PR]

by aura-21 | 2011-09-27 23:53 | つちざわ
2011年 09月 26日

アート@つちざわ 花巻へ

秋晴れ。
10時に家を出て花巻市は東和町土沢へと車を走らせる。
毎度の下道ルート。到着したら15時を廻っていた。
和紙が欲しくて成島和紙の工房を覗く。
工房では整体師さんを呼んで近所のおばさん達も集まり順番に身体のメンテナンス中。
そんなところにお邪魔したようだ。

財布の中には二千円程しかなく、一番安いものを数枚買う。

萬鉄五郎記念美術館のスタッフルームを覗くと、ロクさんが「アート@つちざわ」のポスターとにらめっこ。印刷に廻せる一歩手前のようです。
会期は10月8日オープニング、、、来週末には始まります。



自分の展示場所である館山公園の山頂へ。
そのすぐ下には別の作家さんの大きな門扉の作品が既に設置完了していました。
16時を過ぎてしこしことやり始めたらすぐに太陽が沈み始めました。
うわ〜。。。。

c0156162_2318076.jpg

夕焼けがきれいです。

暗くなり車から懐中電灯を取ってきて口にくわえての作業、、、でも、もう、アウト。
c0156162_23375970.jpg

こんな感じで作業中。
前回のお札を路上の石に貼ったことがヒントになったのだけれど、たくさん摺った木版を貼り連ねてみせるという魂胆。どうなるかな。やっているうちに別のテクスチャーが見えてくる。

続きを明日の午前中からやりたくなり急遽泊まることに。
美術館のスタッフルームで事情を話して今年の宿泊施設である土沢自治会館を教えてもらう。
今夜は他に東京から来ている若い作家の方々が2名長逗留中。


銀行と私用を済ませ、東和町の温泉に入って宿に戻る。
若い方々と発泡酒を飲みながらお話。
今回出品するYAMAMOTOさんと彼のアシストで来ているYAGIさん。
20代の彼らを前に、おじさん風味で「語る」、、のは困ったもんです。
3カ所の設置を計画しているYAMAMOTOさん、紙を使った精緻な関節人形(エロチック)を作るYAGIさん(持参した作品を見せてもらいました)
夜も更けて、、、久しぶりに人とアートな話をした感覚。
やはりそういう空気がいつもそばに欲しいもの。


持参したシュラフが大活躍。






にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
[PR]

by aura-21 | 2011-09-26 23:23 | つちざわ
2011年 09月 23日

空の雲

c0156162_1421858.jpg

初秋の空に浮かぶ雲が面白い。その表情は何かに見えてくる時もある。
なんだか2人のスプリンターがマンガチックに走っているように見える。
左側の人の足下に遠く岩木山が見える。
この雲を見上げた場所は青森市後萢地区。
そこは市内の東側だから、ここから岩木山が見えるとは少し驚きだった。
気に留める機会がなかっただけで、山のビューポイントはもっと広範囲にあるんだろうな。




ネットで頼んでいた母のステッキが届く。
ステッキ用のストラップと杖ソックスという室内でも外出用ステッキが使える小物も一緒。
カーボン製でとても軽い。
4日遅れたが敬老の日の記念品。








にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
[PR]

by aura-21 | 2011-09-23 22:22 | 季節
2011年 09月 21日

印象派〜っ

台風が近づいている。

東京に住む妹から
「教えている名古屋の大学の授業休講になり 携帯で予約した東京からの新幹線は既に出発 指定の特急券のキャンセルが間に合わず、、、」な 悲しいメール。
しかし、、、、なんで、、、兄に送るか?
夕方見たニュース映像。あちら方面は大変なことになっている。



雨の中を外出、、、きっと外光を愛する印象派の画家たちはこういう日には絶対に戸外へは出ないだろうなぁ〜、、、という日に青森県立美術館で開催中の「美術館が解いた謎 光を描く 印象派展」へゆく。
この天候では入館者も少なく、ゆっくりと観覧できるだろうと狙っていきました。
私の印象派展の印象は「鑑識による科学的調査」という感じでした。サスペンスです。土曜ワイドミステリーです。
微に入り(美に入り)細に渡って(差異に渡って)の検証はミクロ的視点に入りすぎて、絵の内容や作家個人の創造性から少し離れてしまっているように思いました。それは絵を見ていない、別なところへ連れ去られた展覧会だ、という印象です。肉眼よりもレンズや放射線を介した視線であり、見えたものの分析はアリバイのような事実の積み重ねでした。
展示している作品内容も「絵画展」としては地味目なものが多いようでした。まぁ総花的なものよりも逆に展覧会の意図が絞り込めていいのですが、期待はずれな感じもしかねません。
ゴッホとルノワールとモネとスーラあたりがビックネーム。でも彼らの作品の中でも絵的にはマイナーなものばかりが集っています。でも「こんな絵も描いていたのか」という驚きの感想もあります。その意味では絵描きの生活の実像がかいま見れる。それは創造の秘密というよりも画家個人の生活者であるという当時の現実をかいま見せる展覧会であり、そこは巨匠がもっと身近に感じることのできる意義ある部分が詰まっているように思う。買ったキャンバスの店や描いた絵の上にまた別な絵を描く(ギャンバス代の節約か)というのは学生時代に周囲で普通にあったことと共通することでもある。当然といえばそうなのだが、雲の上のような超越したところにあるような作家のマナの顔がかいま見れる。しかしエックス線恐るべし、です。

モネの「睡蓮」が8月28日まで展示されていたそうです。見られずに残念でした。
印象派のスタートが日本での江戸時代末から明治維新ということも、絵を前にしてみると改めて考えさせられます。新しい表現の革新性は歴史上いつも最初は逆風の中であるということ。最初はパトロンや一部の愛好者の応援や援護や贔屓があっただろうと思うと、複雑な人間関係をも考えさせられます。
今ではすっかり当たり前になった印象派の表現、時代の革新的な手法が同時代の哲学や産業や風俗や技術革新と連動して生まれ、次のものへより次のものへと何度も脱皮して今に至っている連続性を思います。
現在の(嘲笑を誘いながらも?)次を開拓している新しい表現手法はなんだろうか。
と考えても、なかなかそんなことは簡単には見えないようになっているのがこの時代なのかなぁ〜と、帰りの雨の中で思い巡らしていましたら、その通い慣れた道で迷いました。







にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 青森(市)情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
[PR]

by aura-21 | 2011-09-21 22:22 | 展覧会
2011年 09月 20日

彼岸 展覧会告知

c0156162_12435690.jpg


10時を過ぎて和菓子の坂本に行ったら彼岸団子もおはぎも売切れていた。
いつもなら真っ先に売り切れる「豆大福」がまだあったので10個買ってきて仏壇にあげる。

あげた後にはお茶と一緒に。これが昼食。




今日も青森は雨です。
花巻市東和町土沢の「まちかど美術館 アート@つちざわ」の展示搬入も15日からは始まっているのでしょうか。
現地の天候をふまえて作業できる日を選び行きたいと思っています。展示場所が屋外なのであまり大雨は困るのですが、それも展示し終えたら雨だろうと雪だろうと もうしょうがありません。
屋外に展示する版画というのを前回に引き続き考えています。

c0156162_2115235.jpg

今日もまたそのための木版の摺りを続けました。
これだけだと何がなんだか解りませんね。
私にもどうなるのか解りません。
現場での展示の仕方で変わります。
何度か現場での試行錯誤の必要を感じています。





来月 さいたま市の「アートプレイス K」で開催されるグループ展 「版」の案内状が届きました。

画廊企画 グループ展 2011 Vol.3「版」
c0156162_22552585.jpg

浅野彌弦 安樂光海 岡崎詩をり 加藤 正 田神光季 中根秀夫 橋本尚恣

2011年 10月7日(金) 〜 16日(日)
11:00 - 18:00 (土・日曜日:13:00 - 19:00)  最終日18:00まで
12(水)・13(木)休廊

アートプレイス K
〒330-0074 埼玉県さいたま市浦和区北浦和 1-14-11越谷ビル2F
TEL. & FAX. 048-825-1700





にほんブログ村 美術ブログ 版画へ
にほんブログ村

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
[PR]

by aura-21 | 2011-09-20 22:22 | 展覧会
2011年 09月 19日

車がない

敬老の日。
この区域の中学校で敬老会があるというので送ってゆく。
学校のトイレには和式しかないことが老人には苦痛という。
だから受付で記念品だけもらって帰ってくるという母。
玄関前でそのまま数分待っていた。
休日出校の生徒達が玄関前の階段で来る老人を優しく介護している。
生徒会かな。なんだか眩しいね。

ネットで母の「杖」を注文する。


アマゾンから届く宅配。本とCD。坂本美雨の「HATSUKOI」
c0156162_13184576.jpg

「Ring of tales」が気持ちいい。



昼過ぎから小雨の中を車であちこち。
注文した杖の代金を早速に銀行から振込んでから「サンロード青森」へ。
駐車場も休日で混んでいる。いつも停める階には空きがなく、そのひとつ上の階に車を停めて「百均」をうろつく。「何を買いに来たんだっけ?」買いたいモノがあって来たはずがちょっと思い出せなくなってしまう。棚を回遊しているうちに思い出すかな、と思ったがなかなかでてこない。不必要なものにばかり眼がいって買ってしまいそうだ。
そうそう版画に関係したもの「クッキングシート」だった。購入。
木版の摺りでパレンの当て紙にちょうどいい滑りと厚さ。
7月の鈴木吐志哉氏ワークショップの際に教えてもらった技です。

その後に1階のスーパーで食料を買って小一時間。
駐車場に戻ったら、、ぁらあ〜、、、、私の車が、ががが、、、ない!
焦る、、、、盗まれた?のかぁあ??
置いた場所を間違えた? しかしいくら広い駐車スペースとはいえ、間違える程に自分は耄碌していないはずだが???ここに違いない(と思う)。おろおろして車のキーのリモコンを何度も押してみるが周囲で反応する車両がない。置いた筈の場所には大きな黒いワンボックスカーが停まっている。階を間違えたのか? でも周囲の構造も同じだ。この列の一番端っこの柱の隣に置いた記憶に自信がある。
やばい、、、、、
車内に残した鞄にはカード類と一緒に車のスペアーキーも入れていたような、、、鍵をかけ忘れて鞄を漁られたのか? 自分は手提げ袋に携帯と財布だけを持って車を離れたのだ。、、、どうしよう。ぐるぐると心配事が頭の中で回転する。まずはここの警備の人に連絡しないと、、、と1階のインフォメーションセンターへ。
急ぐ時に限って下りのエレベーター前にベビーカーを押した夫婦が待っていて同乗、次の階でベビーカーに手こずりながら降りてゆく。ドアの開スイッチを押してあげて降りるのを待つ。
その間も、先日職質された警官のことを思いだし、彼らの犯人追及の捜査力に頼る気持ちになってみたり、車窃盗集団の巧妙な技で車は既に使えそうな部品は全てはずされ山林の人気のない所に打ち捨てられてるんじゃないと、妄想が垂れ流れるに任せて。て。て。て。あぁ、膝がガクガクしてきた。
1階のエスカレーター横のインフォメーションセンターにいる2名の女性に
「駐車場で車がなくなったんですけど、、」と言って驚かれる。
「でも、私の記憶違いかもしれないんですけど、、」と記憶の弱気。
車種とナンバーを話している間に警備の方が一人来てくれて駐車場へ向う。
百均の所から階段で上がって、そこのドアから緩やかなスロープを登ったフロアーに置いたのですが、、、一緒に行ってもらって、そのフロアーに行ったら、、、
あれっ、、、、在る!、、、なんで?
さっきと同じフロアーの風景なのに手品のように大型ワンボックスカーが今度は消えて、代わりに自分の小さな車がある、、、のだ。これはまさしく手品だ手品だ、、、イリュージョ〜ンだぁ〜。
普段には停めない場所に駐車すると場所の感覚が狂ってくるのか。そしてそこへの行き方を間違えるとますます空間感覚が誤作動して勘違いするようなのだ。(言い訳がましい)
「よかった」と安堵したのと同時に警備の人に「すみません、ありました」と面目なし。
その警備の人も慣れているのか、ニコニコして自分の部署に戻って行った。
老人性の行動だ。もう車があってよかったことよりも、自分の加齢と脳の誤作動に、自分で自分が信じられなくなってきた。まずい。。。。っす。


ドンキホーテとイトヨへ廻る。ここも駐車スペースが混んでいて空きがない。何台もが周回して空くのを待っている。青天井の駐車場だから階層を間違えることはないだろう。しっかりキーだけはかけ忘れないように、などと自戒。
ドンキで詰め替えのシャンプーとヨーグルトなどを買う。
向いのイトヨのケンタでチキン。

雨の連休最終日。
ヒヤッとして、ホッとして、トホホと自分に呆れて帰る。





夕食後にも木版を摺る。








にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
[PR]

by aura-21 | 2011-09-19 22:55 |
2011年 09月 18日

すりすりすり

木版を摺っている。何百枚摺らなきゃならないのかなぁ、、、、


c0156162_2330374.jpg



絵なのか文字なのか、、、、さてっ、、、、、????






にほんブログ村 美術ブログ 版画へ
にほんブログ村

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
[PR]

by aura-21 | 2011-09-18 23:55 | 版画
2011年 09月 17日

厳重注意

早朝4時半ころか、長い揺れに目が覚めた。
また地震だ。しばらくぶりの大きく長い揺れ。ラジオを付けると震源は岩手の内陸のようだ。
昨日逢った戸村さんはじめ 多くの友人が住む盛岡。心配。



10時前。母を眼科へ送り、待つ間にN川河口へ行って車を停め、途中で買ってきたコンビニのカフェラテを車内で飲んでいた。
助手席側の窓から陸奥湾ののどかな海がみえる。
この場所は借りている倉庫と川を挟んで対岸にあたり、この道をもう少し先へ行くと漁船などが停泊した小さな港がある。海産物の加工所もあるようだ。

しばらくすると私の右側をパトカーが港の方へゆっくりと走り去った。パトロールか。しばらくして戻ってきたそのパトカーが私の車の近くで止まった。その中から厚い胸板のベストの重装備な県警察官3名が降りてきて私の方へと近づく。
「すいません。ちょっといいですか」と職務質問が始まった。
海と反対側の空き地には古タイヤや不燃ゴミが山積みになっている。

c0156162_23393776.jpg

土地所有者が仕事でタイヤを大量に置いているのだろうか。しかしその側に不法投棄の「警告」という立て札がみえる。その立て札を指して「ここに不法でゴミを捨ててゆく人がいるので、、、」と警邏目的を言いながら「ちょっとお車の中を拝見していいですか」
と、降りた3人の中のリーダー格の若い警官が言う。
わたしは不法投棄にここへ来たわけでもないし、車内にゴミも隠し持っていない。まぁ車内は汚いけれど。
簡単にササッと見て終わるのだろうと思って軽く了承する。
パトカーを運転していたもうひとりの警官だけは車から降りずそのまま私の車の後ろにパトカーを廻して停めた。
「降りてもらえますか」と言われて車を降りる私。
お仕事は? に「絵を描いています」と苦笑しながら答え、、これって仕事になっているかなぁ、、と口には出さずにそっと思う。
「海の風景などを描くのにここへ見に来てるんですか?」
「…いえ、私は抽象なので…」なんだかとんちんかんな受け答え。

「ちょっと服の上から触っていいですか」とその警官リーダー。
「最近ナイフを隠し持っている人がいるので」
なんか厭な感じである。最初はゴミの不法投棄で始まった話が変化してきている。
ぼんやり海を見ていただけの私には別にやましいことはないのだが。イヤな感じである。
何らかの先入観で対処されているようだし、その先入観には個人を越えた組織的な威圧感を感じる。

「どうぞ」と両手を拡げてみせる。

私の風体は異様かなぁ?  或はちょっとユニーク?、、、といえば良心的な見解か。
まぁ自由業なので着の身着のままだ。膝の穴を継ぎ当てしたジーパンに上は作務衣である。その作務衣も左肩だけ古い藍染めの刺し子の布を当てている。友人の骨董屋で買った古布である。髪の毛はもう7年くらい切らずに伸ばしている。きっと県内の50代男性の中では2番目くらいに長く伸ばして(一番目が誰かは知らないけれど)そしてヒゲヅラに眼鏡である。
一言で言うと「怪しいだろうな」というのは自分でも分っているのだが、実際に警察官3人に囲まれて職質されると、その風貌に社会通念上の役割のようなものが付与されてくる。
わたしはモノ作りのひとりとして制作を介して「先入観」とか「固定観念」とか「差別」といか「偏見」と密かに戦っているつもりである。ここでも自身の容姿から何かを決めつけられ探られるのは解せないが極力彼らに協力しているつもりだ。まぁ、ここで事を荒立てる理由もないし、むしろ早く終わってほしいという諦めムード。ここで断ったり拒否したりすると公務執行妨害とか言われて待機しているあのパトカーの後部座席に警官に挟まれて乗ることになるのかなぁ、、これは想像www

「車内も拝見していいですか」その物言いは至って礼儀正しくしようと勤めているふうである。
「了解を頂けないと後から何かなくなってもいけないので」と話す。
たいしたものは載せていない。まして見られてまずいものもない。どうぞ
ハッチバックを開ける。私が開けるのを待ってからそのリーダー格の警官がひとり覗く。あとの2名はまだ成り立ての警官だろうか。ひとりはメモをとりながら。もうひとりは黙って立って見ている。こうした場合のチームの役割分担があるようだ。若手の実地教習もあるのだろうか? 私はちょうどいいパトロールの研修マルタイであり、あわよくば彼らにとって何か成果を産むモルモットだろうか。

後部には2つの書類鞄が載せたままである。だらしない。
「鞄を開けていいですか」と言われ。断る理由もない。
私宛の大型封筒なども入っていてその宛名をみて「橋本さんですか」と訊く。…はい、私です。
まぁ、困るものもないだろうな、、、と思っていたら、荷物をかき分けて折りたたみ後部シートの隙間に嵌まり込むようにあった30cm程の長さのバールを見つけた。
「これはあなたのですか?」と車から持ち出した。…はい。
何をするために積んでいるのか?と訝しがられる。
この冬に何度もスタックして動けなかった時があり、氷を割るために載せた、、、とおぼろげな記憶しかない。いたってあやふやなのだ。
「これはシャッターやドアをこじ開ける機能があるものですね」
(はぁ? 私がそんなことをするように見えるのか?、、、)
警官の語気が急に強く聞こえる。泥棒する道具になるという指摘に驚いた。
道具はその持ち主の意志によりその機能が生まれる。決めつけるような判断(判断と言えるのか?)だ。「主なき鎚」Le marteau sans maître という語彙が浮かぶ。
証拠物件を見つけて勢いづいた警官はそのバールを手にとり
「これは記録させてもらいます」
とパトカーの方へ持ってゆく。最近の鋼鉄製のしなやかなバールではなく、工事業だった父の道具箱にあったもの。錆びた鉄の棒だ。この不格好で使い勝手の悪い代物は釘の頭も引っ掛からないだろう。確かに凶器と呼べそうだが、道具は持ち主によって意味が生まれる、、、とは思っても警官にはそんなことは関係なさそうだ。
私がこのバールを使って他人の家のシャターやドアを壊してこじ開ける人間と決めつけられたなんて、想像もしていなかった。性善説と性悪説というのがあるが、彼らは性悪説に従って行動しているのだろう。性善説で行動し事件を解決するのは純情派とか人情派とかテレビの中だけのこと。
不法投棄の看板から始まった持ち物検査は簡単に済まない方向へ行く。

助手席の鞄も開けられて覗かれた。もちろん見られて困るようなものはない。先を尖らせた鉛筆だって相手に突き立てれば立派な凶器だろうが、そういう方向への想像は私だけのようだ。ペンケースの中にはカッターも入っているのだがそちらは見ていないでモルスキンの厚いカバーのノートの方に関心が向いたようで鞄から取り出していた。さすがに書かれたノートの中までは拡げない。

免許証を見せて下さい。
バール1本でもう犯罪の証拠は見つかったのか。言いなり状態。オレは何もやってない!
「今回、このようなバールが発見されたので『厳重注意』ということで」と言われて何か賞罰の項目に×でも付けられるのだろうか? 前科1犯となったのか、、、と、トホホ気分。そして厭な気分。
どんどん犯罪者に仕立てられてゆくようだ。これだと世に聞く「冤罪」というのも簡単に押しつけられそうだ。性悪説という偏りを持った集団であるといえなくもない。
「靴の裏側を見せてください」に一瞬「?」
先ほどからメモ担当の新米っぽい警官が私の靴底を簡単にスケッチしている。あまりに簡単すぎて「それではデータにならないだろうな」と気の毒になるが、、これもすべて研修コースの段取りポーズだろうか?『お前の足跡はこっちでしっかり記録したからな、、、』的な。
『犯行現場に残された靴跡にあなたの靴跡(刑事ドラマでみたが「ゲソコン」というらしい)がフィットしたらすぐ逮捕に伺います、、、的な。
「サイズはいくつですか?」という質問に何故だかオドオドと答えている自分が哀しい。これでは簡単に犯罪者に仕立てられそうな空気。
事を荒らだてないのが信条である。
しかしこの調子だと本当に「えん罪」に巻き込まれかねない私であるな、とつくづく想像してしまう。

まぁ、、、厳重注意だ。、、、が、、厳重注意って何だ?

3人の警官に取り巻かれて職質にあっている間も、そばをゆっくりと通り過ぎる車から私よりも怪しそうなおっさんが好奇の眼をこちらに向けている。私の姿は逮捕寸前の泥棒状態。世間の眼に晒されて嫌になるよ。警官のそのむこうに色眼鏡な世間の眼がある。何が色眼鏡なのか?それは分らないが、何かの基準、それが正義の司法なのかもよくワカラナイけれど、そういったものは自分がどちらに味方するかで変わってくる。
「追跡!青森県警24時」のテレビ番組を見ていると、どっちを応援しているのか、自分。
悪は許さない的な正義感に溢れたナレーションに知らず知らず細かない経緯をすっ飛ばして警察の応援席から見ている。


私が泥棒か傷害の被害者になった場合には、彼ら警官の捜査に「どんな手を使っても犯人探して仇を取って下さい」と思ってしまうが、逆に犯人であるかのような眼で身体検査や職務質問される側になると、「厭〜なもの」だ。
当方の身が潔白であっても、何かが出たら追求され記録されるのだ。
今回は忘れてて載せっぱなし(横着者です)だったバール1本から厳重注意された。
しかし職務質問した以上は「成果なしには絶対に終わらせない」という感じが、ないわけでもないのではないか?

まぁ、私は身ぐるみを剥がされたような感覚になって、彼らの引き揚げた路上にぽつんと取り残された。近所のおっさんが一人、遠巻きに「連行されなかった」のを残念そうに見ている、、、ように感じるのは何だろう。

まぁ、とにかく「頑張れ!! 青森県警!」である。






病院で母をピックアップして駅前方面の眼鏡店へ。
眼鏡の処方箋をかいてもらった母に付合い。眼鏡を作る1時間ほどの間に昼食。チャンドラ2階へ。
私の格好は職質された時と変わらない怪しい普段着。チャンドラ店内ではピアノの生演奏中。
フロアースタッフもスーツにネクタイ。その格好はお客よりも品があって、なんだかこちらは哀しいよ。店を選び間違えたかな。ランチを注文。

眼鏡店へ戻る。母と店員の応対中に店内をプラプラ見て歩いて気になった眼鏡フレームを発見。また丸いめがね。
レンズも入れて作ってもらうことにした。そこからまた1時間ほどの待ち時間。


駅前広場の「B-1グランプリ」のサテライト会場でtさんが着ぐるみで出没する情報を聞いていて行ってみた。小雨がぱらつきだしてちょっと悲しい天候状態。そしてtさんも見つけられず。まだ早かったのかな。
美味そうなB-1料理のブースが列ぶ。ランチ後でお腹いっぱい状態で食えない。残念だ。


アウガの図書館へ。
エレベータから流れるアナウンス「五階です」が「誤解です」に聞こえる。
それは警察に向っての我が内なる声だ、、、まだ引きずっている。トラウマか。


眼鏡店へ戻り新しい眼鏡をかけても、見えてる世間はそんなに変化ない。
世間は変わらず、かけている眼鏡でピントが合い少しは色付けられるとはいうものの、昨今は世界観や人生観が突如変わるようなことが連続しているこの日本。しっかり真実をみるために視界も視力も調整しておく必要がある。




夜、木版の摺り。何百枚か。






にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
[PR]

by aura-21 | 2011-09-17 22:22 | 雑感