AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2001年 02月 10日

ゐっぱだだ

今日もよく雪が降る。午後から「青森文化ゐぱだだ会議」を見に青森観光物産館アスパムへ久しぶりにバスで行く。昨年開催された「青森文化デザイン会議2000 雪ねぶた」の続編(ポストデザイン会議)として青森青年会議所、商工会議所が中心に今年も青森文化の紹介セッションと雪の中で遊ぼうという企画だろうか。
13:30からの開会に1時間遅れて入る。すでにセッション「ゐぱだだ-区別と差別」と題して伊奈かっぺい氏のトークと山上 進氏の津軽三味線演奏は始まっていた。今日の雪で東京からのゲストは青森上空を三度旋回してから羽田に引き返したそうだ。当初ゲストの急な変更であわただしかったらしい。17:30からは「冬ねぶた」。屋外、雪の降る中のステージ上で太鼓と笛の演奏や創作ダンス、高田獅子踊り。小型ネブタ1台が運行。色を付けずに墨描きだけのネブタは制作途中では見ているがこうして台上げして出たものは初めて見る。地元商工会議所は新しい観光としてネブタを夏だけのものではなくなんとか冬にも定着させたいのだろうか。ちょうど来青中のミュージシャン喜多郎氏も飛び入りで紹介されステージ上へ。笛に合わせて即興で太鼓を叩く。ネブタのリズムとはまた違ったテンポが面白く聞こえた。明日もセッションがある。2日通し券1000円にはこの屋外での暖まる蕎麦とホットドリンク代が込み。
 ※「ゐぱだだ」あるいは「ゐっぱだだ」という青森の方言は「変った」「変な」「異様な」という意味がある。
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# by aura-21 | 2001-02-10 12:12
2001年 02月 09日

教室 図書館

…快晴…いまのところは…
版画教室。天気が良いと仕事場も暖かいので助かる。腐食溶液の調子も気温で随分違う。やっぱり寒く液温が低いと反応も鈍い。溶液を入れたバットの下からベニヤと金属の台越しに電熱器ですこし温める。うっかりすると溶液からすこし湯気がでるので注意してやる。バットのそばでは換気扇を回している。
昨年から作りかけてるものと今年に版を用意したものとが机の上に拡がっている。どれから完成するだろうか? 多分〆きりの近いモノから。 教室にきているAさんと雑談しながら眼と手はそれぞれ自分の仕事に向かっている。今日来ている人は銅版画に慣れている人だから不必要な制作指導みたいなことはもう言わない。版画制作のためのレンタル作業場…という感じ。


夕方から青森市民図書館へ図書の返却。週末はこのAUGA(アウガ)も駐車場が混み合うようだが今日はまだソウでもない。また3冊借りる。小説とエッセイ。地下の魚菜市場をみる。駅前の魚菜市場の時のお店で知ったお店もこちらに移っていた。夕食用にハタハタを買う。
しばらく来てなかったARIAで青森市所蔵作品展No.4「津軽を描く」を見る。古びた感じのタイトルの付け方かもしれないが、確かに今程にステレオタイプな「津軽」を単純記号化してしまう以前の作家の裸眼で見た対象が温かく描かれている。今じゃネブタ祭も津軽の風景も色彩や構図までもが何処かで見たことあるような同じような絵を見せられてしまいかねないですからね…。
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# by aura-21 | 2001-02-09 12:12
2001年 02月 08日

版画中 シャガール

昨日今日と版画作り。序々に調子づいてきたかな…? 危ないような気もする…。
外出も怠けもしないでこうして仕事机に向かう自分を我ながら?感心している。これが続くと良いんだけどね。いつものように下描きなしで銅板にニードルを入れて始める。すこしつづぼやけてはいるが構図が見えてくる。…が、今までに描いたものに似てくるのが気に入らない。自分はもっと別な局面に追い込みたいのにな。焦っているのか? まずは眼の前に見えていることをもっと注意深く覗き込もう。どうしても変える必要があればそれからでもいいかもしれない…。得手なものに安住するようなこと、止めよう。



1980年7月に見たシャガール展のカタログを出してきて眺めていたらその扉にシャガールの言葉…


私の絵のなかには、お伽話もなければ、寓話もなく、民話もない。私は「幻想」とか「象徴」という言葉には反対である。われわれの内部の世界は、すべて現実であり、おそらくは、目に見える世界よりも、もっと現実的である。非論理的に見えるものをすべて、幻想とかお伽話と呼ぶことは、自然を理解していないことを認めることにほかならない。…
  (郷愁に生き 愛を讃う 巨匠シャガール展カタログより 1980 読売新聞社)



幻想や象徴の烙印をおしつけてしまいかねないシャガールの作風だがそのすべてが自分の故郷の香りや生まれた国の印象深い記憶としての牡牛、農場、鶏、田舎の建物だったようだ。生命という根本。図太いものがあるな〜。


横浜のプリントハウスOMの代表取締役であり刷り師である尾崎正志さんが仕事で来青していた。お会い出来ずで残念だった。
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# by aura-21 | 2001-02-08 01:48 | 版画
2001年 02月 07日

かうんと

アクセス・カウンターもおかげさまで今日中に1300 に到達しそう。感謝!
テレビやラジオで「インターネット」という言葉が流れない日はない。というか1 時間に10 回は聞こえてきそうな単語だ。日に数万回ものアクセスがある…というサイトもざらな中で恥ずかしい数字だが見てくれる方々に支えられて健闘させてもらっている…と思う。自分のことを書いているだけで情報とはいえない内容に気遅れもしているのですが…ありがとうございます。

絵を描くのに定年はないけれど旬はあるなぁ〜。
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# by aura-21 | 2001-02-07 01:40
2001年 02月 06日

銅版準備

版画用に銅板を切る。小さな切手程の大きさを5 枚程用意。まだ描く内容は決まっていない。先月中に描いていたキャンバスの絵は未だに完成をみていない。銅版画の方もスタートさせてみたが、気持ちの中で乱雑に作業が分散するだけかもしれない。自分は「怠け者」だとつくづく思う。いろんな勝手な構想は浮かぶのだがそれらを実際に形にしていかなければ意味がない。形にしていった時に初めて「構想にしか過ぎなかった」ということが判ることのほうが多い。…なんで、頭の中で描くとああも納まり良く素晴しい作品になりそうな思い込みを生むのだろう。いつも頭の中と目の前(手の先…だが、技術ではないだろう)とのギャップを埋めることが1番最初の問題になってる。

雪國にいると雪との付合い方は近所との付合い方ともいえます。おおいに関係しています。隣接してるとどうしても掻いた雪の置き場に困ってくる。隣の庭に雪を置かせてもらう…ことにもなる。だから雪國の人は心が寛いともいえる。自分のところに雪を投げ捨てられても「お互い様…」と寛容。(逆に非常にシビアな人もいることは否定できませんが。)雪片付けの労働は人の心情た考え方をそこに見える形で現します。次の大雪までその形を留めて残します。玄関前に雪道のない家は人の住んでる気配すら消してしまいます。雪は近所どうしの気持ちにいろいろと障害を落として春になると融け去ってしまうわけです。降らなければ見えなかった人間どうしのコミュニケーションを暴きたてるかのように。
雪國(とくに都市部)ではそんなことが毎日起っていそうです。だから肉体的疲労と同時に精神的疲労もそこでは起るのです。

夕方散髪。床屋の椅子はなんて座り心地がいいんだろう。無防備に体を投げ出し「やってもらう…」 気持ちいい。
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# by aura-21 | 2001-02-06 01:38 | 版画
2001年 02月 05日

困ったメール

う〜ん。絵を描いてる知人の娘(中学生かな?)からメール。もちろん会ったこともないのだが…お父さんのパソコンに私のアドレスがあったようだ。スキャナを買って嬉しくて画像添付したらしい。メールアドレスファイルからランダムに或いは間違って?私のところにも送信したんだろうね〜。これが圧縮していなかったようで2MBもあった。おまけに同じものを2回送信していた。プロバイダーからそれだけ受け取るのに1時間も接続…ひぇ〜〜〜。自分のHPも作ってるみたいで…なんだか自分が「変なおじさん」状態になりかねないが…ちょっと覗いてみた。自己紹介とか占いとか日記とか…なかなかバラエティ〜に飛んでるな〜。中学生のほうが抵抗なくパソコンの中へフリーパスだな。その父は多分こんなにもパソコンを利用していない…と思う。


インターネットはマス・メディアと言えるのだろうか?
重要度の幅というか深度の具合が過剰に寛大…なのかな。
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# by aura-21 | 2001-02-05 01:37 | パソコン
2001年 02月 04日

刈田さん

うちの銅版画教室に来て版画を続けていた刈田麻美子さん(版画集2/3)は昨年4月に青森を離れ実家の関東方面へ戻った。
その刈田さんが個展‘PRINT WORK INSTALLATION’をします。

2月 9日 〜 23 日  Gallery & Cafe Living Bar「CHIMENKANOYA」
東京都中野区江古田 4-11-2(西武新宿線 沼袋駅下車 新青梅街道 北)
Phone  03-3386-3910
営業時間が変則的 日月 13:00〜17:00/火水木 19:00〜24:00/金土13:00〜17:00,19:00〜24:00


今までは銅版画を自作や発注のアクリル小箱や鉄の台にパッケージング展示したものを幾つも並べるインスタレーションで見せてくれてました。今回はまたどういう形で見せてくれるのか。お近くの方は是非立ち寄っていただきたいです。
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# by aura-21 | 2001-02-04 01:35 | 個展