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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2004年 03月 12日

個展2日目

朝、快晴。日射し眩しい。すこし風もあり空気は寒々…。
個展会場へ。今日もみなさまご来場いただきありがとうございました。

朝日新聞 催し情報に拙作掲載していただき、ありがとうございます。
本日は東奥日報の取材もしていただきました。ありがとうございます。

今回の会場NOVITAは新町ストリートに面して大きなガラス張りで二階まで吹き抜けのスペース。私もその会場に合せた作品を作りシンプルに抑えた額装を心がけました。以前に他の会場で拙作の展示を見ていただいた方々には小品の展示かと思われた方々が多かったようですが、今回の作品の大きさと空間の関係に好感を持っていただいたようです。(普段の小さいものよりも)大きな作品のほうがいい…というご指摘もいただきました。日本的な和柄のイメージを持たれたり、モダンと評していただく方など様々にご講評いただきました。ありがとうございます。

版画作品ですがやはり空間を意識的に取り込んだインスタレーションであると思います。この空間があったから作れた作品群に違いはありません。版画といえども額装の内部での要素だけではなく見え方として会場全体の構造も関係付け取り入れることが重要と思います。

木村さま、高田さま、お酒をありがとうございます。
相馬さまお菓子をありがとうございます。



個展終了後、会場に来合わせたTさん(昨年の「空間実験室」担当)と「喫茶パオズ」へ向かう。20時よりac-sep公演♯2「兎と根ッコ」(作・演出 佐藤正道)というお芝居を見るため。「空間実験室」プレ・オープニング公演と重なるキャスト・スタッフメンバーによる喫茶店内をそのまま舞台とした公演。遅れて入り立ち見。客も40名以上はいただろうか。
ストーリー運びには常套手段をすこし裏切る部分もある停電という暗転効果。その暗転中に漏れ射し込むヘッドライトの動きは計算してもでない効果か…と、関係ないところに眼がゆく。

死んだ父親が死後のルールに逆らって?喫茶店マスターの息子に会いに来る…と言う筋。それを連れ戻す謎の女性は閻魔庁管理官?。実は男の元妻でマスターの母。そこにマスターの恋人や酔った友人がからむ。サブタイトル:不思議な待ち合わせしませんか?…なんだか待ちくたびれた気分になったのは公演を見ている観客かな。
客層も舞台上の世代も若いことが期待を持たせる。パオズの本当のマスター飯塚さんの若い表現者に応援する姿勢がどんどん若手を育ててる。場所を貸すこともそう。私も(NOVITA)森内さんに応援してもらっていることとそれは一緒。明日も同時刻・同喫茶店(パオズ)にて公演あり。

1時間程の公演後に外へ出ると店の前でタクシーと自転車の接触事故。パトカーが停まり歪んだ自転車と一緒に転んだままの人を介抱してるところへ救急車も到着する騒ぎ。

近くのタイ料理店で友達と話し込んでるかみさんと合流。私も遅れて食事。チャーハンが美味しかった。




「N.E.blood21 小島郁子展」を告知欄に。N.E.blood21は宮城県気仙沼市にあるリアス・アーク美術館における「東北を拠点として活躍する新世代作家」を紹介する企画シリーズ。小島さんは青森市内在住の作家。陶による立体作品(オブジェ)を制作。私は友人でもある彼女の作品のファンです。先週も東京での個展が終わったばかり。忙しいですね。期待しています!

by aura-21 | 2004-03-12 23:55


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