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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2004年 09月 07日

ヌーヴェルヴァーグ

雨、昼から陽が射すが午後に曇天からだんだん台風の予兆の強風。


青森市生涯学習推進委員会。
なんだか頭がぼ〜っとしてて話について行けない。台風接近の気圧の変化によるものか?(言訳)


18時から駅前アウガにて「アート公開講座 青森県立美術館ただいま建設中」
テーマ:映画・映像「美術館のヌーヴェルヴァーグ(新しい波)」
立木祥一郎氏(県文化振興課)による基調講演に続いて松尾孝子氏(あおもり映画祭実行委員会、委員長)三上雅通氏(なみおか映画祭ディレクター、弁護士)からそれぞれの取組みを伺う。「あおもり」は映画祭からインディーズを始めとした自主制作映画のコンペや紹介、美術・音楽などのイベント企画へと作り手の表現の拡がりのなかに「映画祭」を位置付けえる傾向を話す。昨年12月の見られなかった「クリコレ」(森内ビル)でのイベント(溶接パフォーマンスなど)を記録映像で見る。若手の表現力のパワーを感じた。県立美術館も多彩な表現手法への取組みを県ゆかりの作家 寺山修司の多彩ぶりになぞらえ、表現手法の核として機能させたいと話した立木氏の基調講演ともつながることか。
「なみおか」の取組は過去の映画ヘのオマージュ発見の喜びもときにあるような「映画にひたる・映画漬けになる」時間、史的映画の流れや連続して上映するテーマへ、国内では浪岡でしか見られない映画の発掘(外国からのフィルムの借出し)への意気込みにはじまり浪岡所有のフィルムを増やし他の映画メッカとのフィルムの貸し借りで浪岡の独自性を作りアピールしてゆく姿が。同じ時期に始まりながらも映画祭としてそれぞれが違う道を進む2つの個性に驚く。
立木氏の話に出てきた「映画に愛でられた土地」と青森県を評した蓮見重彦氏の言葉が本当らしく伝わってくる。

by aura-21 | 2004-09-07 22:22


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