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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2002年 08月 22日

森の惑星 動脈拍展

国際芸術センター青森へ、久しぶりに行く。
この夏の企画「森の惑星」も終盤戦。
創作棟ではファミリーワークショップ「創ってみよう、ネイチャー家具」の初日で夏休み中の子供達と親が一緒に家具(椅子)を作っている。明日からこの創作棟では「公開版画制作」も始まる。
私が行ったのはその準備素材の確認のため。グランドが残り少ないようだ。OMの尾崎さんに連絡して送っていただくようにする。





夕方5時過ぎに弘前へ。
8月25日まで開催の「ARTERY TEMPO 動脈拍 展」を見る。空き店舗としてある空間をこの展覧会会期中だけ「弘前現代美術館」として使い行なわれるグループ展。お盆中も開場し平日でも70人から、週末日曜には100人を越える入場者だそうだ。
森の惑星 動脈拍展_c0156162_22563662.jpg

ここでも「…対極的にあるべき美術館がないために現代美術の展覧会の内容が逆に見えてこないもどかしさがある…」というような事を聞く。つまり公的美術館があればその対極としてまだ価値観の決められていないこれからへのものとして「現在」の美術の状況が理解されえる現代美術もあるだろう。新しい歴史を作る事とも言える。既製の価値観に頼っている状況と既製を撃ち破ろうとする姿勢と。
個々の作品そのものよりも「集っている理由」から起こる疑問というのもある。その点に答えを見つけにくいもどかしさ。ここでも各自作家が個展の時とは別な形で浮上する問題が存在する。

Youtubeにて画像を発見


by aura-21 | 2002-08-22 23:55 | 展覧会


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