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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2010年 01月 04日

キャンプ 家族

雪。正月気分も萎える。

妹は今日の夕方でまた東京に帰る。もう彼女の日常はここにはない。
うまくその地で生き抜いて欲しいものだ。そうしなければいけない。
住んで日常を送るその都市にしっかりとした「居場所」を見つけれるかどうか。


居場所とはなんだろう。
その地で生きる事の意味はなんだろう、と思う。
例えば2〜3ヶ月の期間限定レジデンスは滞在というよりは観光であり視察で、あえて言えば「キャンプ」である。何もない場所に突然移動してその地に駐留する軍のキャンプに等しく思う。居場所や日常をその地から吸収するのは1年2年と住民票を移して住んでみなければ解らないことも多い。




さて、青森にある私の日常は帰る妹を交えて「回転寿し」へ行くことか。
その後一緒に養護ホームにいる90歳を過ぎた伯母を見舞う。
帰宅せず汽車の時間までお茶。
16時を過ぎると暗くなる。駅で妹だけ落として車を走らせ帰る。ホームまでの見送りもしない。駅前の普請中な状態だけが理由ではなく、もう改札やホームや車内にまで行って別れを惜しむ程には家族の感覚もクールになってきてるのだと思う。

by aura-21 | 2010-01-04 23:41 | 雑感


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