2004年 11月 12日
夕べは風が強かった。 朝食後に幸畑の熊野神社へ。神社の前に聳える銀杏の樹、ギンナンを拾ってくる。しかしその後とんでもないことに… 13時半に青森市生涯学習課から推進委員会についての説明で訪問される。 三つの部会に分けてそれぞれで意見を出し合うことになる。次回は18日に委員会あり。 …とんでもないこと…の続き。みなさんは銀杏の実の匂いをご存知だろうか? 拾った実はしっかり袋に包んで後ろの荷台に置いたのだが、如何せん、スーパーの買物袋ではちょっと弱かった。敷いていた何枚もの新聞を濡らしてギンナン液が車のクロスにまでしみ出してしまった。 よく車の芳香剤に果物やハーブの香りというのは聞くが「銀杏の実の香り」というのは聞かない…使いたくもないし…。 帰宅後に気付いてすぐにファブったのだが…車内の匂いはぜんぜん消えない…。 「匂い」ではなく「臭い」である。強烈である。 臭いは乗ってしばらく我慢していると鼻がバカになってきて少し感じなくなる。自分をダマしながら? 用事もあって 青森画廊へ。先日の三人展の芳名帳を記録のためお借りする。 「スタンプラリー」でもらえる景品の実物をみる。ほほ〜っ。「棟方志功生誕100年記念事業 記録集」のフォーラム「棟方志功を語る」はテープからの記録起こしで全文が載っている。 市民美術展示館では「教美展」。絵とか書とか写真とか県教職員(現役・OBで美術教師に限らず)の展覧会。ご高覧してのご意見とか言われてもこっちには何も浮かばない。何処に行こうとしている、何をしたい作品なのかよく解らない以上は何も言えないもの。表現とか作品とかはその実作者のねらいや方法と一緒にコンセプトを含めてしっかりと持っていないと、それについての意見だって口に出ない。そういったものがあまり感じられない作品が並ぶ。どこかでみたことありそうな「借りもののスタイル」が並んでいるだけだ。借りものというのはスタイル的に既成のものや「美術(や書道)らしさ」に迎合していることを指しているのだが。こうした場では自分のスタイルというか独自性を模索する人々よりもどこかに所属したい人々の集まりであり根本的にはやはり趣味的と言わざるをえない観。数人の知ってる人が幾らか特殊な感じに出展している。でもここに一緒に並べることの危険もあるだろうに…「付合い」ですかな。 額屋さんに寄って借金を払う…でもちょっぴりづつ。 夕方にかみさんを迎えにいって車内に消えずに残っているこの芳香剤?をかなり嫌がられ…途中で「降りる!」と、ごねられた。なだめすかして帰宅。尾を引いてその後ずっと機嫌わろし。 夜に雨。明日からの天気は悪化する予報。晴れたら車の窓もドアも全開で風通しよくして消臭したいのだが…何か善い手はないか?
by aura-21
| 2004-11-12 23:17
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