人気ブログランキング | 話題のタグを見る

AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

aura21.exblog.jp
ブログトップ
2004年 05月 13日

ジャパンクールマンガ

曇っているがわりと暖かい。
版画制作。すこし寒くなって薄手のフリースを着込んで作業する。

パリに住む美術家の佐藤 達さんよりメール。向うはまだ寒いそうだ。佐藤さんは4月後半から5月上旬までPUERTO-RICO大学からの招待でカリブでバカンスと制作をされていたそうだ…なんて羨ましい!
パリ大学で授業もお持ちの佐藤さん、7月には青森での個展準備の打合せで来青されるかも。お茶する約束を。佐藤さんは宮城の高校でマンガ研究会にも所属して、先輩に石ノ森章太郎、後輩に「アキラ」の大友克洋がいたそうだ。友人と一緒に描いた手づくり本を手塚治虫や石ノ森章太郎に送って評論してもらったこともあるそうだ…(へ〜)



実は私も高校時代に美術部とマン研と茶道部に所属…茶道部はほとんど幽霊部員だが…。マン研では2つ下の学年に成田美奈子(美名子)がいた。すごく絵が上手くて驚いた。美術部にも誘ったがマン研のほうが水を得た魚になれる場所だったんだろうな。

先日、盛岡のTさん(私の大学時代の先輩で50才を過ぎた…失礼!)とマンガの話になった。Tさん宅にあった士郎正宗のコミック「攻殻機動隊」1・2巻についてTさんは「読めない」「誌面を眼で追えない」と世代によってはもう一瞬で解読できない表現のあることを匂わせていた。我々が若かった世代と明らかに違うもの(もちろんこちら側の肉体や感覚の老いも否定できないが…)がそこらじゅうに在る現代なのだ。また1巻と2巻の絵柄のタッチの違い(CG画像)も影響しているようだ…とTさん。
私もそのマンガに眼をやって映画のようなコマ割りをみていた。現在上映中の「イノセンス」も興味あるところ。コミックも一度じっくりと読んでみようと思う。マンガも世代が進むと表現様式が変わる…とつくづく…当たり前か。




リンク集に「フランクなソザイ」を追記。
小さな赤い点滅の素材を使わせて頂きました。

by aura-21 | 2004-05-13 22:50


<< 退院 DVD      検索機能 >>