2004年 04月 17日
版画部屋の掃除。ここしばらくは物置き状態だった。 今日久しぶりに午後から教室に来るNちゃんとその友人のMさん(初)。ホコリまみれの部屋の掃除。作業の出来るように版と薬品と紙などの準備。忙しい。 製版、腐蝕、刷りまでの1過程を体験してもらう。アクアチントまでは出来なかった。もし興味あって次回も来られるのならばその時に…Mさん。 私は途中用事で30分ほど抜ける。かみさんの職場の人が先日の版画を気に入ってくれた。路上での受渡し…なんだか不法な感じも漂って…いないか、そんなカッコよくない。風が寒いし… 文字を書く。昔はノートや手帳に鉛筆やボールペンや万年筆で書いた。忘れた漢字は嘘字や当て字、時々辞書をひいて書いた。すこし昔はワープロで書いた。書けない漢字もスラスラ出てきて文面だけは文豪気分でいた。清書もボタンひとつで気分は書籍のように印刷されて出てきた。随分たくさんの文字列がプリントアウトされずにFDの中に落とされた。いつかヒノメヲミルだろうと暗闇にそっとしまいこまれて久しく、既にそのメディアを読み取る器材も壊れたままDCからDVDに移行しつつある。本人も気づけない深層心理のそのまた下に埋もれている。 こうしてネット上に拙文を不確かな自信過剰で以て露出する。読まれなければそれでもいい…と記録容量だけを食いつぶす。これも深い底に在ることに違いない。ただ軽はずみにひょいと誰かのPC上に急浮上しえるシステムが世界を被いつくしているだけである。 岩手県立美術館のK氏とメール交換。5月の個展で盛岡に行った時にお会いすることに。
by aura-21
| 2004-04-17 22:47
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