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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2011年 01月 02日

年賀状

年賀状を書く。


eメールやWebで年賀状を代用できると考えたのは前の卯年の時だから12年前か。
メルアド(携帯ではなくパソコンのメルアド)が周囲でも普及しパソコンや個人のWebサイトの乱立・群雄割拠が身近で目立ちだした頃と重なるように思う。
私も葉書としての年賀状というものが廃れ、替わって画像付きのeメールが隆盛すると思っていた。一度のクリックで登録した交遊緑に配信してくれる、、便利、、と信じていた。
今ではその確信も実際の使用頻度もピークを過ぎて、Webでの賀状挨拶に乗り変わった人はいると思うが、自分の周囲ではあまり盛り上がっていないように感じる。
まぁ、自分は乗り変われなかったことを実感しているだけか。


「年賀状は贈り物だと思う」と、郵政省から日本郵便に民営化された組織が掲げたコピーではないけれど、ペーパーレスから、やはり物質としての紙へ。その授受送付は別な意味や特別な意義を獲得しつつあるように思う。とうか、復権を祈る、、、時もある。
敷衍して版画。紙の復権にも通じるアートと印刷の間の「版画」の居場所。
やはり居場所はあったほうがいい。一時の流行で駆逐されても困ってしまう。

さて、年賀状。
昨年は年賀状の投函をさぼってしまった。
そのせいか今年届いた賀状は少ないものの、まだ「年賀状での交流」は受け取ると心に届くものがある。でも宛名や書面部分のパソコン印刷/フォント化はしっかり浸透してしまった。手書きが温い。


今年はなんとか再開して手書きの年賀状を描く作業の一日。
200枚準備した年賀はがきは余りそうだ。
都合でインクジェット専用の年賀はがき。吸水が違う。描きいいのか悪いのか、手応えが違うとだけ言っておきます。

今年はeメールや携帯メールで届いた「年賀状」はほとんど無い。
それは時勢なのか、元に戻ったのか、或は私個人に限ってのことなのか。
ワカラナイ。

by aura-21 | 2011-01-02 22:00 | 季節


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