2012年 05月 23日
仕事の手を止めて窓の外を見る。いつものように空の遠くで雲が奇妙な形で流れている。 いつも空を見上げて監視している訳ではないから、気づかない時にもっと奇跡的な表情をしてみせているかもしれない。しかし、だれにも見られないで形を変えていく。 空は自意識過剰に「見て見て見てっ」とも言わず何事もなく次の風に押し流され形を変える。 あえてキャプションを付ける程の形でもない今日の雲。どちらかと言えば「ふつう」に空と雲が街並の電線にトリミングされて在る。ただ在る。その普通なこと。 今日初めてで、今後にはきっと同じには現れない空の今日の仕事だろうか。 自分の仕事の順調さ、普通さはこの雲ほどの起伏を描いてはいないだろう。 見上げるように、明日に期待して窓を閉じる。 にほんブログ村
by aura-21
| 2012-05-23 23:23
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