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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2007年 05月 26日

弘前

午後から西日に向かって車を走らせ弘前へ。

harappa事務局にて「三上真嗣 個展」を見る。
三上さんは弘前市出身で現在 岩手大学で美術を専攻している。harappa企画で昨年2月にデネガ(弘前)で個展をされ私は二回目。
平面作品を展示。この日は壁に掛けた絵に向かって加筆中でした。その絵だけに加筆中だったのか、これから続けて他の絵も加筆してゆくのか…は聞きませんでしたが…会期が始まってもう1週間は過ぎているようですが…。
会場で作品に手を入れる場合とは…ライブペイントでもない限り…「持ち込んだ会場空間にどうしても合わず気に入らない」か「展示までに作品が完成していなかった」か「意図的に会場で描いて見せることも展示内容」か…でしょうか。大変そうです…。
イラストレーション的な傾向が前回のデネガの展示よりも強く感じる。尋ねると「そういうことを意識して描こうとしている」とのこと。
絵画としての独立性のようなことよりも、生活環境やその絵と暮らす風景に馴染む距離やサイズやマチエールや色相を選んでいるのだろうか。見る側にとって好きなら好きでその絵に意図を汲み取れる。もともと肯定も否定も見る人が勝手に決めればいいことなのかもしれない。どうも会場で加筆するのは不本意そうな顔色だったのだが。さて…。
強く図像(サイン)化されたものを狙った作品とも感じ見える。

スタッフのOさんとNさんとおしゃべり。(まぁ、ほとんどは私だけ喋ってました)

田中屋画廊へ。「さいとう天心 個展」
先月 急逝された弘前在住の木工作家の遺作展。もっとしんみりしたものかと想像していたが会場にいた若い方(ご子息か?)がその友人と話している会話ぶりは至って明るい。さいとう天心さんとは深く面識はない。弘前のクラフトマン関係者で偲ぶ会が行われたそうだ。
まだまだお若い方だったのに残念です。

帰路「たらポッキ温泉」で浴ってから帰る。

by aura-21 | 2007-05-26 22:10 | ART


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