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AURA版画工房 日誌部 「むげたほげ」

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2007年 01月 13日

ワークショップ

版画講座…まぁ ワークショップではいつものアルミの版画を刷る。

小学生のかわいい子供たち(それより幼い子供たちも)が11名、父兄もいれると20名程。
午前中は版画のお話をセンター学芸員の日沼さんに、その後はセンター周辺をスノーシューを履いて散策。
私はその間に創作棟で午後からの版画講座の準備をする。

「雪の声を聴く」は散策して感じた聴覚というかこの森の奥で生きているだろう動物や植物(精霊でもいい)など目に見えないものを感じるためにじっと耳を澄ましているような「動物の顔」を版画で作ろうというもの。きっと描かれた顔は自分の顔なんだと思う。
条件は「耳を大きく描いてね」ということだけ。
大きな耳と閉じられた瞳という表情を持つ顔は遠くの聞こえない声までも感じとる表情でいい感じ…かなぁ。

や〜忙しかったです。あちらこちらと体が3つは欲しかったですねぇ。
みんないい子たちです。


これは版画の街あおもり実行委員会の主催によるワークショップ。
今回初めてこの実行委員会と関わる(今回だけです)
委員会は様々な形で本市の版画と市民を繋げ、子供たちの未来に「版画」がすこしでも意味深く繋がり得れば…と地道に長期的展望でまた取り組みだしたのだろうか。その一環である事と(私は)認識している。
いろんなスタンスはあっていいと思う。国際芸術センター青森でも版画については館独自の取組をしている。要はそれぞれの取組が打ち消し合わずにタッグを組める所では組み、リンクできるところはすればいい。全員がこの実行員会に所属しなくていいだろう。組織に所属すると見えなくなるものも多いと思うしひとつの組織だけによる「版画」の独占はろくな事にならない。
ただこれだけだ。

by aura-21 | 2007-01-13 01:17


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