2005年 11月 09日
雪である。例年よりも10日以上も遅い雪だそうだが、もういらない…。 町おこしに利用出来るものは何でも利用するのだろう。 どこの街も以前の活気を失っている。そうした町が日本中にいっぱいあってどれも独自性を打ち出すことに四苦八苦する。 いままで独自性や個性の高揚をうたいながらも実際には誰もが似たような背比べで平和は維持できた社会があった。今更何を訴えるのか。個性や独自性なんてどこでも打ち出し始めている現在、もう独自だとか個性なんてどこにあるのだろう。誰かがちょっと成功した例に右倣いでみんなが同じ事を始めているようだ。これでどこもが成功したら苦労はしないだろうな。 悲しい言葉というのがある。 「ナウでヤング」はなぜ痛いのか。言葉には流行があるから。 専門用語はその筋の人たちにだけ解り通じる言葉である。 門外漢は使いたがり時にその外側にまで広がり流布する。 専門用語を使うとその筋の専門家になったような気分になるようだ。 銅版画は密室の制作作品。 キャンバスのように風景の中に持ち込んで描けるものでもない。 いつも密室の詩人である。
by aura-21
| 2005-11-09 23:56
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